シャンティ・フーラのブログ

2022年7月12日 の記事

【番外編】夫婦で挑戦!ログハウス、建てました
〜エネルギーバックアップ(1)太陽光パネル〜

建築の記録をまとめた「ログハウス、建ててみます」ブログの番外編です。

ログハウスの室内は相変わらず仕上がっていないのですが(汗)、外構工事をしたり、薪を作ったり、自分たちでできることをやりながら暮らしています。

今年6月には、夫が太陽光発電を取り付けました。

大規模停電(計画停電)など、停電への備えを考えておられる方が多いと思います。電気代の値上げも困ります。
以前より安く設置できるようになっていた、太陽光発電について紹介します。

引越し後に準備したこと

田舎に引越しをして、早い時期から停電の備えを考えていましたが、太陽光発電は金銭面から難しいと考えていました。

しかし、夫婦共に自宅で仕事をしているので、パソコンが使えなくなると収入が途絶えてしまうし、 井戸(地下水)のポンプが動かないのも困ります。

そこで、2年前にガソリンで動くエンジン発電機(当時 約22万円)を購入しました。(<注>今買うのは、お勧めしません)

さらに発電機(100V)と分電盤(200V)を接続したいと考えて、変圧器(当時 約8万円)も準備しました。

単相2線式AC100V→単相3線式AC200V1系統AC100V2系統変換トランス

ただ、発電機を動かすためには
・ガソリンが必要。入手できないときは使えない
・”静騒音タイプ”だが、夜間は近所迷惑で使えないかも
という懸念がありました。

太陽光発電

今年に入って、太陽光発電について調べていた夫から「”完全自家消費型”のパワーコンディショナー(以下、パワコン)がある」と聞きました。

◆ パワコンとは

太陽光発電された電気を安定した電圧・周波数に調整して、家庭用などで使えるように変換する機器

これなら電力会社の電線に接続不要で、すべての工事を夫が行えます。
(※夫は電気工事士の資格あり)

今年3月、ネットショップに、このパワコンと太陽光パネルの見積もりをお願いしました。
すると約50万円!
(パワコン(約23万円)+ 太陽光パネル 380W×12枚(約22万円)+ 一部の部品)

想像していたよりも安く、これなら設置できる! とすぐに注文しました。

◆ 太陽光発電にかかった費用の総額

その他にかかった費用は、電気線や太陽光パネルを固定する金具など約10万円でした。

発電量 4.5kWで、総額 約60万円!
「住宅用太陽光発電の全国的な平均積載量は4.4~4.5kW」とのこと)

ひと昔前に比べて、太陽光パネルがずいぶん安くなっていて驚きました。

パワコンは10年保証、太陽光パネルは25年経っても80%の出力が保証されていました。 電気代が1ヶ月5,000円安くなった場合、10年ほどで費用が回収できそうです。

”完全自家消費型”のパワコン

非常時への備えが最優先事項だったことと、「売電価格が安くなった」と耳にすることが多く、”売電”は考えませんでした。
そのため、”完全自家消費型”のパワコン一択でした。

電気屋さんへの依頼をしなくても、夫が施工できることや
電力会社の送電網に負担をかけないという点も気に入りました。

ただ、取り付けた後、思っていた以上に発電しているみたい……。
太陽光発電を取り付けるとき、業者さんに依頼される方が多いと思います。売電の長期的な予測額も含め、最適なパワコン・太陽光パネルをご相談された方がいいと思います。

半導体不足、物不足

パワコンやパネルを注文したのは今年(2022年)3月中旬。パワコンは4ヶ月待ちとのことでした。
昨年から続く半導体不足の影響のようでした。

太陽光パネルはすぐに納品されたので、少しずつパネルを設置して、パワコンの納品を待つことにしました。

必要な準備物はカーポートの上に設置するための金具や電気線、アース線、電気線を覆うカバーなどでした。 ネットで手に入るものばかりと思っていましたが、パワコンの他にももう1つ”納期未定”のものがありました。

それはパワコンと接続するための分電盤! ちょうど欲しいものが、どのメーカーでも在庫切れです。

パワコンが届くまでの間に入手できるか心配しながら、ネットを探し回りました。
すると、ネットのフリマサイトで新品が安く出品されているのを見つけ、ありがたく買わせてもらいました。 (高額出品されているものもありました!)

