シャンティ・フーラのブログ

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シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
~10.2度の印刷 ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

16.初版印刷

ピヨちゃんグッズの印刷を依頼している印刷会社に、今年もカレンダーの印刷をお願いしました。

予定日ぴったしに届いた印刷されたカレンダーをワクワクしながら開封!
1セットは竹下氏のチェック用として届け、残りをスタッフと協力者さん救世主スータさんで検品していきます。

検品作業中、目のよい協力者さんが、同じ月のカレンダーでも色の濃さにばらつきがあることに気づきました。

竹下氏に確認すると「2017年版のカレンダーは問題なく気が通ったけど、今回のものは気が通らないのでおかしいと思っていた」とのことでした。

(左)竹下氏が見て、気が通るもの (右)気が通らないもの

印刷会社に色むらを尋ねると、印刷中に機械の温度変化や版についているインクの濃さが変わるためすべての印刷物を同じ濃さにすることはできないそうです。特に薄い色(黄色や赤系)はムラが出やすいとのこと。

2017年カレンダーが問題なかったのは、背景が濃い色が多かったからのようでした。

調和した色にこだわって作っているので、妥協できません!

「美術品を作っているような感覚で、色にこだわっているのです」と印刷会社へ伝えたところ、色むらを減らしきれいに印刷できる方法を提案いただきました!

(初回の印刷方法は、シャンティ・フーラがここまで色にこだわって作っていることをご存知なかったので、費用が高額にならないように考慮した印刷方法でした。

もう1度 印刷をすることになりました!
ブログで告知をしていたよりも販売開始が遅くなったのはこのためでした。

17.2回目の印刷

2回目の印刷開始予定時刻を教えてもらい、その時間にあわせて竹下氏を含めた社員全員で、それぞれの自宅にてガヤトリー・マントラを唱え、印刷成功を祈りました!

これで「次も印刷に失敗して、商品化できなかったらどうしよう…」という気持ちがなくなり、安心感が生まれました。

その数日後、出来上がったカレンダーが届きました!
パッと見た瞬間から「きれい!」「色がはっきりしている!」と感じました!!

竹下氏の確認結果は「問題なし!!」
ホッと胸をなでおろしました!

これまでピヨちゃんグッズをはじめ、さまざまな印刷物を作っているシャンティ・フーラですが、印刷物でNGが出たのは初めてのことでした。

竹下氏は「印刷も手仕事の世界だからね」と話していました。

感謝!サンヨーメディア印刷さん!

印刷をしてくださったのは、ピヨちゃんグッズやカレンダー(過去にはこじかBooksの書籍も)でいつもお世話になっているサンヨーメディア印刷さん(広島県広島市)です。

創業50年を超える老舗で、全国からの依頼に対応されているそうです。親切な営業さんがおられるので、印刷の知識がなくても要望にあった提案をくださるので心強いです。
なお、個人の年賀状印刷などもできるとのことでした。

今回のカレンダー印刷では、サンヨーメディア印刷さんにコスト面や納期の短縮、機械の徹底した掃除など、多大なるご協力をいただき、心から感謝しております。

おかげで、私たちが美しさや色、さらには気のレベルまでこだわったカレンダーが無事に出来上がりました!

完成!

様々な人たちに支えられ、今年もカレンダーの販売を開始できました!

また、購入してくださるお客様のおかげでカレンダーを作ることができます。
いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

2018年、皆様がシャンティ・フーラカレンダーとともに素晴らしい1年をお過ごしになりますように!

これまで、長い連載をお読みいただいてありがとうございました。

◆ 時事ブログの竹下氏のコメントも要CHECK!!

「シャンティ・フーラカレンダーってすごいっ!」とスタッフもびっくりした、12月1日の時事ブログの竹下氏のコメントもご覧ください!

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シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
~9.神々のイラストのカード制作 ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

15.神々のイラスト ポストカード作成!

中西征子さんに許可をいただき、カレンダーの印刷と同時に、神々のイラストのポストカードを制作することになりました。

複数の案の中から、ハルカナウチュウノヒカリノミコト様と
ミサキタカクノボルヒメミコ様のイラストに決まりました。

ハルカナウチュウノヒカリノミコト様の幽体と原因体のどちらのイラストを印刷するか迷っている時、女性スタッフの好みは、
原因体:2票(パータさん&こじか)
幽体:1票(ミルキーユさん)と分かれました。

結局、幽体と原因体の2つのイラストを入れることに決定!!

これは、以前 パータさんが自宅プリントしていたのを真似したレイアウトなんです!

ミサキタカクノボルヒメミコ様に関する時事ブログの掲載情報は多くの方に知っていただきたく、ポストカードに加えミニカードも作りました!
小さいので、ポケット、お財布、スマホケースなどに入れて持ち歩けます!

どちらのポストカードも、美しいイラストです!

2種類のカードは非売品ですので、来年1月15日までのプレゼント期間中に、ぜひとも入手してくださいね。

この後、スタッフ3人でミスがないか確認をし、印刷会社に入稿しました。

あとは商品案内の紙面を準備しながら、印刷を待つのみ……だったのですが、この後ちょっとしたトラブル発生で販売は延期となるのでした!

