東洋医学セミナー上級コースの講義を紹介しています。
前回からの続きです。
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第6巻は、女性に人気の高い「アロマテラピー」です!
アーユルヴェーダでの病気の対処方法は、憎悪したドーシャ(気の性質)を減らすこと。
ドーシャを下げることができる希少な治療法が、「アロマテラピー」と「(次巻で学ぶ)ホメオパシー」です。
竹下氏が『ホメオパシーは、アーユルヴェーダの現在の最高進化系』と語っていますが、その前に同じ理論を持つ「アロマテラピー」を学びます。
【第6巻】アロマテラピー(約2.8時間)
さまざまなお店で販売されているエッセンシャルオイル。お風呂に入れたり、お部屋で焚いたり、楽しんでおられる方も多いと思います。
しかし、治療として使う場合は、さまざまな注意事項があります。東洋医学セミナーを受講して初めて知ったことがたくさんありました。
● 注意事項1 ● エッセンシャルオイルを購入するときの注意
”治療”で使えるエッセンシャルオイルはごくわずか。
現在流通しているエッセンシャルオイルの大半は、医療としては役立たないとのこと。
講義では、購入する際のポイントが説明されています。
● 注意事項2 ● エッセンシャルオイルを使用するときの注意
エッセンシャルオイルにクリームに混ぜたり、他のエッセンシャルオイルと混ぜ合わせると、元の成分とは違ったものになってしまうとのこと。
治療として使う場合は、何も混ぜることなくディフューザーを使ったり、紙に落として香りを嗅ぐ方法がよいそうです。
もう1点、エッセンシャルオイルを開封後、成分が変質を起こしている可能性もあるとのこと。使用する前に、古いオイルが治療に使えるかどうか、調べてから使いましょう。
● 注意事項3 ● エッセンシャルオイルを処方するときの注意
「この症状の全員の人に、このオイルが効く」ということはあり得ないとのこと。
さらに、同じ名称のオイルでも、品種や抽出部位(例:種子か根か)によって働きかけるドーシャが異なり、治療効果が変わる場合もあります。
貴重! 約300種類のエッセンシャルオイルのリスト
東洋医学セミナーのテキストには、約300種類のエッセンシャルオイルを分析したリストが載っています。竹下氏が膨大な時間とエネルギーをかけて調べあげたというもの。
「このリストがなければ、とてもアロマテラピーはできない!」と感じる重要なものです。
アロマテラピーは知名度も高く、植物のいい香りのものが多いので、治療に使いやすいと思います。
ご自身や周りの方の治療が必要になったとき、この貴重なリストを活用して、ぜひこの本物のアロマテラピーをお試しください。
次巻は、いよいよホメオパシー!
本質的にはアロマテラピーと同じものですが、ホメオパシーの方がもう少し使い勝手が良く、無限の可能性があることがわかります。
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