無事手に入った分電盤

物不足が起こっていることを実感した出来事でした。

太陽光パネルの設置

太陽光パネルは、カーポートの上に取り付けました。
ここなら、反射光で近隣に迷惑をかけることがなく、自宅から離れたところにパワコンの設置ができるメリットもありました。(カーポートの近くに民家はありません)

カーポートの大きさに合わせて、やや小さめのパネルを選びましたが、それでもプロではない男性がひとりで持ち上げるのは一苦労!
自宅の屋根に太陽光パネルを設置するのは、複数の男性やプロの方でなければ難しそうです。

日差しが強いカーポートの上での作業は、5月でも暑さとの戦い!
休日や仕事の合間に、暑くない時間を選びながら、夫が少しずつ設置していきました。

カーポートを設置したとき、上に太陽光パネルを置くことは考えていませんでした。予定があれば、豪雪対応の頑丈なカーポートを選んだのですが……。

地震のときの倒壊が心配なため、現在 カーポートに柱などを追加する補強対策を行っている最中です。

パワコンの設置(万が一を考慮)

予定より早く、5月末にパワコンが届きました。
カーポート横の壁を補強して、パワコンを取り付けました。

6月中旬から太陽光発電が動き始めました。
稼働から7日目で検針がありましたが、前月(5月)に比べて3,000円も電気代が安くなっていました!

太陽光発電がついたことで、停電対策の幅がグッと広がりました。
現在、ポータブル電源を使った夜間電力をまかなう方法や長期停電時の対処法を考えている最中です。 また、別の記事でご紹介できればいいなと思っています。

【7/12-14更新(対応完了のお知らせ)】2022年7月7日以降、時事ブログが正常に表示されない読者の皆様へ

【7/14 9:30 追記】

Twitter社の対応から1日が経過したため、Safari/iPhone/iPadでのツイート画像非表示の制限を解除いたしました。これまで通り時事ブログを閲覧いただけます
メールやコメント欄を通じて、報告と情報提供をいただきました読者の皆様、誠にありがとうございました。

7月7日以降の時事ブログの一部または全部の記事につき、ページが正常に表示されないというお問い合わせをいくつかいただいております。

弊社でお調べしました所、未だ原因は明確ではないのですが、Safari(Mac、iPhone及びiPadの標準ブラウザ)を使用している場合に、こちらの現象が発生することが判明しました。

当面の対処方法といたしましては、Firefoxのご利用をおすすめいたします。 こちらはiPhone/iPad用のアプリとしても提供されております。

弊社でも対策を検討してまいります。引き続きご愛読を賜りますよう、何卒よろしくお願いを申し上げます。

  • 7/13 9:26 追記) Twitterの開発チームが対応を行ったとのことです。現時点で弊社では症状が再現しないことを確認しましたが、読者の皆様の端末に反映されるまで一定のタイムラグがあります。1日程度待った上で、先の制限を解除いたします。
  • 7/12 12:47 追記) 原因が判明したため、サイト側で可能な対策を行いました。 MacのSafari/iPhone/iPad をお使いの場合は、埋め込みツイートの画像が表示されなくなる代わりに、サイトをご利用いただけるようになりました。 Twitter 側での根本的な改善がなされるまでの間、ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
  • 7/12 12:46 追記) iPhone においては Firefox を使用しても改善しないケースがあるとの報告をいただきました。 iPhone は Mac と異なり、 Firefox であっても Safari のレンダリングエンジンが使用されてしまい、対策とならない場合があるようです。

(シャンティ・フーラ合同会社)