シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: 連載と寄稿

【第1話】 17年前に建てた小さな家のお話
~竹下氏が設計に携わった家 ~

竹下氏が設計に携わった家の取材に行ってきました!
快く取材を請けてくださったのは、小さな家の管理人さんです。

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清らかで、ゆったりとした空間、そして昼間でもやわらかい明るさの「小さな家」。

「ママと赤ちゃんのため子宮のような居場所にしたかった」という家のコンセプトがしっかりと実現されていました。

建築に携わる中で竹下氏が助言された貴重な情報は、小さな家の管理人さんによって丁寧にファイリングされており、シャンティ・フーラサイトでの公開を許可していただきました。

管理人さんが語ってくださったお話しと、建築に関する資料・ナディー・チャートができあがるまでのことなどを入れながら、数回にわたり紹介します!

(シャンティ・フーラ)


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私がイベントを企画したことがきっかけで、ある方が竹下先生を紹介してくださいました。 その頃の先生はナディー・チャートを考案中で色鉛筆で色を塗ってたくさんの試作品を作っていらっしゃったのを覚えています。

私自身は子育て真最中。夫は事業を始めて大きな借金を抱えていまし
そんな時、駐車場と庭の土地を借りていた地主さんから「急に現金がいるようになったので今すぐにこの土地を買ってください。買えないなら他の人に売ります」というお話が来ました。

あまりにも突然で「契約には何も書いてない!これ以上借金できない!」と混乱しました。でも冷静に考えると駐車場が無ければ事業が成り立たないのです。夫と途方に暮れて色々な人に相談しました。その結果、又借金して買うしか方法がないという結論になりました。 ・・・そう、買うしかないのです。でも、そのことを考えたら憤りや、先の不安でいっぱいになりました。悶々としていてもつらさが募るばかりです。思い切って気分転換に外出しました。

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すると外はいつの間にか桜が咲いて春爛漫!「私は落ち込んでばかりで気が付かなかったけれど春が来て木々が一斉に芽吹き、新しいことが始まる季節になっていた!」・・と思ったら「そうだ!この問題も発想を変えたら何かが始まるということかもしれない。逆に自分の土地になったのだから今まで規制されて何もできなかったことができるかも。」とひらめきました。

「ここに森を作りたい。小さな家を建てたい。そして、そこで子育てをしているママ達のホッとできる居場所を作りたい」と思いました。そう思い始めたら堰を切ったように思いがあふれて「そうだ、私は自分の子育てで癒されたかった!学びたかった!いろんな人に出会いたかった!でも出かけることができなかった。それが実現できる場所をここに作ればいいんだ。そして子育てで疲れたママ達が自分を取り戻して帰れる場所にしたい!」と思いました。
そう思い始めたら次々に楽しいことが浮かび、気持ちがすっかり晴れていました。帰りは別人の様でした。

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早速夫に伝えました。
何と、借金が倍になった夫に、又お金がかかるようなお話をしようというのです。でも、私の嬉しい気持ちを抑えることができずに夫に「いいこと思いついた!」・・・と、話しました。
・・・夫は常識では「ばかちん!何を夢みたいなことを!」と怒って当然です。 でも、夫も脳天気なのか「それ、いいね!やってみようか」だったのです。2人とも「前向きに気持ちが明るくなることをしよう」という開き直りの境地でした。

それから、友人に話したり建設業者を探したりしてバタバタと私たちの夢が形になり始めていました。もちろん銀行にも巨額の借金をするわけですが、買いたくないものを買わされるという意識ではなくて「私たちのやりたいことを実現するために」借金するというものに変わっていました。

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そんな時、竹下先生の勉強会で先生にお話しする機会がありました。何気なく「子育てしているママ達のホッとできる場所を作りたいと思っています。小さいけれどお母さんの子宮のようなイメージです」とお話ししました。すると先生が「いい計画ですねえ」と言ってくださったのでとても勇気が出ました。 そしてしばらく考えるようなしぐさをされて「その設計を僕にやらせてもらえませんか?」とおっしゃったのです。

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写真撮影 小さい家の管理人

第2話へ続きます!

