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前回、解脱の本質を簡単に説明した。今回は、近代インドの2大聖者ラマナ・マハリシ、ラーマクリシュナの例をもとに、現代的視点から、アートマンとブラフマンの悟りの意味、相違点、そして解脱の本質を一層分かりやすく説明する。またヨガナンダの宇宙意識の体験についても考察する。
今回と次回の2回で、ウパニシャッドにある思想・哲学の流れと、その中の問題点を概観し、意識の界層を用いてその問題を整理していく。そして、ウパニシャッドの哲人らが正しい見解へ到れなかった最大の原因が、彼らが持つ、ある「固定観念」であることを指摘する。
前回に続き、ウパニシャッドの哲理を見ていく。今回は「カルマ(業)を無くさないと解脱できない」と「解脱者はカルマを超越している」という世界観の成立過程を見、これらの世界観に含まれる誤りを実例を挙げながら正していく。結論として、いかなる聖典であれ、その内容を盲信して崇拝する事の愚かさが分かる。
今回はまず、インドの哲学・宗教の概念「5つの鞘」、「3身体」、「霊的進化の段階」を概説する。次に、ウパニシャッド以来、進化段階4.0以上の者は「解放」に達した者と言われ、輪廻からの「解脱」者と混同されているが、「解放」の意味を、講師の実体験に基づき身体論の立場から見ることで、この誤解を解く。最後に重要度は低いが、仏教における4種類の「解脱」の概念を意識の界層図を用いて整理する。
前回で原始仏教が終わり、今回から、十二因縁説の説明に用いたサーンキヤ哲学を、個別に一括して説明していく。サーンキヤ哲学を先に学ぶことで、後に扱うヨーガ・スートラや大乗仏教をより深く理解する事が出来る。
前回は、世界がプルシャ(自己)とプラクリティ(自性)の結合から展開するところまでを説明した。今回は、展開していく様を界層図を用いて解説し、サーンキヤ哲学の優れた部分、誤りや不備な点を指摘する。また、パラマートマン、愛という意識原理など、これまで語らなかった内容を初めて明かす。
サーンキヤ哲学の基本的な部分を2回にわたって説明してきた。今回は、サーンキヤ哲学における輪廻と解脱の理論について、その真偽を細部まで検証する。
前回、サーンキヤ哲学の理論では微細身が輪廻している事、また根本的にその哲学に誤りがある事を説明した。引き続き今回は、さらに詳しく彼らの理論を見ていき、誤りの原因がヴェーダの時代から引き継がれている事を説明する。
これから4回に渡り、「インテグラル・ヨーガ」サッチダーナンダ著をテキストとしてヨーガ・スートラを解説していく。本講座では、文献を読んでも分からないエッセンスになる部分を明確に説明する。今回は、ヨーガ学派とその理論の支柱であるサーンキヤ哲学の決定的な違いを初めて示す。
前回から説明しているヨーガ・スートラには、2つのサマーディの体系A,Bがある。Aは無想三昧(サマーディ)(アートマン)、Bは無種子三昧(サマーディ)(パラマートマン)をそれぞれ目指すものである。今回はAについて、私(以下竹下氏を指す)の体験談も交えて説明する。
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