映像配信のご案内はこちら
前半で読み解いたスタンザIII-1〜4を、後半では植物の胚珠や鶏卵の構造を概念化し、流出論も総合して解釈する。また、マヌ法典が引用されているⅥ-1、III-8のブラヴァッキーの解説文を読み解く。インドの神話やヒンドゥー教の宇宙論を理解した上で見直すと、スタンザの支離滅裂さが浮き彫りになる。
前回に引き続き、説一切有部の思想・アビダルマを見ていく。前回は、究極の実在についての有部の定義の誤りを説明したが、今回は、有部のもう一つの重要概念「永遠なる本体」を見ていく。
『旧約聖書』の本質を理解するために、前回はその周辺ということで、カナン神話を取り上げた。今回はそれを補完するために、バビロニアの創造神話『エヌマ・エリシュ』を取り上げる。バビロニア神話まで取り上げないと『旧約聖書』の全体像が分からないためである。まず基本的な神話を説明し、その構造につてい解説する。
「リストラなんか恐くない」の講義に対する質疑と応答。
幾つかの質疑を通して、他人や自分自身に対する欲求や正しい対処の仕方。また、本当に幸福になれる価値観、他人からの評価や才能について、疲れない正しい働き方についても触れた内容となっている。
今日からグノーシスの神話に入っていく。これまで秘密結社の思想などを見てきて、2世紀頃エッセネ派を母体とするキリスト教以外の宗派があったことが分かったと思う。異なる文化が混交した様々な思想があり、グノーシスも本来はキリスト教とは無関係だったのが、イエスを救世主とする派もできた。今回からしばらく、グノーシスが大雑把に言ってどんな思想かを見ていく。
前回は文献「エネアデス」の中の論文「エロスについて」から、プロティノスのエロス概念を読み解いた。今回は、ミトラ神話、カルデアの神学、ポイマンドレース、グノーシスの神話を基に総合的な解説を試みて、エロスの本当の意味を読み解く。
これまでインド哲学から特にウパニシャッドの哲学的世界、そしてアートマン、解脱を中心に話してきたが、近く仏教について話す予定である。そこで、仏教が説く無我の論点を理解し、アートマンの存在を認めない仏陀(ゴータマ・シッダールタ)の真意を汲み取るための準備として、今回と次回の二回の講義で自己・アートマンについての理解を深める。
前半に引き続き、新しい解釈に基づいてスタンザⅢを見ていく。スタンザⅢは『シークレット・ドクトリン』の中心的な部分であるが、根本の宇宙が創造されるシーンに重大な間違いがある。そのため、何がどう間違っているかについて詳しく説明するとともに、本当はどうなのかについて、サーンキヤ哲学の宇宙の展開論を補強しながら解説していく。では、なぜそのような間違いが生じたのか? それは地球上の宗教のレベルの低さに原因がある。そしてこの間違った宇宙論から非常に多くの歪んだ宗教が生まれることになった。地球上の宗教がいかにレベルが低く、宇宙論を説くレベルに達していないかについても解説する。
少子化の影響もあり、一夫多妻の議論が一般的にも現れ始め、時代は一夫多妻制が可能な社会へと移行しつつある。完全に男女平等な社会であれば、事実上多夫多妻ということになる。ここで決まって起こる議論には、どういった心理が潜んでいるのか。一夫多妻における本質的な部分について言及する。
前回は房中術の神交法について概略を説明した。今回は、『ミラレパの十万歌』という本の中から、房中術の神交法に関係する所を取り出し、ミラレパというチベット密教の大聖者が実際にどういう体験をしたのか、具体例を見ていく。
シャンティ・フーラ 映像配信
絞り込み検索や並べ替えができます。