シャンティ・フーラのブログ

【映像配信】宗教学講座 初級コース 第250回
 秘密伝承(チベット死者の書2)

映像配信サイトの新作映像をお知らせいたします。

(↑クリックで映像配信サイトへ)

試聴映像です
(※本記事は試聴映像も含めて転載自由です)

【本編の映像時間】

107分[500円+税]

【概要】

前回は、死後の世界の前半の二段階、チカエ・バルドゥとチョエニ・バルドゥを説明した。今回は三段階目の再生の中有、シパ・バルドゥを解説しチベット死者の書の全体像を掴む。果たしてチベット死者の書は、実際に死後の世界のガイドとなり得ているのか。チベット高僧の転生を例に霊的科学の視点から考察する。

【映像の見出し】

1.第三段階 シパ・バルドゥ〜再生へ向かう迷いの中有
2.霊的科学の視点で読み解くチベット死者の書の理論
3.第三段階 シパ・バルドゥ〜再生のプロセス(1)物質界へ入る
4.第三段階:シパ・バルドゥ〜再生のバルドゥ(2)再生への入胎を避ける方法と胎の選択
5.チベット密教の導師カル・リンポチェの辿った転生の過程
6.自分(竹下氏)の本来の進化段階から見えた地球の宗教のレベルとこの世界の現状

【今回の余談】

・現在は日本にだけ存在するホツマの血筋〜孝明天皇とその子孫を巡る真実
・孝明天皇の養子睦仁親王(鷹司家)の血筋と今に繋がる子孫とは
・“天皇の金塊”の真実〜正当な所有者とは?金塊の運用をする人間の存在と金塊の行方
・この世界から神を駆逐してしまった宗教の実態
・宗教が神だとして祀っている者の正体とチベット密教の関係

【第4話】 牛サマディーくんのアフリカ旅行記

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第1話からの続きです。


土日はフリーデーだったのでメンバーみんなで外出したのですが、特に印象深かったのはヴィクトリア湖に行ったときのことです。ヴィクトリア湖はケニア、ウガンダ、タンザニアに囲まれたアフリカ最大の湖で、その大きさはなんと琵琶湖の100倍だそうです。

空は晴れており、ボートでの周遊はとても気持ち良かったです。

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ここでは沢山の水鳥たち、そしてなんとカバたちにも出会えました!

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カバたちは、顔を水面にほんの数秒だけ出すとすぐに水中に引っこんでしまうので、写真を撮るのにはなかなか苦労しました。

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ケニア滞在の最終日、フライト時刻が夕方だったので、昼に空港の近くにあるナイロビ国立公園に行きました。広さは117平方キロメートルあり、多くの野生動物を見ることができるサファリパークです。他のメンバーはその頃マサイマラ国立公園で数泊のサファリを楽しんでいたのですが、自分は飛行機の日程的にそちらには行けず、一人で数時間のサファリを楽しむことにしました。

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走っている車は、デカくてゴツい車が多いです。
ドライブを始めるとすぐ、バッファローの群れが道を横切ってきました。

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二枚目の老いたバッファローのこの表情、なーんにも考えてないですね~。自分は頭に気が上がってあれこれ考え事をすることが多いので、この老バッファローを見習わないといけないな~と反省させられました。わたくし牛サマディーはこの度、この老バッファローを自分の人生の師として仰ぐことにしました。

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数時間のドライブで、沢山の動物たちに出会うことができました。
ドライバーによると、ライオンを見ることが出来たのは超ラッキーだったそうです。

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こうして大満足で、ケニアを去ることができました。

今回のケニアでは、美しい自然、ド田舎生活、子供達とのふれあいなどの素晴らしい体験をすることができ、とてもいい滞在だったと思います。

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最後に、書いておきたいエピソードを一つ書いて終わりにします。

ケニア人は甘い物が大好きなようで、チャイを飲むときやパンを食べるときは、みんなとにかく尋常じゃない量の砂糖をドバドバと使っていました。

そんな彼らにしもやま農産のお茶を飲ませてみたところ、「ただのホットウォーターじゃないか!!」と言われ、甘党の彼らの口には合わなかったようで全く理解されませんでした。

いつもの如く砂糖を投入したがっていましたが、そこは流石に死守しました。
自分は、久しぶりに日本の美味しいお茶が飲めて大満足でした。

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( 完 )

【第3話】 牛サマディーくんのアフリカ旅行記

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第1話からの続きです。


ついに、ワークが始まりました。ワークの内容は「ウォータータンクやトイレの建設、学校のフェンスの修復」等だと事前に聞いていたのですが、実際には全く違って、植林を行う為に土をプラスチックの袋の中に詰め込む作業でした。

その他にも、出国前に配布された英文案内状の内容と違っていた事は多々ありました。村に着く前日になってもどこに泊まるかが決定されていなかった位なので、そこら辺はかなり適当だったようです。

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ワークの場所は村の小学校の庭だったので、毎日多くの子供たちと触れ合うことができました。

