シャンティ・フーラカレンダーの
たくさんのご注文をありがとうございます。
前回の製作秘話からの続きです。
カレンダーには、装飾を加えたタイプと、装飾がなくお花だけのシンプルなタイプの2種類があります。
今回は、装飾がどのように完成していくのか、その過程を紹介します。
竹下氏のアドバイスをもとに変化していった12月の装飾の様子をご覧ください。
12月の装飾案
12月のカレンダーは、かわいいパンジーと朱色の背景色が決まっています。
まず、4つの装飾案を作成し、竹下氏へ送りました。
しかし、この4案は不採用となったため、再度別の案を再考しました。それがこちらです。
その後、下の案に対し、竹下氏から次のアドバイスがありました。
『花が左右対称ではなく、捻じれ体癖のように歪みがあるので、左右の飾りは均等ではない方がバランスがとれると思います。』これは、デザインの上級者ならではのアイデアで、自分では全く思いつかない視点でした。左右が不均等なデザインは、バランスを取るのが難しく、統一感を保つのが大変なはずです。これまでほとんど試したことがありません。
試行錯誤を経て、完成した案がこちらです。
すると、竹下氏から「12月-10」の案に対し
『左右の装飾の明度が同じである必要はないので、変えたものをいくつか試してください。』とのアドバイスがありました。
しかし、残念ながら私がうまく色の調整を行うことができず、最終的に 竹下氏が直観で出した色の数値を教えてもらいました。調整後の画像がこちらです。
最終工程では、装飾のサイズや位置を細かく調整します。
竹下氏の直観で確認し、調整を加えた結果、装飾が完成しました。
Before・After
再度、最初のデザイン案から完成までを並べてご紹介します。
変更を重ね、最終的には美しくまとまりました。
お花がより一層輝いて見えます!
言葉とお花、そして調和の取れた色合いだけでも十分に美しいカレンダーですが、少し装飾が加わることで、華やかさが増すように感じます。
装飾ができた後は、竹下氏の言葉を抜粋し、推敲して配置します。
そして、スタッフ全員で5ヶ月以上かけて仕上げたカレンダーが完成します。
2025年も、この美しいカレンダーを大切な空間に飾っていただけると嬉しいです。
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ご案内
● 印刷物とパソコンやスマホの画面では、色の表現が異なります。このカレンダーは印刷したときに調和する色の組み合わせになっております。色の調和についてはカレンダーそのものでご確認ください。