シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: セルフビルド

Vol.33 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~建て具取付(1)~


Vol.32からの続きです。

窓サッシの搬入

ちょうどログが積み上がるタイミングで、3ヶ月前に発注していた窓サッシが出来上がっていました。 窓や玄関扉がつくと防犯面で安心のため、2週間後に現場へ搬入してもらうことにしました。

窓サッシは、工場から貨物輸送されたものを、窓サッシメーカーと提携されているガラス屋さんがログの中へ運んでくださいました。

log

近所の人から、道具や設備品の窃盗に気をつけるようにアドバイスをもらっていました。夜間は誰もいない現場にたくさんの建て具を置いておくのは心配で小さい窓サッシから順番に取り付けることにしました。

それによって屋根仕舞いが遅くなってしまったので、屋根ができてから窓サッシの納品をしてもらえばよかったです。

夫が「ぐっじょぶ!」だったのは、サッシの営業さんとの打ち合わせの時に、”ガラス後付け”の相談をしていたところ!
その結果 搬入時点では、小さい窓を除く 7割のサッシにガラスが入っていませんでした。

重たいガラスが入っていないことで、サッシの取り付け施工がずいぶん楽にできました。 (ガラスが入っていると小さい窓でも 施工が重たくて大変だった…!)
関係者の方々のご協力に感謝です。

log

窓サッシの取り付け

建具を取り付ける箇所のログ材には溝があります。この溝にセトリング対策用の木材を入れ、この木材に建具を取り付けます。

セトリングでログ壁が下がっても、建具がスライドする仕掛けになっています。

建具の上部にもセトリングスペースを設け、セトリングを吸収します。
セトリングスペースがなければ、ログ壁が下がって来たときに窓の開閉ができない不具合などが起こるそうです。

知り合いや近所の人が見にこられたとき「窓の上の隙間は、設計ミス?!」と聞かれたところでした。

log

サッシの取り付けは、水平になるように気をつけながら、内側と外側を釘やビスで止めていきます。

ほとんどのサッシは夫が一人でとりつけましたが、高所は夫と私が室内・室外に分かれ、一人が支え、一人が釘打ちをしました。

サッシ取り付け後、セトリングスペースには、床や天井の断熱材の余りを入れました。
セトリングスペースだけでなく、窓サッシの周りの隙間にもしっかりと断熱材を詰め込みました。

最後に、セトリングスペースを仕上げ材で隠します……が、まだほとんどの窓を仕上げないまま暮らしておりますっ!

log

サッシを取り付けたところで、ガラス屋さんへ連絡。ガラスの搬入と取り付けをお願いしました。さすがプロ!4人の職人さんが1時間ちょっとで取り付けされました。

ガラスが入った翌日に、例年より早い初雪!
「初雪前に建て具が入り、ホッとした」と日記に書いてありました。

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Vol.32 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~屋根葺き(2)~


Vol.31からの続きです。

ストーンチップの搬入

ネットで購入したストーンチップを、トラックから降ろすのも懸念事項の1つでした。
届いたときに職人さんがおられたので、ユニックも使って荷下ろしや材の移動などを協力してもらえました。

log

ストーンチップを屋根へ上げるために、ログ積みのときに使おうと考えていたウィンチ(職人さんのおかげで、ログ積み時は未使用)を使うことにしました

半日かけて準備し、いざ使ってみると……!屋根の上でストーンチップを受け取るのが危なっかしくて、1回で使用中止に!!

しかし、その日の午後、私が外出先から戻ると、すべてのストーンチップが屋根の上に上がっているではありませんか!すごいー!

「ちょっと空き時間ができたから」と夫の友人が来てくれたそうです。
「今、屋根材をあげてるんだ」と話すと、体力があるその友人が屋根の上へピョンピョンと上がり、手伝ってくれたそうです。おかげで2時間ほどで終わったとか。人力ってすごいです。

建築中、女性では手伝えない箇所がいくつかあったのですが、協力してくれる人たちのおかげで助けられました。

屋根を葺く

ストーンチップは、瓦桟に向かってビスで留めていきます。

両サイドだけはサイズ調整が必要で、金物用のハサミでカットしながら留めていました。

小さめの家といえども平屋の屋根は大きくて、時間がかかる作業でした。 なお、薪ストーブの煙突を出す付近だけは、開けておきました。

私は何度か屋根の上へ登りましたが、脚立から屋根へ移る瞬間が怖かったです。靴はすべりにくいものに履き替えるようにしていました。
ただ、勾配がゆるい屋根のため、屋根の上での作業はやりやすかったです。

