Vol.41からの続きです。
外装が終わったので、この後は内装の記事になるのですが、その前にログづくり中のあれこれを書きたいと思います。
井戸の掘削
夏の暑い頃にボーリングをしてもらい、水が出るようになりました。
「地下水は、使えば使うほど出るようになるので、工事中にどんどん水を使ってください」と言われていました。
それからは現場に到着後、すぐに水を出すのが日課となりました。
来る日も来る日も水を出しました。しかし、水が出る量が少ない!
だいたい20分経つと、それ以降は水が出なくなります。さらにその翌日は、15分くらいで一滴も出なくなります。
秋を過ぎても、一向に水量が増えませんでした。
お風呂を始め、炊事、洗濯、トイレと考えると、1日に20分しかお水が使えないなんて、現実的ではありません!
掘削工事から4ヶ月ほど経った12月ごろ、ボーリング屋さんに現場に来てもらいました。
その結果、水脈と思っていたのは、石と石の割れ目に溜まっている水だろう、とのこと!だから、1度 空っぽになると水が出なくなり、貯まるのに時間がかかるのだと。
「近所を堀った経験では、あと◯m掘れば水が出ると思う」「出るまで掘るつもりだ」と聞き、延長して掘ってもらうことに決めました。
資金を残りの工事費に計画的に割り振っていたので、痛い追加料金です。
■ 水量が少ない場合の対処方法
水の出が少ない場合、水を使用しない間に貯水タンクに貯めておき、そのタンクから住居内に水をひっぱる方法があるそうです。
当初、ボーリング屋さんにはこの方法を勧められました。
ただ、井戸の知識が豊富な設備屋さんやボーリング経験のある友人によると、貯水タンクに太陽光があたると菌が繁殖しやすくなることや、タンク内の清掃作業時に菌が入り込むことがあるそうです。
せっかくの地下水!できれば新鮮なお水を使用したい!掘り進めれば出る可能性があるとわかったので、追加料金を払ってでも貯水タンクは使わないことを選びました。
水は出るのか?出ないのか?
追加の掘削が始まっても水は一向に出る気配がありません。
地下120mまで掘ったという日「地下150m以上は掘れないから、明日掘って水が出なかったら、もう無理です」と言われました!
延長すると決めたときに、最長が150mまでとは聞いていませんでした!
水が出なかったら、この後どうなるのか?
さらに、ボーリングにかけたお金はどうなるのか?
夫は「明日、水が出なかったら今後のことをボーリング屋さんと話し合う。明日まで様子をみよう」と冷静でした。
翌日、用事を済ませ、午後に現場に到着すると
「出ました!それも大量に!水が枯れることがなく出続けました」と報告を受けました!
もう諦めかけていたので、夫とはハイタッチをして喜びあいました!
ボーリング屋さんも「こんな記憶に残る仕事はなかなかない」と言い、安心されたようでした。
この日はクリスマス・イブ!
水の神様や母なる神様に感謝しました!(ボーリングの前に、ガヤトリー・マントラで「生活に使えるお水が出ますように」とお祈りをしていました!)
■ 失敗!
ボーリング屋さんに発注する前、水がでなかった場合のことを質問しましたが「この地域は出にくいけど、出ないと困るでしょ?出すんですよ!」と言われて、安心していました。水が出たからよかったものの、甘かったです!
高額なボーリング費用!
私たちのように水が出ないときに心配しなくていいように、もしもの場合の費用やその後の対応をしっかりと聞いておくことをオススメします!
実際に住んでみて
さて、引越しして1年半。水は1度も枯れることなく、美味しいお水が出ています!
水が使えることは、決して当たり前ではなく 非常にありがたいことだと実感しています。
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