Vol.12からの続きです。
造成のあとは、基礎工事です。
基礎工事の時に、上下水道の配管工事を一緒にやっておきたかったので、基礎工事前に関係者の方に集まってもらいました。
この土地は公共の上下水道がすぐ近くまできていたのですが、自己負担で引きのばすのは高額だったので、地下水(ボーリング)の工事と合併浄化槽の設置が必要でした。
合併浄化槽と敷地内の上下水道の配管工事は、独立したばかりの近所に住む設備屋さんにお願いしました。造成してくださった職人さんと知り合いの方で、工事がスムースに進みました。
ボーリングは、知り合いの不動産屋さんから紹介していただきました。
土木屋さん、設備屋さん、ボーリング屋さんが揃ったところで、ボーリングする場所、水を引き上げるポンプの設置場所、配管を通す場所、など1時間半ほど暑い中で話しあいました。
竹下氏のログハウスの基礎は、自ら石を積み上げた!というすごいお話しでしたよね!
我が家は、自分達で基礎を作るのは早々にあきらめ、業者さんにコンクリートの基礎を依頼しました。
その代わり、高めの布基礎にし、高低差がある関係で一部を除いては60cm以上の高さでお願いしました。コンクリートの強度も強いものを使ってくださいました。
土地に高低差があり、北側の土地は下がっていたので、基礎を高くすることになります。この部分は、強度の関係で他の場所より厚めの幅で仕上っていました。
将来、ウッドデッキを作るための土台も合わせてお願いしておきました。
土木屋さんは工事中の写真をこまめに撮ってくださり、週末にしか行けない私たちに工事の状況を教えてくださいました。
配管工事は、基礎工事中に職人さん同士でスケジュールを調整して進めてくださいました。
ログ材が届く前、夫は忙しくしていたので、設備屋さんにお願いして大正解でした!
配管の図面作成や資材購入、工事をやっていたら、ログ建築の開始時期が1ヶ月は遅れていたと思います。
ちょうど、この記事を書いている前日に、ほぼすべての配管が終わり、室内で水が使えるようになりました!
水漏れや凍結が起こらないようなさまざまな配慮、今後修理が必要になったときに困らないような準備など「プロってすごい!」と思う仕事ぶりでした。
基礎工事が終わり重機がなくなった真夏の暑い中、ボーリング工事が始まりました。
もともと「水が出にくい地域だ」と言われていたのですが、近所のボーリングもしたことがある業者さんだったので「なんとか水を出してください!」とお願いしました。
掘り始めて数日、地下78mのところで水が出たため工事が終わりました。
「水量が少ないため、どんどん水を出してみて欲しい。すると水量が増えることが多いから」と言われました。
ログ建築が始まり、2ヶ月ほど「増えるかも」と水を出し続けましたが・・・!うーん、水が・・・でない!
この時点では「地下水ってこんなもんなんだろう」と思い、お支払いをして工事終了となりました。
これで現場は準備完了!
ボーリングが終わった2週間後にログ材が届くように手配しました!
◆ お願い ◆
ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。