竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!
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前回からの続きです。
4.協力者さんによるお花に調和した背景色選び
お花に調和した背景色は、昨年から協力いただいている協力者さんに色選びをお願いし、それを参考にして、竹下氏がCMYKの色の割合を調整します。
色を選びはテーブルに色見本カードを1枚1枚置き、背景を切り取ったお花を上に乗せて、調和する色を選んでいきます。
1つのお花に対し、2色の背景色候補を選んでもらい、CMYKの値を書き出します。
この候補を竹下氏が確認し、直観を元にCMYKの値を微調整します。
協力者さんが時間オーバーで候補を出せなかったものやあとから追加したお花の背景色は、竹下氏自らが色見本から色を取り出し、CMYKの値を割り出していきました。
5.竹下氏による背景色の決定
お花の背景色が決まった際、竹下氏にパソコン画面で途中経過を確認してもらいました。
全体のバランスをチェックしたあと、竹下氏が背景色を選びなおす場面がありました。
色見本をわずかな隙間で並べ、お花の切り抜きを手に持ち、調和する色をスルスル〜と選んでいきます。
色選びがあまりに早く、神業的な動きに見えました。
いくつかの候補をピックアップしたあと、選んだ色を1つ1つゆっくりと確認し、他の月とのバランスから1色が決まっていきます。
東洋医学セミナーを極めていくと、こういうことができるようになっていくのでしょう!
このような感受性が開花すると楽しいだろうなと思います!
なお、昨年の制作秘話で紹介したのですが、竹下氏から教えてもらった色選び、デザインのポイントを再掲載します。
ポイントは、目で見て判断するのではなく、体で感じること…!
調和したものを選ぶポイント
- 体が緩むものは、花が輝く。花がフワっとなる。3Dのように浮き上がっているように見える。
- 調和していると、いつ見ても調和している。反対に、見直したときに「あっていない」と感じる色の組み合わせは、そのときに一時的に脳のどこかが反応しただけで不調和のもの。
- 目が外回りする感覚。動物を見て笑顔になる時の目の感覚。
- 手がひっつくとか、他とは違う感覚になるものを探す。
- 「この中にありますか?」と身体に質問を投げかけ、体が緩むものが「Yes」。霊能者だったら「それ!」「この辺!」などと声が聞こえるかもしれないが、それ以外の人は体が緩む感覚を使う。
- ピヨちゃんマーラー(金色・放出)をつけて行うと、チャクラが開いた状態となるのでよいだろう。
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