宗教学講座 初級コース 第30回 ヨーガ・スートラ(総論1)

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75分
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概要

前回まで、ヨーガ・スートラⅠ章の全体像を説明し、各サマーディ体験を具体的に見て来た。具体的な瞑想家の瞑想体験等は、後の講義で扱う。今回は「ヴィヴェーカーナンダによる注解」を取り上げ再度Ⅰ章を見直し、ポイントとなる部分を説明する。最後に、私(以下竹下氏を指す)の今回の転生、及び本宗教講座の目的についてお話しする。

目次

1.自己を見ている「私」とは誰か? (00:00:00)

心を静め完全な無思考(瞑想)状態になると、プルシャ(真我・自己)を見ることができる。ここで自己を見ている「私」とは誰なのかという疑問に答える。

2.言葉に対する注意点 (00:20:36)

同じ一つの言葉であっても、使う人の意識レベルが異なると言葉の意味は変わる。言葉を明確に定義することが重要になる。

3.良い行為・悪い行為と波動の関係 (00:29:50)

性格とは、その人の過去の習慣の総合体である。従って、良い行いと清らかな思いを持つことを続けていけば自分を変えることができる。これを実践する時に、「波動」が非常に重要なポイントになることを説明する。

4.離欲 (00:44:22)

感情が乱れる原因は、心に在る欲望(相手に対する支配欲など)である。自分の心を見つめ続け、欲を削ぎ落としていくことを瞑想・修行という。また最高のアーティストは名誉欲・金銭欲が無く、離欲の境地に達しているが至高の離欲には届いていない。

5.宗教の進化 (00:54:10)

ヨーガ・スートラにおけるイーシュヴァラとは、2700万年前、神々・人類の歴史上最初にプルシャを実現した個人を指す。アートマン、パラマートマン、ブラフマンを最初に実現した者も含め名前を公開し、私の転生の真相と宗教シリーズの目的や夫婦の講座で目指しているものについて言及する。

終わり(01:15:13)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

カルマ、カルマ・ヨーガ、カルマ・ヨーギ、グル、プルショッタマ、ムーラプラクリティ、モナド体、ヤージュニャヴァルキヤ、ロゴス体、ヴァイシェーシカ・スートラ、伊予津彦命様、原質、太古の師の師、嫉妬心の完全な欠如、完全な貞操観念、無執着、自性・プラクリティ
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14件のコメント

  1. 参考になった(3)

    こうして、日本語でお話を聴くことができて感謝です。
    まだ聴き始めたばかりなので、これから沢山の教えを伝えていただけるのが喜びです。

  2. 参考になった(1)

    匿名 様

    講義の内容とは関係の無いご質問のため、回答を差し上げることが出来ません。
    今後とも宜しくお願いを申し上げます。

    (シャンティ・フーラ)

  3. 参考になった(7)
    牛サマディー on

    今回もまた衝撃的(*゚Д゚*)ェ…なお話でした
    よい想念と、高い徳目とは関連していうというのはなるほど~と思いました。
    教育プログラムがとても重要であることが改めてわかりました。
    とても重要だと思ったので、また何度か見直すことになりそうです。

  4. 参考になった(5)

    至高の愛、想像するだけで気の遠くなるような世界ですが、
    早く講義を聴きたいです。

    また、何かをする時は、その時の波動が大切で、闇の波動で良いことをしても、
    却ってカルマを積むことになるそうなので
    まずは浄化に励んで波動を高めることが大切なんだなと分かりました。

  5. 参考になった(2)

    ヴァイシェーシカ学派によると、自己は心身と結びつくことによって多数あることが確認されるが、心身という付帯条件を外せば自己には何の個性もないので、一つとみなして構わないとのこと。多数という概念は心身の属性とも考えられます。

  6. 参考になった(1)

    色んな体験を、絵を見せて教えてもらえる事に、幸運を感じます。
    「アレッ もしや!」
    と、感じる事もできますし、しかし決して特別な事ではなく、あえて体験しなくても、日常生活で意識を高める事が十分できると、確認も取れました。「良き心、言葉、心遣い」と、若い時に知った教えすら、忘れては思い出し反省、の繰り返しでしたが、このブログで、「波動」という、大切な事を教えてもらい、ここにきて、すべての土台と、やっと解釈できました。
    神様も夫婦喧嘩をなさるお話には、若き日、恩師の夫婦関係を、思い起こさせました。まさしくそのお話そのものでした。が、一番苦しまれた恩師も今はシリウスシステムにいらっしゃいます。誇れる師であることに、気づかせてもらいました、その機会をここにいただけましたことに、感謝致します。ありがとうございました。

