シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: 連載と寄稿

Vol.60 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~キッチン(1)~

Vol.59からの続きです。

システムキッチンの取り付け

キッチンの取り付けとカウンター部分の施工の記録です。

モデルルームで展示されていたシステムキッチンを格安で購入しました。

10個以上の段ボールが到着!

換気扇部分を除いては、設置作業は想像以上に簡単で、半日でできました。

1つ1つ固定して…

天板を乗せたらシステム一キッチンが一体化します!

キッチンの水道管の接続は、設備屋さんにお願いしました。
はじめて蛇口から水やお湯が出た時には、小さな感動がありました!

はじめてお湯が出たとき!

ガスの配管工事は、契約をしたプロパンガス屋さんが無料でしてくださいました。

なお、購入したシステムキッチンは都市ガス用のガスコンロがついていましたが、そのままでは使えないため、コンロの一部の部品をガス屋さんに交換してもらいました。(部品交換は有料でした)

◆ ちょっとひと工夫!

ちょうど内装工事を始めたころ、どこでもピヨちゃんシールが販売開始となりました!建築中の室内のいたるところに貼りました!

シンクの下に伸びる水道管にもペタリ!

新築時やリフォーム時に業者さんにお願いする時でも、ピヨちゃんシールなら透明なのでこっそり貼っておくこともできるかもしれませんね!

次回は換気扇の設置です!

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Vol.59 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~お風呂(4)~

Vol.58からの続きです。

お風呂の壁の仕上げ(タイル貼り)

壁の下の部分には、タイルを貼りました。
耐凍害性があり、200×200ミリと大きめのものです。

目地が少ない方が掃除がしやすいと考えて大きめのタイルにしましたが、タイル貼り初心者には小さいタイルの方が貼りやすいと後から知りました。

このタイルは表面がザラザラしていて掃除がしにくく、値段重視でタイルを選んだのは失敗だったかな。グレーで汚れが目立たないのはよかったです!

タイルを貼り付けた後、目地材を入れて、

タイル部分が完成しました!

◆ ちょっと失敗!

グレーのタイルの写真を載せていますが、実は最初に貼ったタイルは白でした!

白いタイルを貼り終わった直後、「耐凍害性」のないタイルだったことに気がつきました!(冬の凍結時などにひび割れる恐れがある。)

デザインとアウトレット価格が気に入って急いで注文したところ、うっかり耐凍害性を見落としていたのでした!

使えなかった、幻のタイル…!

残念ながら貼ったタイルは全て取り除きました。そのときほとんどが割れてしまい、他で使うこともできませんでした。

タイルを取り外した箇所を平らに直し、新しいタイルを貼ったのでした。

お風呂の壁の仕上げ(板張り)

浴室の上部は、ヒノキの無垢板(厚さ15ミリ)を張っていきます。
板材は、ログ材と一緒に木材加工会社に注文していました。

ヒノキの板を私が卓上丸ノコでカットして、夫が板張りをする、という繰り返しです。

浴槽に座った時に見える場所には節が少なめの綺麗な板を、そうではない場所は節が多めの板を張るようにしました。

天井も壁と同じヒノキの板で仕上げます。

板張りのあと、サンダーで磨き、リボスという天然素材のオイル塗料を2度塗りました。

シャワーの取り付けと配管接続

設備屋さんに浴槽の配管をつないでもらい、ユニットバス付属のシャワーやカランを取り付けたら完成です!

ユニットバスには、収納棚やタオルハンガー、鏡などが付属していましたが、そこに水滴が溜まって壁板が痛みやすくなるので、壁に取り付けたのはシャワーフックと電灯、給湯器のリモコンだけにしました。

住んでみた感想!

湿気が多いお風呂を板張りにするのは心配でしたが、住み始めて2年半経過した今でも、まったくヒノキの板は傷んでいません!ヒノキはやっぱり水に強いっ!

1年に1回程度、小さい黒カビができたところをサンダーで磨いて削り、オイル塗料を塗るようにしています。

現在の壁板の状態(使用期間 2年半)

浴室内には窓を2つ設け、どちらもドレーキップ(窓を内開き、そして上部を内側に倒しての2つの方法で開閉できる)にしたのはよかったです!

就寝中や外出時も窓の上部を開けておけるので、浴室はいつもカラッとしています!

そして、窓を閉めきっていると今でもヒノキのいい香りがします!

ユニットバスの組み立ては大変だと聞いていたのですが、ネットに情報が出ているし、初めてでもなんとかできるものでした!

自分たちで行うことで時間はかかりましたが、しっかり防水対策ができ、さらにコストを大幅に抑えることができました。
「はじめてにしては上出来!」と思える浴室になったと思います!

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Vol.58 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~お風呂(3)~

Vol.57からの続きです。


壁の下地

下地の壁を張る前に、給湯器のリモコンと電灯の場所に電気線のホースを準備しておきました。

壁の下地に、まず透湿防水シートを貼りました。タッカー(大きなホッチキス)で止めていきます。

その後、浴室の扉用の枠をつけました。
枠の周りは防水シート(グレーのシール)をぴっちり貼っています。

浴室内の壁はヒノキの板を張る予定だったので、ユニットバスに付属していた壁は使わない予定でしたが、水を通さない材質なのと処分が大変なので下地の1つとして利用しました。

ユニットバスの壁が足りなかった箇所は、厚みを合わせた木の板を張りました。

板の上に水を通さないアスファルトルーフィング(屋根下地の残ったもの)を張って、やっと下地が完成です!

