宗教学講座 初級コース 第6回 意識の進化と界層(ニルヴィカルパ・サマーディ)

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概要

前回、解脱の本質を簡単に説明した。今回は、近代インドの2大聖者ラマナ・マハリシ、ラーマクリシュナの例をもとに、現代的視点から、アートマンとブラフマンの悟りの意味、相違点、そして解脱の本質を一層分かりやすく説明する。またヨガナンダの宇宙意識の体験についても考察する。

目次

1.導入(本講話の概要) (00:00:00)

2.ラマナ・マハリシの生涯と教え (00:01:09)

アートマンよりブラフマンの悟りが上位であることを、ラマナ・マハリシの生涯を例として見ていく。次にケヴァラ・ニルヴィカルパ・サマーディとサハジャ・ニルヴィカルパ・サマーディに関するマハリシの教えから、アートマンとブラフマンの悟りの違いを詳しく見ていき、ブラフマンの悟りにより永続的な至福に至る事を示す。

3.光と沈黙 (00:18:55)

まずヨーガ・スートラにおける禅定(サマーディ)の分類において、アートマン、ブラフマンとの合一に対応するものを指摘し、アートマンとブラフマンの本質を見る。次にこれらと合一する者の意識状態、合一後の体験の違いなどを詳しく説明する。

4.世界は夢 (00:29:49)

ラマナ・マハリシとラーマクリシュナの例から、ブラフマンとアートマンの悟得者各々が、「私」と「世界」の関係をどう捉えているのかを見ていく。

5.意識の界層 (00:36:38)

ラマナ・マハリシ、ラーマクリシュナのモナド(真我)、神階、無意識、存在界層、熟睡状態などがどの界層に在るかを見ていく。

6.宇宙意識(無伺定) (00:41:00)

これまでの知識をもとに、パラマハンサ・ヨガナンダが体験した宇宙意識を考察することで、解脱のための条件をより詳しく説明する。

終わり(00:49:16)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「ラマナ・マハリシの教え」 山尾三省訳、めるくまーる社
  • 「解説ヨーガ・スートラ」 佐保田鶴治著、平河出版社
  • 「インテグラル・ヨーガ」 スワミ・サッチダーナンダ著、伊藤久子訳、めるくまーる社
  • 「あるヨギの自叙伝」 パラマハンサ・ヨガナンダ著、森北出版
アハンカラ、アハンカーラ、ジュナーナ、プラクリティ、プラジュニャー、マハット、ムクティ、ユング、リタムブラ、一元論、他化自在天、倶廬州、全方位的知覚、前生、包み込む、地獄、大、大梵天、天国、太陽系ハイアラーキー第一レベル、太陽系ハイアラーキー第二レベル、心、思考、想念、意識的、我執、映し出す、梵輔天、楽変化天、欲界、死、無念無想、無限の光、熟睡状態、父、犬、猫、目覚めた者,自性、真の知識、神、絶対的真理意識、自己の実現、至高の恩寵の光、色界、虚空、覚者、解脱者、贍部州、転生、闇
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10件のコメント

  1. 参考になった(2)

    宇宙との一体感の境地になったことはありませんが、なったとしても解脱できたのではないことを前もって知っておくことは重要なのでしょう。これからいろいろな出来事がありそうですから。

  2. 参考になった(1)

    宇宙意識を体験したことがあります。
    ヨガナンダが解脱したと錯覚してしまうことは良くわかります。
    自然(宇宙)と僕(細胞)が何一つ変わりがなく溶け込んでいることが全身で理解することができました。
    解脱と宇宙意識の違いの講義内容は明晰です。

  3. 参考になった(1)

    この前、ちょうどあるヨギの自叙伝を読んでいたので、宇宙意識の説明がとてもよくわかりました。
    あの宇宙意識は、最高の体験ではなかったんですね!
    さらに高いサマディがあるとは、驚きました。

  4. 参考になった(2)

    なんだか、安心しました。ありがとうございます。当時は、無知な私には恐怖の体験でしかなく、ベッドに横になって目を閉じたら、胸元に引きづり込まれて真っ暗で、太鼓の音に気が着いたら目の前が、海。脂汗ぐっしょりで起き上がり、当時、17歳。きっと、体が眠っていて、金縛りと勘違いしたようです。なにせ、36年程昔の事です。こんなこと話すと、頭がおかしくなったと思われかねないので、確かめようがなく、、、誰にでもあることなんだ。と、少し、安心しました。

  5. 参考になった(0)

    一見悟りか?と思える意識体験にも、幾つかの段階があると知りました。
    その中でも、体験自体のメカニズムのようなものを悟る体験が解脱なのかなと、講義の内容から思いました。講義の内容とは少し逸れるかもしれませんが、私は小中学生の頃から金縛りに遭いだし、寝入りばなとかに、聴覚が特殊な過敏状態(表現が難しい)になる前触れが起こると、そのまま金縛りに突入するのを避けるため、慌てて体を意識して起きようとするような、まるで柔道の寝技を外すかのような芸当で、なるべく遭遇しないようにしてきました。数年前に、とある方から瞑想(竹下先生が最近、闇情報チャネラーと指摘された方の系統のですが)を習い、瞑想を継続する内に、ほとんど起こらなくなりました。私の長男も私に似てか金縛りに遭うので、この方面の真相をいつか知りたいです。

  6. 参考になった(0)

    モナドの位置に相応しい悟りがあることがとてもよくわかりました。ありがとうございました。
    以下質問です。
    ラマナ・マハリシ(太陽系第一レベル)のブラフマンの界層とラーマクリシュナ(太陽系第二レベル)のアートマンの界層は理解できたのですが、
    太陽系第三レベルにモナドのある人の場合、ブラフマンの界層は瞻部洲の裏側第5層で、アートマンの界層はその一つ下の第5層(だとしたら等活地獄の裏側ということで、ここが引っかかっています)ということでしょうか?
    ポインタで示している位置がわかりずらかったので質問させていただきました。よろしくお願いします。

  7. 参考になった(0)

    Tomonori 様

    竹下氏からの回答です。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    太陽系第3レベル(国津神第5レベル)にモナドがある人の場合のアートマンの位置は、欲界の他化自在天の第4層です。

    (竹下雅敏)

  8. 参考になった(0)

    瞑想で宇宙意識を経験しても、世界が消えないと、アートマンを悟って、解脱しないというのは、自己(アートマン)が世界外存在であることや、解脱の意味を考えると納得できます。

  9. 参考になった(0)
    カタカムナムシ on

    アートマンの悟りとブラフマンの悟りこの2つの違いについてより突っ込んだ説明をありがとうございます。
    インドの宗教の影響を受けている国なら自分の内に神性があるという認識は当然の感覚ですが、一神教の国々では考えられないでしょうね。
    神智学でも人は神になれるというのが売りのようですが、この講義に出てくる聖者達と比較するとサマディについての説明があっても今ひとつ私の心に響きません。

    むしろハイアラーキーの我々に奉仕せよという語っている側のエゴばかり感じられてしまいます。

    アリス・ベイリーの「イニシエーション」では弟子になったら夢の中で神学校みたいなところで学んで進化するそうです。

    それってブラフマンの悟りに絶対近づけないし教えが中途半端すぎのように思えます。
    ハイアラーキー達はその程度で秘密結社員になる様な寡頭勢力の連中を丸め込めると思っていたわけですね。