  7. 参考になった(4)

    なにか物凄いことを聞いてしまいました。なにかと言うのは想像もできないからで、
    これ以上のコメントは不可能です。矛盾しますが、ここでしか聞けないお話、感謝します。   

  8. 参考になった(3)

    皆様のコメントから、直感的にとても重要な内容の講義だと思い、視聴しました。

    やはりとても凄い内容で、どこにも語られていないレベルの驚愕の情報の連続であり、見終わったあとには感想の言葉がでない、無思考状態になっていました。

    波動が読めることや、言葉の定義の重要性、そして心を見つめて欲を捨てる瞑想の大切さを、改めて実感しました。

    今生での目的を何に定めるのかが、決定的に未来を左右するほど重大なことであり、これが誠実に生きるということに繋がっていくのだな、という気づきを得ました。

    竹下先生の講義を受けると、自分がどのような価値観で生きるのかが、雲が晴れるように明確になります。

    ありがとうございます。

  9. 参考になった(3)

    いつものことですが、視聴後に心が晴れる実感があります。いいことを聞いたというレベルを超えたものを感じます。私は最近、仕事や日常の趣味等で、意識を浪費している時分、久々に視聴したので尚更そう思いました。
    目の前の問題を解決するのは思考とか行動なのかも知れませんが、波動を上げると、目の前の問題や悩みやイライラや謎の不快感が、いつの間にか消えるという体感は、視聴しだした数年前から、当たり前のように経験しています。この簡単なことがわかっているだけでも、私の人生は好転してると思います。
    心を見つめ、徳目を上げ、波動を上げ、愛のレベルを上げること。それが幸せへの道と、あらためて思います。ただ、世の中があまりにもかけ離れ過ぎてて‥‥と言い訳したくなりますが、また頑張ろうかなと思いました。周りへの影響のためにも。
    先生の講義は、曖昧なところがなく、本当に理解した上でのお話であると多々感じます。ありがとうございました。

  10. 参考になった(0)

    日々の出来事で感情が動くと、お腹や胸の辺りにモヤモヤとした違和感を感じることがあります。
    そういう時にモヤモヤのもとを探ると欲があることに気付きます。
    違うかもしれませんが、講義で出てきた絵を見て、これは心素が波立っているからなのか!と思いました。
    欲に気付くとすーっとモヤモヤが消えていきます。。
    何となく感じていることを明確にしていただけるので、心を見つめるのにとても助かっています。

  11. 参考になった(2)

    イシュヴァラ=無上のプルシャ=太古のグルのグルが、どなたか解りました。
    以前から疑問に思っている事を質問させていただきます。
    2012年にサナート・クマラ以下シャンバラ、ハイアラーキーと、インドの主な神々が消滅したとのことですが、現在もインドの大変多くのヒンドゥー教徒は、消滅した神々への祭儀やマントラを唱えていると思います。
    現在、彼らの祈りは、どの神様に届くのでしょうか?新しく統治のための地位に付かれた神々に届くのでしょうか?
    因みにインドの、カトリック教会に行くと『天にまします我等が父よ』の父という意味でイシュワラジーといのります。
    ヒンドゥー教徒は一般的にイシュヴァラ神といえばシヴァ神と同一視しているようです。もし現在、ヨーギが、オームナマシヴァヤと唱えた場合、消滅したシヴァ神?とつながって闇に落ちてしまうのでしょうか?
    それとも本当のイシュヴァラ神である無上のプルシャ
    =太古のグルのグルに届くのでしょうか?
    教えて頂ければ幸いです。

  12. 参考になった(0)

    竹下先生がお話しされた中で、大乗仏教に「地獄に落ちても衆生を救う」という考えがあることについてですが、私が以前信仰していたある宗教にも似たような考えがあって、当時は「尊いこと」だと思い込んでいました。
    他にも、偏った考え方・教義がいくつかありますが、偏っていることに気づかないほど、自分が洗脳されていました。