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今回は、中論上巻 第二章 「去ることと来ることとの考察」という有名な部分を見ていく。おそらく、この部分の最も見事な解説をしている定方氏の「空と無我」をテキストとし、ナーガルジュナの真意を汲み取っていくことで、逆に彼の論理の限界が見えてくる。そして、それを越えたところを私(以下竹下氏を指す)の立場から論じていく。
これまで大乗仏教・ヒンドゥー教という枠にとらわれず、広く密教について講義してきた。今回は密教の最終回として松長有慶著「密教」から文章を拾いながら、大乗仏教・ヒンドゥー教も含めた私(竹下氏)の最終的な感想・まとめという形でお話ししたい。
シークレット・ドクトリンのスタンザを読み解いている中で、前回は、宇宙が発生する前の状態から宇宙が押し出されていく部分を詳しく解説した。今回は、寄り道にはなるが、現代の宇宙論を見ていく。神智学が高い次元を含めた宇宙論であるのに対し、三次元の物質的次元の宇宙論ではあるが、神智学に関連した興味深い気づきがある。
今回はイエスの誕生の部分に焦点を当てる。キリスト教徒は処女懐胎を無条件に認めるが、もう少し自然に考えた方がいい。マリアとはどんな女性だったのかについて、聖書以外の様々な文献を参照して掘り下げる。また東方3博士についても聖書以外の文献を参照し、ローマ・カトリックが弾圧してきたのは何なのか、それを明らかにする。
今回で経済の講義は最後となる。ヴェルナー氏のように、事の本質を摑まえている人は将来が予測できる。危機が起こった時にパニックになると正常な判断が出来ないが、予測ができていれば冷静に対処でき、あるいは備えておくことができる。
この世界を支配しているのは銀行家なので、彼らがどうやって支配を拡大しようとしているかを考えれば対処がしやすい。今回は経済から見た未来を説明する。
「資本主義を超えて」をテキストとしサーカーのプラウト思想を紹介してきているが、今回は一番大事な所、経済を語る上での根幹部であるプラウトの金融システムについて、簡単なさわりの部分を取り上げ、通貨・税制改革により劇的に豊かになった地域社会の実例を紹介する。そして、みんなが豊かになることを阻もうとする勢力の話題も盛り込む。
前回はプラトンのイデアについて解説をした。引き続き、藤沢令夫氏の「プラトンの哲学」という本から講義を続けるが、本の中で藤沢氏は通俗的なプラトン理解というものを批判している。この批判は正しいものであり、プラトンの哲学は、2000年以上経っても基本的な枠組みに間違った部分がなく、一番最初に人類が手にした哲学であるにもかかわらずその完成度は驚愕すべきものがある。無視されてきた霊的世界の視点も踏まえ、真のプラトン哲学を読み解く。
古代哲学史の最後にプロティノスを取り上げる。プロティノスの哲学は、プラトン哲学を真直ぐ理解して哲学を展開したものである。これまで解説してきたミトラ教やヘルメス主義、カルデア神学等とは思想の形態が異なるが、この流れの中にプロティノスを位置づけて説明をする。また、現代の哲学者には、こうした流れのバックボーンであるミトラ教の知識がないため、不完全な理解となっている部分を補って解説する。今回と次回で根幹の一番骨太の部分を解説するが、今回はまずプロティノスの人物像を中心に説明する。
前回までの一連の講座を見てもらっていることを前提に「愛のヨガ」を参考にしながら結婚の観念と概念を見ていく。南太平洋原住民の驚くべき結婚相手選びの方法から、「イニシエート」という本に出てくる覚者、ハイアラーキー達の結婚や性に対する非常に特殊な価値観、規則についても解説する。
「自分自身を癒す」の講義に対する質疑と応答。
シャンティ・フーラ 映像配信
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