◆ シャンティ・フーラよりお願い ◆

「小さな家」の見学・訪問・家探しなどは、小さな家の管理人様・ご家族・関係者の方のご迷惑になりますので、なにとぞご遠慮ください。
「小さな家」をご存知の方もおられると思いますが、管理人様に無許可での情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

【10月22日更新】
『最終回 南インドでアーユルヴェーダ』を公開しました!

南インドでアーユルヴェーダ

本日、南インドでアーユルヴェーダ 最終回 『日本でアーユルヴェーダ』を更新いたしました!

ぴょんぴょん先生の講演会後からはじまった連載ですが、あっという間に最終回となりました。
ねじれの医学」に続き、ご愛読いただき誠にありがとうございました。

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ねじれの医学」がはじまったのは、ちょうど1年前!
(なお、現在も「ねじれの医学」の読者(閲覧数)は多いんです!)

温かくてチャーミング!そして、仕事がスピーディーなぴょんぴょん先生と、挿絵だけでなく、メールの文面もかわいらしい癒やし系のあい∞ん様との
1年間の共同作業でした。
今回で終わってしまうのは、とても寂しい気分です!

いつか「続・ねじれの医学」ができあがったら・・・
ぴょんぴょん先生っ!あい∞ん様と一緒に戻ってきてくださいね!

(挿絵:あい∞ん様)

◇ 南インドでアーユルヴェーダ ◇

第 1回 パンチャカルマに至るまで
第 11回 遠慮のないインド人
最終回 日本でアーユルヴェーダ new!

【10月15日更新】
『第11回 南インドでアーユルヴェーダ』を公開しました!

南インドでアーユルヴェーダ

本日、南インドでアーユルヴェーダ 第11回 『遠慮のないインド人』を更新いたしました!

ぴょんぴょん先生に「描かれたイラストを見せてください」とお願いしたところ・・・、驚くような絵が届きました!

「ボールペンと先のまるくなった色鉛筆で描いた」ということですが、とってもお上手!必見です!

あい∞んさんのかわいいイラストには、「あ~!」という絵が入っていますよ♪

◇ 南インドでアーユルヴェーダ ◇

第 1回 パンチャカルマに至るまで
第 10回 プラスの医学とマイナスの医学
第 11回 遠慮のないインド人 new!

次回は、いよいよ最終話です!

【10月8日更新】
『第10回 南インドでアーユルヴェーダ』を公開しました!

南インドでアーユルヴェーダ

本日、南インドでアーユルヴェーダ 第10回 『プラスの医学とマイナスの医学』を更新いたしました!

最終回まで、あと3回!
パンチャカルマ体験の総括のような記事となっています。

分かりやすいぴょんぴょん先生の解説により、アーユルヴェーダが優れた治療方法であることがあることがよ~くわかります!

◇ 南インドでアーユルヴェーダ ◇

第 1回 パンチャカルマに至るまで
第 9回 大好き!シローダーラ
第 10回 プラスの医学とマイナスの医学 new!

毎週木曜日は「南インドでアーユルヴェーダ」をぜひチェックしてください!

【10月1日更新】
『第9回 南インドでアーユルヴェーダ』を公開しました!

南インドでアーユルヴェーダ

本日、南インドでアーユルヴェーダ 第9回 『大好き!シローダーラ』を更新いたしました!

あこがれのシローダーラ!!
日本ではシローダーラだけを単独で施術してくれるサロンがありますが、パンチャカルマの一連のプログラムの中で受けるのはまったく違ったものだろうと想像します!

◇ 南インドでアーユルヴェーダ ◇

第 1回 パンチャカルマに至るまで
第 8回 パンチャカルマの実際 つづき
第 9回 大好き!シローダーラ new!

毎週木曜日は「南インドでアーユルヴェーダ」をぜひチェックしてください!

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