宗教学講座 初級コース 第23回 サーンキヤ哲学(自己と自性)

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概要

前回で原始仏教が終わり、今回から、十二因縁説の説明に用いたサーンキヤ哲学を、個別に一括して説明していく。サーンキヤ哲学を先に学ぶことで、後に扱うヨーガ・スートラや大乗仏教をより深く理解する事が出来る。

目次

1.インドの宗教・哲学の歴史とサーンキヤ哲学の立ち位置 (00:00:00)

年表を用いて、インドの宗教・哲学諸派を成立年代順に見てみる。サーンキヤ哲学の特徴や諸派との関連を明確にすることによって、今の段階で取り上げる意味と、次回のヨガ・スートラや大乗仏教の理解に繋がることを説明する。

2.引き継がれた、開祖の過ち (00:11:50)

まずサーンキヤ哲学の用語を解説し、次に開祖カピラ仙について、モナドの界層や悟りのレベルを見る。そしてカピラ仙が犯したある過ちが後世に引き継がれ、ヨーガ行者が迷いから抜け出せなくなっている事を指摘する。

3.3つの従属要素(グナ)〜純質、激質、翳質(えいしつ) (00:27:23)

自性(主要なるもの)と、そこから顕現したものは3つの従属要素からなっており、3つは均衡状態にあると言われている。自己が見た時、それらは変質をして展開していく。この3つのグナの各性質を説明する。また、サーンキヤ哲学では正しく認識されていない心素について解説する。

4.自己と自性の結合 (00:45:15)

「どうして人間が輪廻転生に巻き込まれたのか」、また、「解脱とは何か」という問いについてのサーンキヤ哲学の説明を見ていく。

終わり(01:03:00)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「インドの「二元論哲学」を読む」宮元啓一著、春秋社
アハンカーラ、アートマン、イダー管、インドリヤス、イーシュヴァラクリシュナ、グル、サットヴァ、サマーディ、スシュムナー管、スワミ・スリ・ユクテスワ、タマス、タンマートラ、パタンジャリ、パラマハンサ・ヨガナンダ、ピンガラー管、ブラフマランドラ、マナス、ラジャス、ラヒリ・マハサヤ、主宰神、交感神経優位、仙人、副交感神経優位、原質、心(チッタ)、意、意思、我執、我慢、潜在意識、見られるもの、見る者、阿羅漢、霊魂、魂、<私>意識
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2件のコメント

  1. 参考になった(4)

    自己が自性を見ることで世界が展開するというサーンキヤ哲学は、観察者が見た時だけ粒子が存在するという量子力学に通じると思いました。

  2. 参考になった(3)

    助け合える関係を築ける様にと、色んな葛藤を抱えながら見た講義でした。コメントを書いて下さる内容も大変参考になり、解釈が広がります。階層の位置など、最近になってやっと関心を持てるようになりました。講義の終わりに近づくにつれて、たとえ話が面白くて、でも、そこに答えがあるようで、何度も聞いてしまいました。