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- 81分
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概要
前回に引き続き、説一切有部の思想・アビダルマを見ていく。前回は、究極の実在についての有部の定義の誤りを説明したが、今回は、有部のもう一つの重要概念「永遠なる本体」を見ていく。
目次
1.猫の本体 (00:00:00)
「(永遠なる)本体」の原語「スワバーヴァ・svabhāva」は、本来「自性」と訳されるが、文脈により三つの異なる意味で使い分けられているようだ。ここでは、「猫の本体・自性」が意味するものについて独自の解釈を試みる。
2.有部の三世実有説の論証(瞑想体験の三パターン) (00:19:49)
有部は、過去・未来の猫を想像でき現在の猫は認識できるので、猫は三世に渡って実在すると考えたが、根本に「認識できる対象は実在する」という思想をもっている。彼らがこの様に考えた理由を推察していき、その過程で瞑想体験の吟味の仕方や落とし穴について解説する。
3.自性・プラクリティの三つのレベル (00:47:27)
「知覚と推理とを認識としては同じ」とする有部の誤りの原因を、自性・プラクリティの三つのレベル(意識・心・物)に基づいて解説していく。
4.有部の論理破綻とその原因 (01:06:49)
有部は、過去・現在・未来の三時に渡って恒常な(猫の)本体と、刹那滅的な現象(としての猫)を同一の時間においてはうまく説明できなかった。その根本的な問題点を解説し、最後に、哲学とはどうあるべきかについての私見を述べる。
終わり(01:21:05)
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参考文献
- 「中観と空Ⅰ」梶山雄一著作集 第四巻、春秋社
- 「中論(上) 縁起・空・中の思想」三枝充悳著、第三文明社 レグルス文庫
8件のコメント
これはもう一回見たい講義です。
意識と心と物の関係がこれほど明確に説明されている回はなかったと思います。
それに加えて霊的ビジョンの真偽の見極め方も教えてくださっています。
最近のマンモスの動画もこうやって見分けられたんだなと思いました。
ポケ○ンにモナドがないなんて!!まさか、アンパン○ンにもモナドがないのでしょうか?モナドがない場合はどのような反応(感覚)になるのでしょうか?呼吸ができないということでしょうか?これは由々しき問題ですので自分で調べたいので是非ご教授くださいm(_ _)m
(後半は真面目な質問です。笑)
KP 様
竹下氏からの回答です。(シャンティ・フーラ)
――――――――――――――――――――――――――――――
ふっふっふっふ。さぞ驚いた事でしょう。実はある年代では神と思われるドラエモンにも、モナドはないのですよ。信じられないと思われるでしょうが、なんとゲゲゲの鬼太郎にもモナドはないのです。
※出典)いずれもWikipedia
モナドがある場合とない場合の違いは、9月15日のマンモスの動画とCG画像の違いを比べて下さい。各システムは脊髄のチャクラに対応がついていますので、ここからあるなしが判別出来るのです。
従って少なくとも脊髄のチャクラについてよく理解している必要があります。
(竹下雅敏)
竹下先生、ご回答ありがとうございました。
神々の転落以上に日本中に衝撃が走ったのではないかと・・・(笑)
これからあらゆるジャンルで衝撃(笑劇)が広がっていくでしょうね。私はドラえもんはロボットなのでモナドがないことも素直に受け入れられましたけど(笑)、ドラ教の信者には到底受け入れられない現実かもしれません。
マンモスは確かに呼吸のしやすさが違う気がしましたが、思い込みという可能性もあるのでイマイチ自分の感覚に自信がありません(例のShantiPhulaロゴ事件の件もありますし。笑)。
今までのお話から考えると、これらのことは基本的にブッディで判断するのだと思いますが、意識を合わせる位置がいまいち分からなく混乱する時があります。五元も太陽と月で違ったり、ブッディに合わせる時もあったり、チャクラの場合はそれぞれのチャクラですよね。方角(?)での分類に至ってはお手上げです。何となく二択の時はブッディ、レベルを測るときは各チャクラという感じで考えていたのですが合っているか自信がありません。何かの折に、これらを一度整理して状況に合わせた正しい測定の方法をご教授いただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願い致しますm(__)m
もしも私がヨーガ行者のように心を完全にコントロールできる者であったならば、
3.11で拡散した放射性物質や溶け落ちた燃料棒に対して、
無い状態を強くイメージすれば無くなるのでしょうか?。
ひとりだけでやった場合では多分何年もかかるでしょうが…。
原子力発電所、核兵器、戦争がない世界や、平和な世界についても
全人類が同時に強くイメージすれば、あっという間に実現し良い世の中になりそうです。
ついでに、ツチノコやカッパのモナドはどうなんでしょう?
心(ラジャス)を滅することで、エネルギーが意識(サットヴァ)に行き、苦しみから解放されるとのこと。ラジャスの本質が苦でサットヴァの本質が楽だから、そうなるのですね。
自性・プラクリティの展開には、意識・心・物という三つのレベルがあり、
このことを、哲学者や科学者は理解しておらず混同しているとのこと。
特に意識と心の混同や、主体(意識)と客体(心・物)の無理解については、
根本的な無知と指摘されています。
これを聞いた時、巨大なかめはめ波が地球を襲い、焦土と化した大地を想像してしまいました。
なぜなら、ほとんどの学問がアウトだと思ったからです。
今後、心と物が一つであることを量子力学が証明してくれるかもしれませんが
もしかすると、ディスクロージャーの方が先で、宇宙人から教えられるかもしれませんね。
瞑想によって、心(思考・イメージ・言葉)を滅して
滅したエネルギーを意識へ持って行くことにより苦しみから解放されるとのこと。
ただし、麻薬などで心を滅しても、エネルギーが物へ落ちたら混濁するそうです。
瞑想の大切さと麻薬の恐ろしさを再認識いたしました。
苦から解放された人類が、あらゆる生命と共に優しく生きて行くことを願いたいです。
心を清める事が大切といわれても、
初めのころは心と意識の区別すら全然ついていなくて、
少し混乱していたこともあったのですが、
心と意識の明確な違いを理解する事ができました。
集合意識は「意識」ではなく「心」だということに
驚きましたが、説明を聞いてなるほどと思いました。
夢を追いかけてはいけないというのは
日常が心でいっぱいになってしまうからなんですね。
中論の講義を延々聴いていると、
終ったころはいつも固まっていたのですが、
今回はちょっと解凍しました。