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この村の住人は皆ケニア42部族の中のルオ族です。毎日沢山の子供たちからルオ語で「ブエーナ!(=How are you?)」と呼びかけられ、こちらは「マラーイ!(=I’m fine.)」と返します。あとはスワヒリ語でジャンボ!や英語でHou are you?など、とにかく挨拶が大好きな子供達でした。
歩いていたら突然、とても遠くから「ハーウアーユー!」と小さい子が連呼してくることもしばしばありました(笑)

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ちなみにここの教師の平均月収は4000ケニアシリング(約5000円)だそうです。私が村を訪れる少し前にはストライキで2週間学校が休みになり、教師としてボランティアに来ていた日本人女性はその間ワークが出来なかったと聞きました。

スラム街キベラのすぐ近くには高級スーパーがあり、キスム市内の大型スーパーでは裕福そうな家族を多く見かけ、ケニア国内でも貧富の差が非常に激しいことを肌で感じました。

ワークではまず、固い赤土を耕しました。休み時間には大量の子供たちが集まってきて、私たちの行動を逐一観察されます。

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そうして柔らかくなった土を、プラスチックの袋に詰め込みます。

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この作業を延々と繰り返す、これがワークの内容です。トイレの建設やフェンスの修復など、大変そうな事をやるのかと少し恐れていましたが、かなり単純な内容でした(笑)

木が育ったら売ってお金に換え、子供達が無料で学校へ行くための資金源になるそうです。

この学校で特に思い出に残っているのが、学校の子どもたちVSボランティアメンバーでサッカーの試合を3時間ぶっ通しでしたことです。ボランティアメンバーだけでは足りないので、数人の生徒と一人の先生が助っ人で入ってくれました。

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小学生とはいうものの、あちらのメンバーは僕らよりも背が高く、ずっとガタイがいいのがゴロゴロいたのでボロ負けするんだろうな・・・と思っていました。ところが思っていたよりもかなりいい試合で、結果的にこちらのチームが勝ちました。裸足で走り回る子供達はとてもパワフルで、驚かされました。

前回の記事でも書きましたがこの村はガス、水道、電気が通っていないので、日本の生活と比べると大分不便でした。特に大変だと思ったのは、水汲みです。料理や手洗い、水浴びをするために、家から徒歩で10分弱離れた場所までわざわざ水汲みに行く必要がありました。水は思ったよりとても重たく、凄くハードで途中何度も休憩を強いられました。これを毎日している村の人たちは本当に凄いな、と思います。

ご覧の通り、道は細くて坂が多いです。崖になっている所もあります。したがって雨の日は危ないので水汲みには行けません。途中で見える景色は、本当に最高でした。

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第4話(最終話)へ続きます!

【第2話】 牛サマディーくんのアフリカ旅行記

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第1話からの続きです。


ケニア三日目の早朝、首都ナイロビから車で8時間程離れた所にあるボランティアワーク地、キスムへと車で向かいました。車中、沢山の素晴らしい景色に出会えました。どの景色もとにかく広大で、本当に目を奪われました。(後半の二枚は復路で撮ったものです)

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途中、珍・出来事がありました。

あと30分もすれば、キスムに着くだろうという時のことです。突然、道路沿いに立っていたポリスから、車にストップがかけられました。そこは、警察署の目の前でした。わたしたちの車は、スピードオーバーで引っかかってしまったのです。実際に、スピードは尋常なく速かったので、捕まったのには一同納得していました。

ドライバーはポリスと何やら話をしているのですが、お互い笑いながらトークをしています。本当に不思議な光景でした。自分を捕えた警官と、まるで親友のようにトークをエンジョイする…こ、これが、アフリカンクオリティーなのかああああ!!!!と、私の胸は密かに感動で高鳴りました。

そしてドライバーは私たちに向かって満面の笑みで「Wait jast a moment(ちょっと待っててね)」というセリフを吐き、署へと消えていきました。

書類を書かされたり、罰金の支払を終えればすぐに戻って来るだろう、日本人メンバーの誰もがそう思っていました。しかし30分…1時間…、全く戻ってくる気配がありません。どうやらドライバーは、警察と交渉をしているようだと分りました。スピード違反したクセに、罰金は意地でも払いたくないんだと粘りに粘る姿、ここでもまた私はアフリカンクオリティーに魅せられました。

私たちはアフリカを、完全に甘く見ていました。アフリカでいうa moment、これは3時間のことでした。

予定時間より大分遅れて、ワーク地の村へ到着しました。

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ここは桃源郷だ、と思いました。あまりの自然の美しさに、心から感動しました。

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特に印象的に感じたのは、赤土とたくさんの巨石です。

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そしてこの村は、ガス、水道、電気、コンクリートなどという、現代文明にとって欠かすことのできないインフラが全く整備されていない、超ド級の田舎でした。

更に驚いたことに、私たちが滞在した家は壁と床が土で固められて出来ており、木造ですらありませんでした。窓ガラスは、ありません。村のほとんどがこのような造りの家でした。