浴槽と洗い場の設置

ユニットバスはネットオークションで展示品を安く購入できて助かりました!

ユニットバスの床と浴槽は、水平になっているかを何度も確認しながらいれました。

◆ ちょっと一工夫!

樹脂でできた洗い場の裏側は空洞だったので、ここに発泡スチロールを詰めました。冬の寒さが少しは軽減できるかも?!と考えたのです!

ホームセンターで購入した板の発泡スチロールをカットしてひたすら詰めました。

キィーキィーなる音が苦手っ!
これが建築中にもっとも辛い作業でした!

次回は、浴室の仕上げと実際に暮らしてみた感想です!

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Vol.57 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~お風呂(2)~

Vol.56からの続きです。


壁の下地の準備

次に壁の下地を準備します。

ログ壁が下がっても浴室の壁が影響を受けないよう可動する柱を立てます。

柱の大きさに合わせて曲げた金具をログに固定して、その金具の中に柱を通すと、柱は上下にスライドすることができます。

これでログ壁が下がってきても、柱の位置は変わることがありません。

金具は、ホームセンターに売っている薄いステンレス製のものを加工しました。

天井の下地

この柱の上に、天井の下地を取り付けます。

最初に木の板で下地を作り、次にユニットバスに付属していた天井板に換気扇と点検口の穴を開けて取り付け、さらに透湿防水シートを貼りました。

換気扇は3箇所で使える、”3室用換気扇”を選びました。

換気扇を回すと、1箇所は浴室内、もう1箇所は洗面所、
そして残るもう1箇所は、ログと浴室の壁の間が換気されます。
壁の中の空気を循環させるための一工夫です。

窓枠の準備

ログハウスでは室内の仕上げ材がある場合、窓を取り付けるのも要注意でした!
ここはあまりネットや本に出ていないところでした。

もし、セトリングを考慮しなければ、数年経ったときログ壁が下がり、次の図のように仕上げ材と窓の位置がずれてしまいます。

そのため、ログ壁に窓を取り付けなくてもいいように下地を準備しました。

土台に柱を固定し、その柱に窓枠用の木材を取り付けます。

この木材に窓をとりつければ、ログ壁が下がってきても、窓が一緒にずれてしまうことがなくなります。

建築前に想像していた以上に、セトリングは様々なところで関係していました。

次回は、下地の完成と浴槽の設置です!

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Vol.56 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~お風呂(1)~

掲載が中断して申し訳ありません!
Vol.55からの続きです。


この記事から、水回り関係です!

敷地内の上下水道の配管は、設備屋さんに依頼しました。
設備屋さんは基礎を作っていただいた職人さんの知り合いだったので、基礎工事の際に職人さん同士で工期を調整して、基礎の中に配管を通してくださっていました。

町の下水道は家から数十メートル先まで来ていたのですが、道路工事して下水管を引くのは非常にお金がかかるとのことで、合併浄化槽を設置しました。こちらも設備屋さんにお願いしました。

とても几帳面な設備屋さんで、見えないところも綺麗に仕上げてくださいました。

浴室の造作

内装で時間がかかったのは、浴室!
(ほぼ)夫ひとりで、約1ヶ月かかった浴室の造作記録です。

ログハウスは、ログ材とログ材が連結して家の構造体になっています。

浴室部分のログ材が傷んでしまうと家全体に影響してしまうため、ログ材が痛まないよう、できる限りの防水対策を施しました。

事前準備(1)

はじめに、浴室内部のログ壁に耐水性のある塗料を塗りました。

事前準備(2)

湿気による痛みを防ぐため、浴室と洗面所の間の土台にはステンレスの板を覆い被せました。

ステンレスの板を直角に曲げ、土台の寸法に合わせる。

事前準備(3)

また、ログに換気扇のダクトを通す穴を空けました。

ドリルで穴を開けた直後。これを綺麗な円に整えてダクトを通す。

設備屋さんによる事前準備

設備屋さんには、給湯器の設置と給湯配管をお願いしました。

給湯器はランニングコストが安いという「灯油ボイラー」にしました。

以前 住んでいたマンションでは、冬のガス代が1万円前後かかっていました。
引越し後、灯油ボイラーにかかるコストは1ヶ月に1,500円前後!キッチンのガスコンロ(プロパンガス)と合わせても毎月 5000円前後になりました!

都市ガスよりプロパンガスは割高なので、給湯を灯油ボイラーにしてよかったと思います!

ここでもセトリング(ログ材の乾燥による収縮などによって、ログ壁が徐々に下がってくる現象)を考慮して、壁掛け式の給湯器ではなく、据え置き式を選びました。

灯油ボイラーの設置は、設備屋さんに依頼。

次回は、セトリングを考慮した浴室壁の下地についてです!

◆ お願い ◆

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