屋根の上は、秋でも暑かったです。

天井裏の通気

天井裏の空気を流すための通気材を棟の部分(屋根の一番上)につけました。

軒から空気が入るようにして、夏の熱気が天井裏にたまらないようにするためです。

ログハウスということもあると思うのですが、昨夏は想像以上に快適に過ごせました。

設計変更

設計時、北向きの部屋の採光と通風が気になって、2〜3箇所に天窓をつけることを考えていました

ただ夫が設計を勉強している時、先生から「設計をしていると天窓がつけたくなるけれど、どんなに対処をしても雨漏りする!つけるべからず!」と何度も聞いていたそうです。メリットとデメリットがある天窓さん。
結論がでないまま、家を造りながら考えることにしました。

屋根工事の終盤、屋根に穴を開け、薪ストーブ用の煙突を取り付けました。
しかーし、慎重に対策をしていたにもかかわらず、どしゃぶりの雨が降ったときには煙突部分から雨漏りしました。(その後、対処を重ねて、現在は大丈夫!)

この経験から、天窓はつけないことに決定しました。

北向きの部屋は昼間でも照明がいると思っていましたが、住んでみると周囲に高い建物がないので、予想以上に明るかったです。
驚いたことに、軒が長い南側の窓辺より北側の窓辺の方が明るい時間もあります!

現場で確認をしながら設計変更ができるのはよかったです!
(建築確認申請を出している場合、計画変更の申請が必要な場合があります)

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Vol.31 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~屋根葺き(1)~


Vol.30からの続きです。

ルーフィング、飛ぶ!

職人さんの応援が終った翌日は雨が降り、ログ作業はお休みです。
現場の雨対策をしてから帰宅したのですが、その後 低気圧が発達して爆弾低気圧になってしまいました!
とはいえ、屋根にルーフィング(防水シート)を貼ったあとだったので「ルーフィングを貼り終わっててよかったね〜」と自宅でのんきに話していました。

ですが……その後、現場に到着してビックリ!
職人さんが貼ってくれたはずのルーフィングが敷地内の桜の木にプラーンと引っかかっているではありませんか!(あまりに驚いて写真なし!)

小高いところに登って屋根を見ると、ルーフィングが剥がれたり、めくれ上がったりしていました。
屋根の下から吹き込んだ強風がルーフィングをはがしていました。

ルーフィングに穴が空いていたら雨漏りの原因になってしまうので慎重に破れを確認し、使えそうなルーフィングは補修し、一部は新しいルーフィングを追加注文して貼り直しました。

屋根のルーフィングがめくれ上がった姿はショッキングな光景でしたが、思ったよりも損傷はすくなかったです。

屋根材の決定

屋根材は、瓦にするか、価格を抑えた材にするか悩みましたが、瓦にすると予算オーバーするので「ストーンチップ(鋼板)」というものを選びました。

我が家は、3寸勾配というゆるい勾配で、瓦だと選べる種類が少なく高額でした。
(瓦に適切なのは、4寸勾配以上のようです)

瓦はあきらめ、アスファルトシングルにする予定でいたのですが、夫が「野地板に直接 釘を打つのが気になる」と別の材を考え始めました。アスファルトシングルは、15年くらいでやり直さなければいけないと聞いたので、剥がす時に屋根の下地も痛めてしまうかもしれないと気になったそうです。

ストーンチップという聞きなれない屋根材は、ガルバリウム鋼板に天然石(石の粒)を吹き付けたものです。メンテナンスが少なくて済み、耐久性が20年〜30年あるとのこと。

瓦をつけるときに使う瓦桟(かわらさんぎ)を使って施工できるので、野地板に直接 屋根材を貼り付けなくてもよくなります。

また、1枚の重量が軽いので、施工も楽。
瓦のように凹凸があるので、空気層があり断熱効果も期待できます。
価格は瓦の1/4くらいと安価です!(アスファルトシングルと比べるとやや高め)

屋根材の下に敷いたアスファルトルーフィングの耐久年数が20年くらいだったので、ルーフィングをやりかえる時に(資金を貯めておき)瓦に変えることにしました。

※竹下家のログハウスは最初にアスファルトシングルにして、その後 瓦に変更したと映像配信の中でありました!この方法を採用したのです!

瓦桟と水切り

瓦桟を屋根へ上げる作業が、なかなか大変でした!!

