シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: 連載と寄稿

Vol.28 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~屋根の下地(1)~

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Vol.27からの続きです。

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屋根工事の前に、通しボルト

引用:ログハウスマガジン 2016年9月号

引用:ログハウスマガジン 2016年9月号

ログが積み上がった翌日から屋根工事です。
職人さんが次の現場へ行くのは1週間後。それまでの間で屋根工事をお願いしました。

と、その前に…通しボルトを通します。

ログ壁の最上段から最下段まで貫通している長いボルトで、家のあちらこちらに通します。 通しボルトは、鉄の棒で重たいです!

また長さも長いので、場所によっては非常に入れづらいところもありましたが、職人さんが重機などもうまく使って作業してくださいました。

ボルトの下はナットでしっかりと留めます。

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ログを積んでから数年間はログ壁が下がり、その下がった分だけ通しボルトのナットがゆるみます。

ログを積んで半年くらいで、かなりナットが緩んでいました。これでログ材が収縮しているのを実感!

ナットがゆるんでいると地震のときに通しボルトの効果が薄れてしまうそうで、気をつけています。

垂木の準備

屋根工事は 垂木(たるき)をかけることから始まります。

垂木は屋根の骨組みの部材の1つで、棟から軒先まで斜めに渡す木材です。垂木の上に野地板を張り、屋根下地となります。

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夫は屋根勾配と注文した屋根材の長さを考慮しながら、垂木の長さを計算していました。

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垂木は長く重い木材のため、木材の両端をカットするだけでも一仕事でした。

すべての垂木を同じ角度でカットするため、夫特製の分度器を使って鉛筆で線をひき、その線に沿ってカットしました。

このとき注文していた卓上丸ノコが届き、私でも木材を切られるようになりました。

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垂木の両端に夫と私が分かれ、カットしては横に置き、次の垂木の長さを測って、カットしては横に置き・・・という作業を暗くなるまで必死にやったことを覚えています。

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◆ちょっと失敗

垂木の長さで、軒下の長さも決まります。

南西の軒(一部分)は1mほど出しているので十分だと思っていたのですが、軒が地面から高い位置にあるのでもっと出しておいた方が良かったです。その方が横ぶりの雨でもログや窓サッシに当たりにくかったはず。

自分たちで作業をしていると設計後でも変更できるところは多いので、ログが積み上がった後、現場で軒の長さを考えてみたらよかったのかもしれません。
垂木の材を長めに注文していたのに短くカットしてしまい、ちょっともったいないことをしてしました。

この南西の部分は、日差しが強く、ログ壁に雨水が当たりやすいところなので、メンテナンスをこまめにしたいと思っています。

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Vol.27 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~ログ積み 2段目以降(3)~

ログハウス

Vol.26からの続きです。

ログ積み途中の雨対策

ログ材にはダボ穴・電気穴などがあけてあるので、できる限り積み上げ中のログ材が雨ざらしにならないようにと考えていました。
屋根ができるまでの雨対策用にと、家全体が覆える特大ブルーシートを事前に購入していました。1万円以上の高額ブルーシートです!

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雨予報の前日、いよいよ特大ブルーシートの登場予定だったのですが、非常に重たい。ログ全体へかけるだけでも重労働になりそうでした。

職人さん曰く、ブルーシートのくぼみに雨水がたまると重量があるので水を抜くことができなくなるかも、と。ブルーシートは小さいものをたくさん使う方が軽くて、使い勝手がよいそうです。確かに!

職人さんのアイデアで、小さめのブルーシートを各ログ材の上にかけ、ブルーシートが足りないところは、テープ付き養生シートをログ材の上に貼ることにしました。

雨が止んだ後に行ってみると、風で養生シートが剥がれているところもありましたが、費用も抑えられる なかなかいい方法でした!

季節も関係するかもしれませんが、屋根や窓がなく風通しのよい状態なので、ログの中に入りこんだ雨水は短期間で乾燥するようでした。

◆あっという間に、ログ積み完了!

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ログの積み上げ終盤では、10cm幅のログ材の上に職人さんが立ち、かけやで叩いてログ材を打ち込んでいました。
職人さんは身のこなしが軽やかで、あまり緊張をされていない様子でした。かっこいい職人さんたちです!

