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前回からヘルメス文書のポイマンドレースについて話をしていて、これから何回か講義をしていく。今回は前回に引き続き、「グノーシスと古代宇宙論」という本から具体的な内容に入っていく。
ストア派の3回目として、論文が極めて少ないストア派の宇宙論を、これまで見てきたヘルメス文書、ミトラ教、カルデアンオラクル、プラトンの思想と照らし合わせながら詳細に見ていく。そうすると、全部同じ世界観であることがわかるとともに、ストア派の思想は、現代物理学をも超えた高度な唯物論であることも明らかになる。そして彼らの思想は霊的なものの見方なしには読み解けない神秘思想であり、これを読み解くことによって、後に取り上げるプロティノスの新プラトン主義を理解する基礎ともなる。
前回はサングリアル文書と呼ばれるテンプル騎士団が掘り出したと考えられている秘密文書について説明をした。今回もダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」から取り出してテキストとし、サングリアル(聖杯)という言葉が持つ王家の血という意味から、血筋に焦点を当て見ていく。
今回と次回は仏教の無我の思想を少し詳しく見ていく。仏教は無我と言って、真の自己・アートマンの存在を否定するのだが、これは「アートマンが存在しない」と言っているのではない。ここを理解しないと後の様々な哲理が分からなくなる。この最も微妙な部分を上手く説明していく事が今回と次回の目的である。
親子関係ということでこれまで色々話をしてきたが、今日は、斎藤学(サイトウ サトル)さんという精神科医の方が書いた『「夫婦」という幻想』という本を取り上げる。これまで何度も話しているように、親子関係の混乱をたぐっていくと必ず夫婦関係に原因がある。実際に、たくさんの人々のカウンセリングをしていて、いくつも本を書いている精神科医の方が、子供の問題はほとんど夫婦の問題であると結論として言っている。ここの部分を具体例を通して見ていく。
今回は梶山氏の解説文を参考にしながら、大乗が目指した悟りの内容を考察する。実は、大半の経典作者を始めマイトレーヤでさえこの悟りを得ていないが、ごく少数の悟得者が残した文章から悟りの内容を推論できる。これにより小乗と大乗の悟りの違いや大乗の教義と意図の全体像が明らかになる。
前回塗油までを説明した。今回はその続きで、イエスの受難のところに入っていく。今回と次回は、イエスがエルサレムに入城して死刑の判決を受けるまでの出来事を解説する。聖書のクライマックスに近付いているが、よく知られているようで、実はあまり理解されていない部分である。参考図書「図説 地図とあらすじでわかる!聖書」でおおよそのストーリーをつかみ、その後、どのような問題点があるかを深く考察する。
前回は、聖杯伝説が持つ血筋という部分に焦点を当て解説をした。今回はその血脈や系図の部分で説明不足であった点や話し足りなかった所を復習を兼ねてもう一度簡単に解説した上で、聖杯伝説の結論へと入っていく。
今回は、神智学の源流の1つであるカルデアンオラクルを解説する。西洋哲学のこの分野は研究が遅れており本が出ていない。そのためにインターネット上の2つの論文を取り上げ、一番根本になる思想の部分を説明するが、この分野では初めての本格的な解説となる。
前回は十二縁起の各項目を大まかに説明したが、「名色」と「六処」についての問題点を残していた。今回は、この二点と最大のポイントである「取」を解説する。「取」は十二縁起の本質だが、執着と訳され全く理解されていないことが多い。そこで「取」を中心に、生まれ変わりのメカニズムをより細かく丁寧に、分かりやすく説明する。
シャンティ・フーラ 映像配信
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