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これまで大乗仏教・ヒンドゥー教という枠にとらわれず、広く密教について講義してきた。今回は密教の最終回として松長有慶著「密教」から文章を拾いながら、大乗仏教・ヒンドゥー教も含めた私(竹下氏)の最終的な感想・まとめという形でお話ししたい。
前回、前々回と社会サイクル論の基本概念を説明した。今回は、具体的にラビ・バトラ教授が日本史に適用したものを見ていき、それに反する松尾氏の意見を考察する。そして両者の理解を遥かに超えるサーカーの社会サイクル論を理解するために、大きな宇宙のサイクルを解説し、全体像へと繋げる。
これまで金剛界曼荼羅がフラクタル構造(自己相似形)であることなどを説明し、前回は両界曼荼羅の構造的関係はホログラム(フィルム)と映像の関係ではないかと表現した。今回は、もう少し具体的に数学的な観点から両界曼荼羅の関係性を見ていきたい。今回の結論に根拠はなく、イメージ・暗示というレベルの話だが、瞑想の本質を理解すれば、それほどかけ離れた内容にはなっていないと思っている。
前回は社会サイクル論の大まかな概観を説明した。今回は、サーカーの言葉を直接引用している所が多く、社会サイクル論に関して非常に多くのページが割かれている「サーカーの思想〈1〉」という本から要点を抜粋し、より深く社会サイクル論を学んでいく。
これまで胎蔵・金剛界曼荼羅の構造を説明した。今回は、まず両界曼荼羅に描かれた上位九尊の対応関係とその正体を明かす。次に大日(経)系、金剛(頂経)系の瞑想法を詳しく見ていき、チャクラ・クンダリニーの視点から解説を加える。最後に両界曼荼羅の位置関係に関する私見を示す。実はこれまでの講義は、ここを説明するための準備だったことを理解していただけるだろう。
今回から、経済の本題であるサーカーの思想に入ってゆく。竹下氏が「ほとんど完成している経済理論」と評価するサーカーの思想は一体どのようなものなのか。今回はその大まかなアウトラインを解説する。
前回は両界曼荼羅のうち、須弥山思想に基づく胎蔵曼荼羅を説明した。今回は、残りの金剛界曼荼羅の構造を解説する。一般的な解説に止まらず、私(竹下氏)には明らかだが、不思議なことに本では探しても出てこなかった、チャクラ・クンダリニーの視点からの解説も加える。
前回に引き続き、経済の本題に入る前段階の講義であるが、今回は非常に本質を突いているマルクス思想を解説する。世界の仕組み、世界のこれからの動きを理解するのに、マルクスの思想はとても重要である。
文章では分からない密教の世界観は、絵として表現された曼荼羅を通して理解できる。既に核心に当たるフラクタル構造は解説したが、金剛界・胎蔵の違いをはじめ、より詳細な部分をこれから3〜4回の講義で説明していく。今回は胎蔵曼荼羅の構造について、一般的な解説に含まれる誤りを論証し、新たな理解を提示したい。
今回から、経済という人間にとって非常に大切な分野に入っていく。私たちが直面している経済の問題は、どのようにして解決してゆけばいいのだろうか。実はもう既にそのための思想は用意されている。今回と次回の講座では、その前段階として、世界をめちゃくちゃにしてきた間違った思想について考察する。
シャンティ・フーラ 映像配信
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