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今回は、光速を超える物体の振る舞いを調べる上で、非常に重要な相対論的な速度の合成則について説明する。まず、今後の講義を理解する上で必要な知識となる1次分数関数について解説する。次に、相対論的な速度の合成則について、前回とは少し異なる状況を設定した思考実験で、再び導出する。
デニソフ変換の導き出し方は、デニソフ氏が『相対性理論の神話』の中で語ってくれている。ところが、その数行の文章はとても難解で、理解不能である。そこで、竹下氏が独自の幾何学的方法により、デニソフ変換とその逆変換を導出する。まず、導出するためのポイントになるガリレイ変換を再確認し、その後、デニソフ変換を理解するために必要となる視点、補助線の引き方など、重要なことを丁寧に解説していく。
今回は「中観と空Ⅰ」(梶山雄一著)から、前回説明した三性論(三性説) に関する文章を紹介していき、三身説や仏の四智など三性論を補足する内容を付け加えていく。
前回導出したデニソフ氏の変換式について、今回はその幾何学的な意味を解釈する。デニソフ変換は、アインシュタインのローレンツ変換と式は似ているものの、根本的にものの考え方が異なる。アインシュタインは実際に時間・空間が伸び縮みすると主張しているが、デニソフ氏は、それは光が届くまでに時間がかかることによる錯覚だと主張する。ここでは、ものが伸びたり縮んだりして“見える”投影の仕組みについて、実際にグラフを描きながら解説する。
前回は、デニソフの変換式について幾何学的意味を解釈した。今回はデニソフの変換式は本当に成立しているのか? そして、正しいのかどうかについて、実際に具体的な例を使って幾何学的に検証する。ある座標系から、もう一方の座標系への投影の仕方を何度も実践するので、ぜひ身につけて欲しい。ポイントは45度のラインと平行線と直角二等辺三角形である。
今回は、日本ではあまり知られていないレーデル線図を使い、ローレンツ変換を導出する。レーデル線図はミンコフスキー線図の欠点を修正したもので、特殊相対性理論の独特の現象について理解するには、最適のものだと思われる。次に、相対論的な速度の合成則を導出する。光速を超えたものを議論するときに、この式をそのまま使って議論することができるため、竹下氏にとっては一番重要なものである。
これまでデニソフ変換に触れてきたが、これまでの変換式と説明は正の領域でのみ成立する。これだけでは数学的に不備があるため、今回は負の領域に対応した変換式を取り上げる。そして前回同様に、これらの式は実際に図を描くことで導出できることを示す。
前回は負の領域におけるデニソフ変換の式を導出した。今回は負の領域において、長さの変換式が成り立つかどうかの検証を行う。また、デニソフ変換を利用して長さの変換式を導出してみる。
今回からの前後半2回で、特殊相対性理論とデニソフ変換の講義を終える。今回はまず、デニソフ変換の総括をし、特殊相対性理論と似た形の4次元時空におけるデニソフ変換の式を提示する。
2023年12月のアンケートでいただいた視聴者の方からの質問に回答する。その2回目。通信文での記述にある「4億5千年前に太陽系を乗っ取った闇の勢力」、「地球人の約7割以上が宇宙人グループに繋がっている」、「妻の身体は全ての天体と全宇宙をあらわしています」、「統一体」のそれぞれの意味について回答する。また、祈りに集中する方法、感染症とシェディングの対策としての食生活について答える。(本映像は宗教学講座中級第96回と同時に収録した内容です)
シャンティ・フーラ 映像配信
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