家族の絆 〜親子(21):夫婦関係(子供の問題の源)〜

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概要

親子関係ということでこれまで色々話をしてきたが、今日は、斎藤学(サイトウ サトル)さんという精神科医の方が書いた『「夫婦」という幻想』という本を取り上げる。これまで何度も話しているように、親子関係の混乱をたぐっていくと必ず夫婦関係に原因がある。実際に、たくさんの人々のカウンセリングをしていて、いくつも本を書いている精神科医の方が、子供の問題はほとんど夫婦の問題であると結論として言っている。ここの部分を具体例を通して見ていく。

目次

1.親子関係の問題の根本原因 (00:00:00)

親子関係の講座でわざわざ夫婦関係の本を取り上げるのは、親子関係の問題の原因をたぐっていくと、限りなく夫婦関係の問題に近づいていくからで、そこのところを理解して頂きたい。

2.つまらない夫 (00:03:17)

精神科医である斎藤さんは、クリニックに息子のひきこもりのことで相談に来ていた女性に「息子に構っていないで、もっと外に出た方がいいよ。」というアドバイスをしていた。これは子供のひきこもりの治療であるが、子供ではなく母親自身のアドバイスをしている。

3.欲求不満の原因と根源 (00:09:35)

前回の講座の要点の部分、”感情のうっ散”をしてしまうプロセスと根源について、もう一度復習する。これは公式として非常によく出来ており、だいたいこれに当てはめて見れば分かるようになるので、頭に入れておいた方がいい。

4.ひきこもりの原因と治療 (00:25:15)

なぜ斎藤さんが「もっと外に出なさい。子供のことは問題にしないで、あなた自身の生活を変えなさい。」と、息子がひきこもりの母親に言っているのか?そこの真意を見ていく。

5.子供の問題の源 (00:38:53)

性非行や家庭内暴力、校内暴力など色々あるが、そういった非行も基本的には、ひきこもりと同じである。そういう部分をまとめてあるので、それを見ていく。

6.夫婦関係の問題と解決 (00:47:31)

子供の問題は、夫婦が仲良くなることが一番いい解決方法である。ただ、男の方に夫婦の問題を解決しようとする意思が根本的にないので難しい。解決の糸口を探そうと思ったら、相手を非難するのではなく自分を見つめないといけない。公式に当てはめて、どのような解決をしないといけないかをよく考えて頂きたい。

終わり(01:11:34)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「「夫婦」という幻想」斎藤学著、祥伝社
ありのまま、かしわ餅事件、しぐさ、せれなさんのブログ、ひざ枕、アーバン博士、キャバクラ、キンナリー、ニュートラルな立場、マッサージ、モデル、ユーモア、ヴィジョン、不倫、不安、不満、人間らしさ、仕事、仮面夫婦、仮面家族、冷戦状態、出会い、喋り方、声のトーン、夫婦関係、嫁姑の関係、学校、怒り、性格、性的な魅力、情操の部分、愉最上観音(ゆもあかんのん)、憎しみ、援助交際、梅沢富美男、欲求不満、水商売、浮気、海外旅行、満たされない性欲、濁った色、無関心、男の愚かさ、立場、立居振舞、経済力、結婚、罵倒観音、肌、腹立ち、茶色、蛾、見目形、親子関係、逃避願望、邪気、釣り合っている夫婦、雀色、鷹の爪、黒ずむ、3種体癖
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6件のコメント

  1. 参考になった(4)

    汚れて邪気がいっぱいになればなるほど、きれいな透明感のある色は似合わなくなり、黒ずんだ濁った色しか似合わなくなるとのこと。確かに、言われてみればそうですね。

  2. 参考になった(3)

    重要な「公式」!!
    これを知ったら、本当の原因にたどり着けるので、どんなに世界が平和へと向かうことでしょう。(笑)
    学校の勉強よりもずっとずっと重要なお話、心のやわらかな内に知ることで、夫婦も仲睦まじく愛情に満ちた幸せな家庭が増えることでしょう♪
    女性は自分の内面を磨くことで、自分も幸せになり、その幸せをどんどん拡げてゆくことで社会の混乱が解決に向かってゆく事を知ることが大切だと思いました。
    自分の心を美しく磨いて、すてきなパートナーや子供に心から愛される人生!
    考えただけで幸せすぎて「うっとり」してしまいますね!

  3. 参考になった(6)

    私の兄はひきこもり中です。
    ひきこもりの息子への対策、非常に参考になります。というか後押しされた感じです。ありがとうございます。ただ、過去に似たようなアドバイスを両親に何度も話しましたが、父母共に頭では解わかっているのですがいつも実行できないようです。本来は悠々自適な年金生活を送れるはずなのだが、両親共に(兄の)食事の世話等が心配で、旅行などの半日以上かかる遠出の行動もできないようです。時々自分の気に入らない両親の言動に反発した兄の暴力に耐えかね、両親共に私の家に退避しに来ます。「親の有難さを知らしめる為にしばらく帰らない」と言いながら、翌日か翌々日には、兄の食事を心配しだしてすぐに帰ってしまい、父母兄共に何事もなかったかのように過ごしてします。この繰り返しで約20年(兄は今年で44ちゃい)。もちろん収入は無く両親の年金が頼り。よって父77才、母70才の夫婦には斉藤学さんの方法は難しいと思われます。
     ところで、村岡画伯作の〇〇観音はどちらに掲載されていますでしょうか?。ぜひ一度拝見してみたいです。

  4. 参考になった(3)

    自分のまわりにも若いのに夫婦関係がおかしい夫婦がいるなということに気づきました。たぶんこの映像で勉強しなかったら,そうした関係のおかしさに気づくことのないままだったのかもしれません。

    女性が変われば~というのはその通りなのですが,今度はそうした女性に釣り合う男性がいなくなってしまうのでは?と心配になってしまいました。男性も変化するのでしょうか・・・

  5. 参考になった(1)

    男は言葉を額面通りに受け取り勝ちというくだりのお話が大変参考になりました。言われたことに対して、紹介された「公式」を当てはめてみると問題の本当の原因が導き出されますね。言われた言葉自体を争わないことがまず一歩だなと思いました。

  6. 参考になった(0)

    親子シリーズの集大成?というか、まだこのシリーズを見ていない方にもこの回は必見!
    とくにこの【公式】がすごい!人間関係のからくりが、簡単に解き明かせるかも。。
    本当に面白くて、何度も何度も繰り返し視聴しています。
    親子関係に限らず、あらゆる場面に応用できて大変ためになる素晴らしいお話でした。