竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!
前回からの続きです。今回より、スタッフるぱぱが書いてまいります。
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本題に入る前にタイムリーな話題をひとつお届けします。
先日、印刷されたカレンダーがシャンティ・フーラに到着しました。
実はその前に「簡易色校正」というものを受け取っていました。これは色味が実際の印刷物とほぼ同じという、最終チェックのための試作品です。この色校正まで出れば、ほぼ完成した状態を再現しているはずなので、実際の印刷物を見てもそう感動はないはずなのですが…?
しかし、カレンダーの包みを開けて思わず声を上げてしまいました。
「ワォ!!」
何といいますか…簡易色校正とはまったく違う美しさが放たれていました。竹下氏は今回色の値であるCMYKを1%単位で指定したのですが、この値は本番の印刷機でないと再現されません。それがきちんと再現されたものと、そうでないものとの違いが歴然としていることを実感した次第です。
名前だけでも沢山ある色の世界。しかしたとえ同じ名前の色でも、東洋医学セミナーの色彩の調和の理論の通り「CMYKの1%が違うだけで色が放っている”気”は全く違う」わけですね。
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文章が決まった後、次に行うことになったのは書体(フォント)の選定です。
その時点で出来ていたデザインに、30種類以上の書体で文章を載せたものをサンプルとして作り、候補を絞りこみました。
このような大量のサンプルを並べて意見を出し合うのに、“学園長の思いつき”で購入した高価な「作業台」 が大活躍です。私は最初「こんな大きくて高いものを購入してどうするんだよ〜」と思っていましたが、先見の明が無かったということです。(笑)
竹下氏が絞り込んだ候補を見て、「右のカレンダーに使われている書体に統一するのがよい」ということになりました。その後書体の太さ、文字の大きさ、行間などを決めていき、微調整を繰り返して書体選びが完了しました。
この時点では、まだデザインが完成していないので文字の色は仮としていました。書体が決まるまでだけでも、社内・竹下氏宛に提出したサンプルは約40点に上りました。
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書体はこだわろうとすると、難しいもののひとつだと思います。どの書体も細かく見れば、絵への似合わなさやいびつさを感じてしまいます。しかし竹下氏の指示通りに進めていくと、最後にこれしかないというものにピタッと、しかもスピーディーに決まったというのは、後から振り返ると凄いことだったなと思いました。その後の工程で書体には一切の変更が生じていません。
次回へ続きます。
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カレンダーの販売開始は、間もなくです!
もうしばらくお待ちください。