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概要
前回から、斎藤学(サイトウ サトル)さんの著書『「夫婦」という幻想』という本から、親子関係についての文章を説明している。前回、”感情のうっ散”が起こる公式を伝えたが、問題の一番の根源は夫婦の”満たされない性欲”である。性欲が満たされておらずエネルギーが余っていると、その余っているエネルギーが心のレベルの問題を作り出して、実際にトラブルが必ず起こる。具体的に、斎藤さんがこの部分について言っていることを見ていく。
目次
1.感情のうっ散 (00:00:00)
親子関係や夫婦関係の中でトラブルが起きて”感情のうっ散”がどちらかに起こるが、前回、簡単な使い勝手のいい公式を伝えた。
2.原因と動機への気づき (00:21:46)
根源的な問題は必ず”満たされない性欲”にある。本当にこれはとても大事なことで、特に重要な部分が、具体的に何が問題だったのか?ここに気づくことである。これがとても大事で、実を言うと難しいことである。
3.間違った結婚の動機 (00:42:15)
誰と結婚するかということがとても大事なのに、多くの人が経済的な理由を優先して、「本当にこの人を一生愛せるか?」「この人なら私を一生愛してくれるか?」そういう視点で相手を選んでいないところが非常に大きな問題である。
4.子供の問題と夫婦の危機 (00:53:01)
大概の場合は、最初の結婚の動機からつまづきがある。そうすると、案外仲良くサヤにおさまっていたりするが、次のようになる。
5.親の役割と生き方 (01:02:36)
みなさんは親子の問題について、子供にどのように接したらよいか、どういう言葉がけをして、どういう親子関係を築いたらよいか、それから子供が勉強しないなど、そんなつまらないことばかり言っている。親がしっかりと価値観を持って子供を導いていかないと、子供はちゃんと育たない。
終わり(01:13:02)
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参考文献
- 「せいぞろい へんないきもの」早川いくを著、バジリコ
- 「「夫婦」という幻想」斎藤学著、祥伝社
10件のコメント
今まで立場を利用してうっ散しまくってました。
今後は日常の中でいつも自分の心を見つめて暴いて
クリーニングしていこうと思いました。
とても分かりやすいお話しでした。
思春期にいろんなことや他人がしない経験をすることで、人間の幅が広がり、自分は他の者と違うという自信がつくとのこと。私は、社会に出てからですが、普通の人がしないであろう経験をたくさんしてきました(ほとんどが逆境の経験です)。それらの経験で多くのことを学んだり、成長したりして、大きな自信につながっています。
久しぶりにこの回を見てみたら、マントラなどで得た借り物の徳目を本当に自分の実力にするためにやるべきことはこの回で説明されている手法なのかなと思いました。
具体例として出てくる竹下家のエピソードもおもしろく、講義の途中で起きるある事件は見てる自分も釣られ笑いしてしまいました。
メリべとは何だろう?という疑問が解けホッとしました ♪
また、こうした根源的な心の構造の理解を必要としていたのでホッとしました(^^)
さらに、夫婦関係の、そして親子関係のあるべき姿に深く納得しました。
母の笑顔をあまり見ることがなかった事を思い出しました。そして私にも笑顔が少なかった事も。仕事場に母の日プレゼントにと、子供が作ったお弁当とカードを、主人が届けてくれました。カードには、何やら日頃の御礼と笑顔を笑顔をと、応援メッセージが書かれてありました。優しい家庭があり、それを支えてくれていた主人の存在を再認識させられたビデをでした。
私もメリベの意味がよくわからないので、この回を見ました。
メリベの説明もめちゃくちゃおもしろいんですが、大切なポイントが詰まっていて良かったです。
子供の不登校、ひきこもりの問題で悩んでおられるご両親に、ぜひとも見て頂きたいと思います。
なかなか深く面白い内容でした。しかも非常にわかりやすいです。
自分の企んだことも忘れてしまうのか!と新たな発見でした。
わたしが同じ状況なら、顔にニヤニヤを抑えられず、かえって怪しまれてしまうだろうと思います。
学校に通いたくない子どものはなし、かわいい子には旅をさせよのはなしは、今後の子育てに非常に役に立つものでした。私自身も旅に出て成長させてもらったと感じています。子どもにも経験してほしいです。
前半はユーモア話満載で、今回は笑回なのかとも思いましたが、後半は珠玉の教育+子育て論でした。必聴です。
人間の感情は複雑だと思っていましたが、本当は単純なのだと気付きました。単純なんだけど、うっ散されない感情を見ようとせず、他人に責任を転嫁してしまうことが自分の成長を妨げているのだと分かったので、自分の感情に目を向け、原因を考えるように努めたいと思いました。