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概要
サーンキヤ哲学の基本的な部分を2回にわたって説明してきた。今回は、サーンキヤ哲学における輪廻と解脱の理論について、その真偽を細部まで検証する。
目次
1.プルシャ(自己)の実現 (00:00:00)
サーンキヤ哲学は解脱を目的としている。しかしこの哲学で到達できるレベルでは、解脱には届かない。また、「サーンキヤ・カーリカー」には多くの誤りがある。ヴェーダを含めた聖典・教典は、盲信せずに再検証することが必要である。
2.サーンキヤ哲学の概要1:自己と心身 (00:05:33)
「インド人の考えたこと」宮元啓一著をテキストとして、復習も兼ねてサーンキヤ哲学の概要を見ていく。その過程で、サーンキヤ哲学の解脱の理論が誤りであることを示すが、詳細は最終章に譲る。
3.サーンキヤ哲学の概要2:精神と物質 (00:19:00)
前章に続き、サーンキヤ哲学の概要を見ていき、精神の捉え方が西洋哲学とは全く異なることなどを指摘する。
4.微細身は消滅するのか? (00:26:30)
サーンキヤ哲学においては、微細身が輪廻の主体であり、25原理の知識(自己と自我を区別すること)によって微細身は消滅し輪廻からの解脱があると考えられている。この理論の真偽を検証する。
終わり(00:59:02)
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参考文献
- 「インド人の考えたこと」宮元啓一著、春秋社
- 「インドの「二元論哲学」を読む」宮元啓一著、春秋社
3件のコメント
プルシャ、ブラフマン、パラマートマン。
科学的な生き方の奥深さを感じています。
西洋哲学で精神と考えられている心(ブッディ、アハンカーラ、マナス)は、インド哲学では物質とのこと。インド哲学の観点から物心二元論を再考する必要があると思います。
生まれてくる前の過ちが今の状態を苦しめているなら、今を一所懸命に生きて転生に入らないようにしたいと思いました。