竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!
現在、カレンダーは印刷をしているところです!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!
前回からの続きです。
1.背景色の指定
(1)背景色のサンプル作成
まず、スタッフが数種類の背景色のサンプルを作ります。
(2)竹下氏のCMYKの値の割り出し
それを参考にした竹下氏から『背景色として、CMYK=2:50:0:12のものを作って送って下さい』というFAXが届きます。竹下氏は背景色のCMYKの値を直観で割り出します!
FAXに書かれているCMYKの背景色を作り、それを確認のため竹下氏へ送付します。
竹下氏は カラーチャートなどを見ながら色を考えているのではなく、直観でCMYKの値を出しているということでした。「背景色を決めるのは、1分かからないくらいで出している」とのこと!ほとんどの場合、1回で背景色が決まりました。
デザインをするときに、背景色を決めるのは時間がかかるところです。
スタッフが何時間もかけ、その後も何度も変更しながら制作するのに対して、
竹下氏はわずかな時間で、お花を引き立てる美しい背景色を出してしまいます。
天才と凡人の差の大きさに、驚がくしました。
2.お花や枠線の指定
(1)お花のデザイン指示
背景色が決まった後、竹下氏よりお花の大きさの変更指示がありました。
『”花の中心”をほぼこの位置にして、花の花弁がカレンダーの対角線に接するように拡大してください。』とメリベにも分かりやすい絵付きのFAXです。
この月は、お花のサイズの指示でしたが、お花の角度や切り取る位置などの場合もあり、それぞれに微細で明確な指示がありました。
(2)枠線のデザイン指示
次に、枠線を変更した方がよいとのことで、いくつかの案を作り竹下氏へ送付しました。
サンプルを確認した竹下氏より、枠線の形の選択と、その枠の色のCMYKの指示がありました。
ひとまず、これでお花と背景色のデザインができました!
(言葉を組み込んだ後に、デザインの微調整がありました)
次に、カレンダー部分の文字色を決めていきます。
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■ インフォメーション ■
カレンダーの販売開始は、11月下旬を予定しています!
もうしばらくお待ちください。