次回へ続く→

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シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
~8.表紙デザイン ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

14.表紙の作成

12ヶ月分のカレンダーができたところで、表紙作成です。
お花のサイズと位置を調整した後、タイトルやロゴのデザイン案を竹下氏へ送付しました。

案を確認した竹下氏からアドバイス。
『花の部分の存在感に比べて、右側のデザイン部分が小さくまとまりすぎていて、バランスが取れていないので、上手くまとまらないのです。大胆に文字を大きめに使って見てください。』

そこには、Wordファイルにマウスで描いたヒントが添付されていました。

確かに!
最初の案を見なおすと、文字が小さくて寂しい印象です。

アドバイスを元に、文字を大きくしフォントや色を考えて、竹下氏へ送付しました。
ここからは細かく変化しますので、並べて掲載します。

<竹下氏よりアドバイス>

  • 花から受けるイメージからは、シャンティー・フーラのロゴは、周りをぼかさない方が良い。
  • 文字、数字の色も、もっとビビットな色のほうが映えるかもしれない。
  • ↓アドバイスを元に修正

    <竹下氏よりアドバイス>

  • かなりバランスが、良くなった。
  • シャンティー・フーラのロゴの色の一文字一文字を、よりハッキリとしたものに変えた方が良い。
  • ↓アドバイスを元に修正

    <竹下氏よりアドバイス>

  • 「Calendar2018」の色を、花の花弁の色にもう少し近づけて、花と同様に光彩を入れたらよい。
  • シャンティー・フーラのロゴの境界の色を、それぞれの文字の補色にするとどうなるか?かなりのインパクトになるか、チンドン屋になるか、やってみると面白いのでは?
  • ↓アドバイスを元に修正

    <竹下氏よりアドバイス>

  • 「Calendar2018」の後ろの光彩は、はっきりとあった方が良い。
  • 表紙の背景色には、K(黒色)は使われていないので、シャンティー・フーラのロゴをKを使わない色味で作り直すとよい。その際、CMYのどれか一つはゼロになる。境界線の色は、作り直したロゴの色の補色と反対色を2つを試してみたらどうか。
  • ↓アドバイスを元に修正(以下の画像:ロゴの境界線は反対色)

    <竹下氏よりアドバイス>

  • ロゴの境界線の反転色がおもしろい。
  • これで微調整に入る。
  • ↓竹下氏の割り出した値を元に修正

    <竹下氏よる直感での調整>

  • ロゴの文字色、ロゴの境界線の色指定。
  • 文字の位置、サイズ、色、光彩の調整。
  • ↓ロゴの境界線の色の全体のバランスを取るため、竹下氏による再調整

    <竹下氏の最終確認>

  • OK!
  • ロゴはディズニーを高級にした感じで上手くいっていると思う。
  • 完成です!

    これで、カレンダー作りはほぼ終了!
    表紙の制作だけで、なんと7日間かかりました!

    細部までこだわった、シャンティ・フーラのロゴの一文字一文字も見ていただけると嬉しいです!

    最後は、神々のイラストのポストカード作りです!

    次回へ続く→

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    シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
    ~7.文章の選定・推敲と配置 ~

    竹下雅敏氏が監修した、
    美術品と言える 優美なカレンダー
    ができました!

    前回からの続きです。

    13.文章の選定、推敲と配置

    デザイン作業と並行して、文章の選定を行いました。

    今年はミルキーユさんが時事ブログから竹下氏の言葉を抜き出しました。
    竹下氏を除く4人で、16個の文章まで絞り込み、竹下氏へデータを送ります!

    その文章案を竹下氏がカレンダーに最適な文章に推敲しました。
    加筆した文章もありますよ!

    その後、文章案をデザインに貼り合わせます。
    文章の位置や文字サイズの竹下氏との調整は、昨年も作業をお願いした るパパさんが担当です。

    文章の配置も竹下氏の直観を元に、1/100ミリ単位で調整しています!

    ◆ 竹下氏の仕事の仕方

    絵を描いたり、文章を書いたり、デザインをしたり…、何かを制作したあとに見直すといろいろなところが気になり、何度もやり直しをしたことはありませんか?
    私の経験では、手直しをし始めるとエンドレスで作業を行い、時間がかかってしまいます。

    竹下氏の仕事のすごいところは、手直しがほとんどないことです。
    お花や装飾のサイズ・位置や加工、色選びなど、1度 確定したら修正をすることはほとんどありません。

    これが一流の仕事なのだろうと思います。

    竹下氏から聞いた仕事を行うコツはこちら。
    『どんな仕事も最初は時間がかかるけれど、きちんと行うことで、次第に早く仕事ができるようになる。そのためには、仕事で手を抜かないこと』

    竹下氏はどんな仕事も妥協せず、常に最善を尽くしています。だからこそ、様々な才能があって仕事が早いのだ、とカレンダーを作りながら実感したのでした。

    12ヶ月分のカレンダーができた後は、表紙のデザインです!

    次回へ続く→

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