ログ材は大きな積み木をやっているような感じで、毎日 形が変化していき、どんどん家らしくなっていくので、日々 達成感のようなものがありました。職人さんたちも毎日のように「楽しい!」と言ってくださり、雨が降った日以外は休みなく働き続けましたが、疲労を吹き飛ばしながら作業ができました。

最後のログ材が積み上がったときは、感動的でした。

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ログ建築の醍醐味のひとつは、自分たちでもできるログ積みだと思います。 ひとりや家族でゆっくりと、または友人たちとワイワイ積み上げるのも、それぞれに良さがあるのだと思います。

私たちの場合は、職人さんに手伝ってもらえて良かったです。良かった点は、

・短期間でログ積みが終わったので、木材の痛みや歪みが少ない。

・応援の日当はかかっても、工期が短縮できるのでコストダウンできる部分もある。

・内装作業は思っている以上に時間がかかり大変だったので、ログ積みで気力を消耗していなくてよかった。

・職人さんから、今後の作業で役立つノウハウをいただいた。

できる限り早く建築を進めたい場合、ログ積みの部分だけでもログメーカーや職人さんに協力してもらうのはオススメです!

特に、力が必要な箇所や高所での作業は、職人さんひとりで素人 5〜10人分くらいの仕事をされるように感じました。

なお、ログ材を発注した木材加工会社さんから「このサイズのログなら、4人でやれば2週間で積み上げられますよ」と言われていました。 しかし、職人さんが加わってから 1週間で積み上がりました!夫と私は補佐係だったことを考えれば、職人さんがどれほど尽力してくれたのかがよくわかります。

もしも夫婦ふたりでログ積みをやっていたら、工期は3ヶ月、いや半年は伸びていたんじゃないかと想像します。

◆気づき

作っていく中でわかったのは・・・

日曜大工もしたことがなく、体力もない私たちがはじめて挑戦するログにしては、サイズが大きすぎました(苦笑)

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Vol.26 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~ログ積み 2段目以降(2)~

ログハウス

Vol.25からの続きです。

◆2回目の木材搬入

現場で木材を置くスペースが確保できないため、木材加工会社に注文した木材の搬入は2回に分けていました。1回目に送ってもらったのは、ほぼログ材だけでした。

職人さんたちが次の現場に行く前にログ積みが終わってしまいそうだったので、屋根も手伝ってもらうことにしました。
ログ積みが終わる前に、屋根材を搬入しておくよう 残りの木材を届けてもらうための手配に入りました。

前回、トラックから木材を降ろすためのクレーンの予約が大変だったのですが、今回は職人さんが予約をしてくださいました。(クレーン会社と付き合いがある職人さんだと予約が取れやすい!)

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また、道路使用許可証は、前回の申請時に「1ヶ月以内に2回 道路を使用する」と申請していたため、再申請は不要でした。

2回目の木材搬入時、ログがある程度 組みあがっていたので、木材を置く場所を確保しやすく、仕上げ材は雨に濡れにくい軒の下に入れるなどの工夫もできました。クレーン代金は2回分必要でしたが、作業効率や木材の保管場所などを考えると、私たちの現場では分納のメリットは大きかったです。

◆足場

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職人さんから室内に足場を組むために “根太(床板を支えるため、床の下に渡す横木)”を入れて欲しいと言われ、夫と私はその作業に入り、ログ積みは職人さんにすべて任せました。

慣れない大工仕事で、私は1本の根太をつけるだけで時間がかかりました。長い釘がなかなかまっすぐ打てず、結局 職人さんにも手伝ってもらう始末でした_| ̄|○

根太ができたところから、その上に合板を敷き、仮の床を作りました。

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ログ材が積み上がっていくと足場が必要になりますが、足場にお金がかけられないので2本の脚立を移動させながらやっていこうと考えていました。

しかし、職人さんがたくさんの脚立や足場板などを持ってきてくれました。知り合いの方達からも借りてきてくれたそうです。ログ建築中、その他にもたくさんの道具類を貸してくださいました。

職人さんは効率良く安全に動けるように、足場をきちんと整備してから作業に入るようにされていて、足場の大切さを教えてもらいました。

◆職人さんに感謝!

