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概要
これまでの知識に基づき、解脱の本質を、本来のインド的な解釈に戻って説明する。また、ヴェーダで主張される「梵我一如の悟り」以外にも解脱への道があることを示す。
目次
1.ブラフマン(梵)とアートマン(我)の意味 (00:00:00)
時代による変化を経て、ブラフマンとは宇宙の根本原理を、アートマンとは一番内側にある「私」、「自己」を表すようになり、ブラフマンとアートマンが同一であると考えられるようになった。また熟睡状態がアートマンとの合一である。
2.アートマンの悟り (00:17:40)
単に熟睡する事と、アートマンの悟りの違いは、メンタル体の状態で決まる事を説明する。
3.アートマンとブラフマンの本質 (00:22:28)
ウパニシャッドの2人の哲人の例を見ながら、インドで、アートマンとブラフマンの本質がどう考えられているかを解説し、アートマンの悟りとブラフマンの悟りの違いに言及する。また神格について簡単に説明する。
4.梵我一如の悟りと解脱 (00:37:00)
意識の進化の界層を用いて、ヴェーダでこれまで曖昧だった、アートマンの悟りとブラフマンの悟りの違いをより詳細(科学的)に見ていく。また解脱の厳密な定義に基づき、ヴェーダでは見出されていない解脱の道を示す。
終わり(00:57:04)
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参考文献
- 「ウパニシャッド」 辻直四郎著、講談社学術文庫,「古代インドの神秘思想」 服部正明著、講談社学術文庫
11件のコメント
解脱をするのは、大変なことなのだなという思いでいっぱいになっていると、解脱している神から光をいただくと簡単にできるという話がありました。
ひきつづき、学びたく思います。
非常に明快な解説ありがとうございます
インド哲学では、梵我一如を悟ると解脱すると伝えられていることの背景を知り、びっくりしました。
神様の悟りのレベルが関係していたなんて、驚きです。。!
熟睡中に、ブラフマンの意識の階層に行っているとのことですが、1000人中999人の、メンタル体などの高次の体を失ってしまった人については、どうなるのか気になります。
またそのような方がブラフマンを悟ったりすることはもうないのでしょうか?
幽体やエーテル体意識が消えていて、もう生まれ変わることもないということなので、自分的には高い(深い?)意識にたどり着くのは無理なような気がするのですが、教えていただけると幸いです。
また、解説されているページなど既にあれば、教えていただけるとありがたいです。
牛 様
ご質問の件、竹下氏より回答をいただきました。
今後共宜しくお願いを申し上げます。(シャンティ・フーラ)
――――――――――――――――――――――――――――――
私の講義では、アートマンとブラフマンを別のものと捉えていますので、熟睡中の意識はアートマンです。
魂がない人の場合、アートマンやブラフマンを悟るということは、ないでしょう。悟りにはメンタル体が働いていなければならないからです。
現在、魂の残っている人は、1000人中1人の割合なのですが、シャンティ・フーラの会員の方のかなりの割合の方が魂が残っています。実のところ驚くべき割合です。私の講義を正しく理解して下さっている方は、私が何を講義していても、実のところ心の平安が世界の平和に直ちに結び付くのだと言うことを教えていることに気づいています。この世界を混乱に陥れている人たちは、皆共通して恐怖から行動しており、内なる恐怖から目を逸らすために、世界を支配、征服しようとします。自分の恐怖を征服すること、すなわち平安を手にすることが先であることがわからないのです。このような人々が滅ぼされたわけです。
(竹下 雅敏)
昨日、質問させていただいた牛です。
Shanthi Phula様、竹下先生、ご回答ありがとうございます。
魂がない人の場合、アートマンやブラフマンを悟るということは、ないということが理解できました。
この前、竹下先生がどこかで、「同じ波動のものが引き合うから、家族や団体全員の魂が残っていうということがありうる」とのコメントをされていたと思うんですが、シャンティフーラもそうであったかと思うと嬉しいです。
竹下先生の講義を正しく理解し、実践して正しく生きていて、魂の残っている方が、どのくらいの数かわかりませんが、日本全国に散らばっているということを思い浮かべると、とても嬉しい気持ちになりました。
「この世界を混乱に陥れている人たちは、皆共通して恐怖から行動しており、内なる恐怖から目を逸らすために、世界を支配、征服しようとします。」
ほんとうにその通りだと思います。
恐怖から行動しており、内なる恐怖から目を逸らすために、親が子供を、教師が生徒を、上司が部下を、征服しようとしているのですね。それが今、世界レベルで顕著に現れているんですね。。。
「自分の恐怖を征服すること、すなわち平安を手にすることが先である」ということが、改めて理解できました。
悟りや解脱を得るために、
神秘体験を追い求める必要がないことが分かって
なんだかホッとしました!
一人で達成しようと思うと、苦行・修行の茨の道も
素直な心で神様と一緒に歩めば、
楽しい道行になりますね^^
意識は、身体が無くなっても、在り、ある階層に存在する、と受け取りました。そして、東医の講習を受け始め、「心の平安」という言葉が耳に残りました。ムドラーの復習をし、打ち身のアザが治りが早いことに喜び、この、一連の流れが、先日、遠方にある実家の母の様子を介護サービスの方から電話で聞いた時の、私の激しい動揺を、静めてくれました。「導かれている」なんて、言葉だけが頭にあっただけなのに、今は感じる事ができます。間に合ってよかった。万歳。
アートマンを悟った者は、凡夫と違い、熟睡状態でもメンタル体が目覚めているとのこと。メンタル体は睡眠不要なのかなと思いました。
アートマン・ブラフマンを悟っても悟らなくても、神階・無意識がせん部州の5層よりも上の階層に行けば良いという事が分かりました。
またアートマン・ブラフマンの悟りを得ているかを調べるには、モナドの各レベルに応じたアートマン・ブラフマンの位置の波動を調べればよいのでしょうか。
講義を聞いた後、いつものようにコメント欄を読んでいると、質問者への回答の中に「私の講義を正しく理解して下
さっている方は、私が何を講義していても、実のところ心の平安が世界の平和に直ちに結び付くのだと言うことを教
えていることに気づいています。」と書かれているのをみて、アートマンやブラフマンを悟ることも大事なのかもし
れないが、結局のところこの事に尽きるなと思いました。
アートマン、ブラフマンの悟りを得ていなくても、高い神の恩寵の光により、潜在意識・無意識をせんぶ州より持ち上げてもらえば解脱は可能とのこと。まさに多くの人にとっての福音だと思います。シャンティフーラに辿り着くまでの自力があれば、少なくとも解脱の入口に到達できる。
そして、今というときは竹下先生も地上に降りられ、天界も一体となって、その可能性が大きく開かれているときなのであるのだと再認識させられました。
この様な貴重な内容を理解しやすいように噛み砕いて説明してくださり、ありがとうございます。
機会を逃さずしっかり学ぼうと思います。