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この狭い部屋に、夜は5人の男子が寝ました。隣の更に狭い部屋では4人の女子がぎゅうぎゅう詰めになっていました。上から掛かっているのは蚊帳で、マラリア等に罹らない為に寝る際に使います。

私は予防接種、予防薬、虫除けスプレーのどれも全く使いませんでしたが、ありがたいことに一度も体調を崩すことはありませんでした。昨年の夏、ラオスの田舎で嘔吐・下痢・高熱の三重苦で酷い目にあった思い出があるので、本当に本当に良かったです(笑)

下の写真は、昼寝をしてるとき誰かに撮られたものです。

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この家は全員が外出する時と夜寝る時以外は常にドアが開いていたので、近所の子供達や動物たちは何のためらいもなく自由に出入りしてきました。もちろん金庫もないのでパスポートやお金の入ったバッグもそのまま置いていましたが、盗まれることはありませんでした。

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こんな村で、私たちの2週間の生活は始まりました。

第3話へ続きます!

【第1話】 牛サマディーくんのアフリカ旅行記

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牛サマディー様の東南アジア旅行記事の最後に”アフリカボランティアの旅に行く”と書かれていました。その旅から戻られた牛サマディー様に今回もお願いして、旅行記を書いて頂きました!

日本とまったく環境の異なる地で、牛サマディー様はなにを見てこられたのでしょうか。

4回に分けて紹介いたします!

(シャンティ・フーラ)


こんにちは、牛サマディーです。
以前寄稿させて頂いたアジア旅行記の最終話で予告していましたが、大学の春休み期間中にアフリカに行ってきました。国は、ケニアです。

今回は旅ではなく、ボランティアワークに参加しました。
元々アフリカには凄く行きたいと思っていたのですが、流石にアフリカで一人旅はハードル高そう…という気持ちがあり、ちょうどボランティアメンバーを募るNGOのサイトを見つけたので応募しました。一番の目的はアフリカの大自然です。私は自然の景色を眺めるのが大好きで、一体アフリカではどんな景色に出会えるのだろうとワクワクしていました。

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飛行機から見える景色も大好きなので、窓側の席を選択しました。とても長い時間飛行機に乗っていましたが、特に感動したのは生まれて初めて見た砂漠です。どこまでも広がる砂漠の景色に目を奪われました。

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窓側の席を選択したのには、もう一つの理由があります。
私は夜に散歩をしている際よくUFOを目撃するのですが、もしかしたら飛行機からもUFOを目撃できるのではないだろうか…と期待していたのです。

砂漠の景色を撮影しようと、カメラを窓の外へ向けていたときのことです。
突然、白い点がカメラの画面に映りこみ、突然消えてはまた映りこみ…が繰り返されました。

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砂漠の上空にUFO!!あまりにも予想外の出来事で、とても驚きました。UFOがあまり動いていないように見えますが、恐らくUFOは飛行機と同じスピードで並行に飛行していたのだろうだと思います。

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長時間のフライトを終え、遂にケニアへ到着しました。何故か入国カードの提出は求められずに入国出来ました。

その日は首都ナイロビにある現地ボランティア団体オフィスにて、ボランティアワークを共にする日本人メンバーとの初対面でした。自分は人とコミュニケーションを取るのが苦手なので上手くやっていけるかが不安でしたが、フレンドリーなメンバー&現地人スタッフ達でとりあえずホッとしました。

日本人メンバーは5人で、皆大学生でした。アフリカの星が見たくて来た物理学科の女子、今まで何度も海外ボランティアを経験してきたというツワモノ男子など、変人の集いでした(笑)

ワーク地はナイロビから遠く離れた田舎村ですが、そこへ行く前にナイロビのオフィスに2泊しました。その間、現地人スタッフがアフリカで2番目に大きいスラム街「キベラ」へ連れて行ってくれました。

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2.5km²に約100万人が暮らすこの街は、土やトタン等で造られたとても小さな家がひしめき合っていました。細い路地が張り巡らされており、まるで迷路のようでした。大量のゴミがそこらに放置されており、ゴミと地面の土が一体化している所が沢山あったのは印象的でした。深い呼吸は全く出来ませんでした。

犬を何匹か見ましたが、死んでいるのではないかと見違える程ぐったりとしており、全く精気が感じられないのには驚愕しました。そこらじゅう、爆音で音楽がかかっていました。

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ここの環境はあまりにも劣悪で、とても人間が健康的な生活を送れる場所ではありません。このスラムだけでも100万もの人々がこの環境の中で毎日生きているのかと思うと、悲しくなります。世界中では一体何人このような暮らしをしているのでしょう…。

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感受性を開き、幸せになり、生を楽しむということは本来すべての人間に与えられるべき権利なのだと思います。しかしこのような環境下においてそれが出来るとはとても思えません。全ての人が人間的な生活を送ることが出来る世界を、心から望みます。そうして初めて幸せへの扉が開かれるし、そこから霊的な成長も始まると思うからです。
アフリカの大自然を見に来たつもりが、最初に見せつけられたのがこの現実でした。

第2話へ続きます!