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グノーシス三部の教えの3回目、最終回である。人間がいかにして造られ、どういう風に救済されるかという彼らの哲学を見ていく。そうしていく中で、その宇宙の創造のキーマンが誰であるかという部分が神智学と繫がる大事な部分になってくる。
プトレマイオスの教説はグノーシスを代表する思想として、また三部の教えは後の神智学に繋がるものとして取り上げてきた。今回は、「グノーシス主義概説」というホームページから要点を抜き出して、グノーシスの基本的な構造や考え方を捉えることでこれ迄の復習としてまとめていく。その中で、問題点や、グノーシスでは解説し切れないレベルの事を押さえながら、後の神智学に流れ込む重要な思想に繋げる。
前回はあるホームページから、グノーシスの概説というかたちで全体構造を捉え、復習とした。今回は、同じホームページから、『反宇宙的二元論とヤルダバオト』というグノーシスの論文を取り上げて紹介する。今回、特別にこの論文を取り上げたのは、ある種、グノーシスの本質を衝いている非常に重要なものだと感じたからである。
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