私が下にある木材を数本まとめて持ち上げ、夫が屋根の上から受け取ります。 何回この作業を繰り返したかな…。二人ともヘロヘロになりました。

瓦桟を釘で垂木に打ち込みます。 ルーフィングや野地板で覆われていて垂木の位置が分からないので、あらかじめ墨つぼで垂木の位置に墨出しをしておきました。瓦桟の本数が多いので、作業に時間がかかっていました。

また、屋根の端には水切りをつけました。
ホームセンターに売っている水切りを使いました。

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Vol.30 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~屋根の下地(3)~

logバナー

Vol.29からの続きです。

破風板の取り付け

IMG_0745-2

野地板張りの次は、破風板(はふいた)です!
破風板は屋根の内部に吹き込む風の防止、雨水の吹き込みを防ぐために重要なものだそうです。

職人さんに ログ建築の応援でもっとも大変だったことを尋ねたところ、「破風板の取り付け!」と即答されました。

屋根から身を乗り出してビスで止めないといけない!さらに破風板は重たい!緊張感のある大変な作業だったそうです。

IMG_0744 log

職人さんが来られなくなった後、夫は破風板を2枚重ねにすることに決めました。

IMG_0882-2

私は怖くて手伝えませんでした。
長くて固定できない木材をビス留めするために、左の写真のような仮押さえの板を取り付けて、そこに破風板を乗せてからビスで留めたようです。
(私は仕事のため現場を離れ、途中の作業を見ていません)

夫は高所が苦手だったのに、このころから屋根の上での作業もこなせるように変わっていました。

破風板は雨が直接当たるところなので、確かに2枚あった方がよかったし、屋根の重厚感が少し出たように思います。

IMG_0897

ルーフィングシート張り

秋雨前線が活発な時期で、このあと3日間 雨のため職人さんはお休みとなりました。
職人さんが来てくれるのは、あと1日!最後の日は、屋根のルーフィングシート張りをお願いしました。

室内への雨の侵入を直接 防ぐのは、瓦ではなくこのルーフィング(防水シート)だそうです。常識かもしれませんが、私は瓦が守っていると思っていました!

元住宅メーカーに勤めていた知人から「ルーフィングは 少々高くても良質なものを選んだ方がよい」と聞いたので、耐久性等に優れた改質アスファルトルーフィングをネットで注文しました。

屋根のルーフィングは、タッカー(大きめのホッチキス)で留めていきます。
タッカーは建築中 さまざまなところで使いました。実家にプロ用のタッカーがあったので助かりました。

職人さんは「屋根の上はあつーい!」と汗だくで作業をされていました。秋でも暑い屋根の上!夏の作業じゃなくてよかったです!

IMG_0747

あっという間にルーフィングが貼られ、これで雨がふっても ひとまず安心になりました。

……ですが、翌日 がっくしな事件(←大げさ!)が起こります。

職人さんの応援は終了!

9月30日。明日から職人さんたちは別の現場へ行かれます。

重たくて危険度が高い垂木や破風板の取り付けなど、私たち夫婦ふたりだったらどうやってやっただろう・・・。

職人さんにログ積みだけでなく、屋根の下地までやっていただいて本当に助かりました。そして、職人さんが安全に怪我なく作業を終えられて、ホッとしました。

これまでの感謝を伝え「もし、1日でも仕事が空く日があれば教えてください!」とお願いして別れました。

翌日から夫婦ふたりでの作業に戻りました。

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Vol.29 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~屋根の下地(2)~

logバナー

Vol.28からの続きです。

屋根のセトリング対策

ログ材と一緒に注文していたセトリング対策用の金具を使って、垂木を取り付けます。

◆セトリング対策

セトリングとはログ材の乾燥による収縮と、ログ材の重さによって、ログ壁が徐々に下がってくる現象のことです。

妻壁

我が家は妻壁もすべてをログ材にしたため、屋根のセトリング対策も必要でした。

時間が経ってログ材が収縮するとき屋根が可動するように考えられた金具を使います。 セトリング

金具の取り付けに関する説明書がなく取り付け方がわかりませんでしたが、休憩時間に職人さんと夫で金具をガチャガチャ触って考えていました。知恵の輪で遊んでいるような、楽しそうな光景でした!

log

金具の使い方の検討がついた後、職人さんは垂木の固定に入りました。足場の悪い高所で、重たくて長い垂木を取り付ける作業は、どれほど大変なことでしょうか。

IMG_0712

職人さんは「セトリング対策用の金具は、ビスを止めるところが多く作業が大変」とおっしゃっていました。

IMG_0566

作業に慣れてくると息のあったご兄弟はどんどんスピードアップ!
作業2日目には全ての垂木が上がりました。

IMG_0732

野地板張り

次は野地板張りです。

「17年前に建てた小さな家のお話」の中で『屋根は結露の生じる部分であり、湿気に弱いコンパネは使うべきでない。』とあったので 野地板を採用しました。
この板は、たる木に対し垂直に貼っていきます。 IMG_0733

野地板は幅の狭い木材のため、張り付ける枚数が多く手間がかかります。

このとき、親切な人から エアーコンプレッサーと釘打ち機をお借りしました。釘を手にもってトンカチで叩かなくても、スパンスパンと釘を刺していけるので、職人さんの作業が少し楽になったと思います。

野地板は約1日で貼り終わりました。

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。