職人さんがこられてから、自分たちのペースとはまったく違うスピードで動くようになったので、毎日クタクタでした。夫婦ともに夜は眠いのに、体が痛すぎて何度も目を覚ますという経験をしました。朝起きても、疲労が抜けていなくて体中が痛かったです。
(ふたりとも手の薬指が「カクカクする」というよく分からない現象も起こりました。)

普段、体を動かしていない私たちだけと思いきや、職人さんも朝起きると体がバキバキで痛いとのことでした。重たいログ材を抱え、かけやで打ち込むというハードな仕事をやってくださっているからこそ。

仲の良いご兄弟は、言葉少ないのに阿吽の呼吸でログ材を積んでくださいました。日頃から一緒に仕事をしているおふたりだからこそ、スムーズに進んでいったように思います。
ログ積みは二人以上での作業が効率的ですが、もしも職人さんひとりだけに応援を頼んだら、素人の私たちとは体が違いすぎて、お互いに負担が大きかっただろうと思います。

さまざまな場面で、職人さんが臨機応変に、かつ協力的に対応をしてくださったことに大変感謝しています。

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Vol.25 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~ログ積み 2段目以降(1)~

ログハウス

連載休憩中でしたが今日から復活です!Vol.24からの続きです。

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急遽、職人のご兄弟おふたりに参加してもらってのログ積みが始まり、夫婦ふたりでのセルフビルドとは言えなくなりました。
ただ、職人さんに委託するのではなく、”応援(すべての責任は私たちにある)”として入ってもらいました。

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職人さんを迎えた初日の朝、ログ積みの手順や注意点をお伝えしました。

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・ログ材に貼ってある番号に従って、木と木が交互になるように積み上げていく。

・ログ材には、ダボ穴と電気穴、通しボルト用の穴があいている。

・ログ材を積み上げるごとに、ダボを入れて欲しい。

・ログ材の上にシーリングテープを貼る etc...

器用で大工仕事も詳しいおふたりなので、少しの説明だけでご理解され、すぐに作業がスタートしました。

◆ダボ

ログ材を1本積み上げるごとに、職人さんにはダボを忘れないように入れてもらいました。

引用:ログハウスマガジン 2016年9月号

引用:ログハウスマガジン 2016年9月号

ダボとは、横に積んでいるログ材同士を一体化させ、横ずれを防ぐためのものです。

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ダボの木材を、慣れない丸のこを使って決まった長さにカットするだけでも時間がかかりました。

◆役割分担

ログ材は見た目以上に重たくて、運ぶだけでも重労働です。重たいものは、40〜50Kgほどあると思われます。
私たち夫婦はふたりで1本の木材を運ぶことが多かったのですが、職人さんは長いものでも、ヒョイとひとりで肩に乗せて運ばれます。
素人の私たちと比べて、体力、筋力、体の使い方がまったく違いました。

1226x_10 ログ材の両端にあるノッチを、息の合ったご兄弟がかけや(大きな木製のかなづち)で叩いていきます。
叩くときの音がずしっと重たく、叩く回数が少ないのにログとログがどんどん噛み合っていきます。
職人さんがおられる間、何度「すごい!」と言ったか分かりません。

作業が進んでいくうちに、自然と役割分担が決まっていきました。

・職人さんは、ログ材を積み上げていく。ダボを打ちつけていく。
・夫は全体を眺めながら、ダボを切ったり、職人さんが必要なものを揃えていく。
・私は次に積み上げるログ材を探し、軽量なものは積み上げる近くへ並べる。
 ログ材にシーリングテープを貼る。

これまでの作業が嘘のように、すごいスピードでログが積み上がり始めました!

◆ お願い ◆

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【12月22日更新】 『最終回 子育て万華鏡 ~万華鏡~』を公開しました!

かんなままの子育て万華鏡

本日、かんなままの子育て万華鏡 第26回 『万華鏡』を公開しました!

いよいよ最終回です!

かんなまま様の想いがぎゅっと詰まった内容です。ぜひじっくりお読みください!!
かんなまま様の子育て経験が、必死で子育てに向き合っている多くのパパ、ママに届きますように。

あい∞んさんは、毎回 時間をかけ、心を込めて26回分の挿絵を描いてくださいました。最終回もあい∞んさんらしいキュートな挿絵です!

皆様からの温かいコメントに、かんなまま様、あい∞んさんも励まされたことと思います。
半年間、一緒に紙面を盛り上げてくださった皆様、お読みいただきました皆様、誠にありがとうございました。

◇ かんなままの子育て万華鏡 ◇

第 1回 私のこと
      :
第23回 怖いメディア漬け(小学生~中学生)
第24回 大いなる食の力
第25回 ベビーマッサージ
第26回 万華鏡 new!

毎週木曜日は「かんなままの子育て万華鏡」をぜひチェックしてください!

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