試聴映像
- 1. テーマ:王家の血筋
- 2. サングリアル(Sangreal)の意味
- 3. なぜ"聖杯の探求"という呼び方をするのか
- 4. ゴドフロアはシギベルト4世の子孫ではない
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概要
前回はサングリアル文書と呼ばれるテンプル騎士団が掘り出したと考えられている秘密文書について説明をした。今回もダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」から取り出してテキストとし、サングリアル(聖杯)という言葉が持つ王家の血という意味から、血筋に焦点を当て見ていく。
目次
1.王家の血とは何か? (00:01:00)
サングリアル(聖杯)という言葉の綴りの切り方を変えるとサング リアール、王家の血という意味になる。その血脈とはイエスの血脈なのか?マグダラのマリアの血脈なのか?近代のシオン修道会の総長ピエール・プランタールの主張も取り上げ検証する。
2.聖杯の探求の核心をなすもの (00:12:04)
聖杯という意味の中には、マグダラのマリアという意味、サングリアル文書という意味、王家の血という意味に加え、錬金術という意味もある。外面的に錬金術を捉えたら単に宝探しであるが、内面的に捉えた場合、どういう意味を持つのかについて解説する。
3.血脈を読み解く(1)ダゴベルト2世ーシギベルト4世の血筋 (00:34:27)
「ダ・ヴィンチ・コード」では、メロヴィング家の直系の子孫シギベルト4世の子孫がシオン修道会の創設者ゴドフロワ・ド・ブイヨンであるとするが、本当の子孫はモンセギュール城の領主ラモン・ド・ペレラであるという私(竹下氏)の説を、他の文献や系図から詳解していく。
4.血脈を読み解く(2)ゴドフロワ・ド・ブイヨンからイギリス王室へ (00:57:41)
マグダラのマリアまで遡り、ゴドフロワ・ド・ブイヨンの系図を手繰る。そうすると、ゴドフロワ・ド・ブイヨンはスコットランド王やイギリス王と非常に深い関係にあり、マグダラのマリアの血筋が、イングランド王、イギリス王室の血筋に流れ込んでいくことがわかる。
5.血脈を読み解く(3)イギリス王室に繋がるもう1つの血筋 (01:21:48)
ゴドフロワ・ド・ブイヨンからスティーブンに繋がるイギリス王室の血筋は途中で止まるため、イギリス王室にきちんと繋がっていくギヨーム・ド・ジェローヌの別の血筋を見ていく。そうすると、聖杯物語の始まりがプランタジネット朝と関係があることが明らかになる。
6.血脈を読み解く(4)ランカスター家とヨーク家 (01:38:12)
ランカスター家とヨーク家は「東方の建設家の会」という組織の高段位者だったという事実から、イギリスの王家の人たちがずっと信仰していた宗派に行き着く。マグダラのマリアの血筋はイギリス王家、貴族に入り込んで現代にまで至り陰謀論に繋がっていることに言及する。
終わり(01:56:42)
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参考文献
- 「ダ・ヴィンチ・コード 下」ダン・ブラウン著、角川書店
- Electronic Journal 「メロヴィング朝からカロリング朝へ」
- ロストワールド final Season
- 薔薇十字会日本支部
6件のコメント
いろんなことが繋がってスッキリ!!
陰謀論にはそんなに根深い歴史があったのかと驚きました。
鮮やかな講義でした!ありがとうございます。
緻密な資料、完璧な論理。
そこから、この世界の事実が赤裸々に見えました。
まさに、事実は小説よりも奇なり。
これまで読んだどんな小説、これまで観たどんな映画より、
「奇」を見た思いがしています。
そして、霊的世界の思惑も一緒になったこの壮大な陰謀。
こういう真実の歴史を多くの人が知ることができますように。
素晴らしい講義をありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
これはおもしろかった!!
こういう角度で西洋の歴史を見ると、これが本流であとは枝葉のような気がします。
フリーメイソン、イルミナティといった世界支配のピラミッドの頂点は、ロスチャイルド家やロックフェラー家などの血流だと知らされてきました。
しかし彼らにこういう共通項があることは、内部の者しか知らなかったと思います。
系図の構築も素晴らしかったし、ここまで深く世界構造を掘り下げて説明できる研究者は他にいないのではないかと思います。
星野さんとこのトンボの湯にて、スッポンポンで日光浴してきました(^^) 表がお日様、裏が温泉でぽっかぽか。。この世の天国(笑)
・・・愛の5相の英知は素晴らしいですね!この世さん。。
桜ちゃんみたいに木登りもしたので、気分はちょっと異次元かも(^.^)
王室や皇室の系図の謎は、DNA鑑定をすれば解明されると思います。
イルミナティを知るには、ここまで掘り下げて学んでいく必要が
あるんですね。
イルミナティのピラミッドの頂点は、全てここから
繋がっているのかぁ~!!
全体像が理解できて、楽しかったです。