宗教学講座 初級コース 第201回 プロティノス(一者、ヌース、魂)

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  • 1. テーマ:プロティノスの一者、ヌース、魂について
  • 2. プロティノスの言う"一者"とは
  • 3. プロティノス理解の要点:認識主体と認識対象
  • 4. プロティノスの言う"よき生"(幸福)とは

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概要

前回はプロティノスの哲学の骨格を説明をした。今回は具体的に、「エネアデス(抄)Ⅰ.Ⅱ」という本と、私がプロティノスの宇宙論を説明するために作った図を用いて、一者、ヌース、魂、そして自然についてのプロティノスによる具体的な記述に触れながら、その世界観を読み解いていく。

目次

1.プロティノスの宇宙論の概観 (00:00:00)

図「プロティノスの宇宙論」を用いて、ある言葉の使い方が狭義の意味か広義の意味かに注意しながら、上の「一者」から下の「素材」までその概観をひと通り見ていく。また、プロティノスは認識主体、認識作用、認識対象は全体で1つのものであり、分けられないものであるとしている。現代人の肉体に囚われた考え方では分かりにくいこの部分を、霊的世界における認識の例や、一部の動植物が行っている特殊な認識の仕方を題材にして説明する。

2.一者について (00:25:22)

プロティノスは一者について、通常の意味合いの存在や知性というものではなく、「言語では表現出来ない超越的な実在であるから、実在でもない」とした。一者について読み解いて行く上で、この世界の真相は言葉の上に乗らないものであること、また現代人が囚われている論理の錯覚とその弊害、4次元以上の世界のあり方についても言及する。

3.ヌース、魂について (01:01:26)

一者から、ロゴスによって知性、魂、自然が段階的に作られて行くが、このロゴスの概念はプロティノス独特のもので、キリスト教の三位一体の思想に非常に影響を与えたものである。そしてヌースと魂は分けられないものであり、ヌース界における認識主体と認識対象は入れ替わりが可能であるという部分を詳解する。ここは押えていなければプロティノスが理解不能になるポイントである。続いて、人間の死後、動物魂以下は滅びるという現代神智学にも繋がっている理論は霊的な事実に反している。これを正し、幽体を清める事の大切さ、世界を変えるための意識について重要な提言をする。

4.「存在」と人間の魂についてのプロティノスの思想 (01:39:46)

プロティノスにとっての存在とは、ヌースと魂だけである。これについて解説する中で、ヌースと魂の違いについても触れる。そして人間の魂だけが持つ特徴を考察し世界観を読み解くと、本当の哲学者というのは、魂を上の方に引き上げているのだということをプロティノスが考えていたことがわかる。

終わり(01:45:46)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「エネアデス(抄)Ⅰ.Ⅱ」 プロティノス著 中公クラシックス
100年に1回、1千年に1回、3次元、7つの天界、CTスキャン、UFO関係、X軸、Y軸、「よき生」成長を司る、「よく生きる」、あるがまま、かのもの、わがまま、アストラル体、アフロディーテ、アメーバ、アリストテレス、アルケー、イルカ、インド、エジプトの内戦、エーテルダブル、エーテル体、ギリシャ、クェート、クリシュナ・ムルティの哲学、クーデター、グラフ、グレイ、コイノーニアー、コウモリ、サオトメちゃん、シリア、ストア派、スペシウム光線、スーパーフレア、セット、ゼウス、タオ、チャネリング系、ツボ、テレパシー、ノエトン、バーチャルリアリティ、パラレル、パルメニデス、パーソナリティ、フィリピン、プシューケー、プラトン、プロティノスの宇宙論、ポイマンドレース、ミトラ、ミミズ、メッセージ、メルトダウン、リストラ、リチャード・ベルナー、レプティリアン、万物の始め、上等、下半身、下等、世の中の実相、世界卵、五感、人格、人間魂、仏教、仙酔島、信用創造、信用取引、健康、傾向性、兄弟の様な関係、光、入試、全霊、共同関係、別の次元への扉、動物魂、単細胞生物、原初の魂、原発再稼働、取次人、同調の原理、名付け難き者、善のイデア、土星天、夢の世界、大学、天体、太陽のタマコちゃん、太陽天、女性原理、妻、存在のかなたにあるもの、存在の影、実体、幸福、幽体離脱、幽界、微細な振動、怒り、性、恒星天、悪、情報発信、情念、惑星天、感覚器官、感覚界、戦士、振り向く、放射能、政治家、教育、整体、新自由主義、星辰界、時計、月天、根源、植物魂、欲望、母ソフィア、法律、波動関数、洞窟、流出、灸、為政者、無、無気力、無知、無関心、父と子と精霊の子なるキリスト、父ズルワーン、理性魂、異次元、監視カメラ、直知作用(ノエーシス)、真の魂、瞑想体験、知性体、確率、神、神経節、禅、空、第一者、第二位の存在、筋肉、粘菌、素材、経脈、老師、肉体、背の他界女性、自然、自転、薬の請負人、蝉、製薬会社、西洋医学、規制、言葉の魔術、言論的表現、貧困、質料性、超音波、通俗的なプラトン理解、量子力学、銀行家、鍼、霊能、頭蓋骨、顎の骨、類は友を呼ぶ、飛行機、高校、魂の影、鳥居、黒人、2013年
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11件のコメント

  1. 参考になった(0)

    今回も本論と絡めた大切なお話をありがとうございました。
    真実というのは、ものすごく心の深いところに響くものなのですね。。

    意識というものを大切にしよう、常に意識しようと、
    今更ながらですが、、未熟者ながら、心に決めました。

  2. 参考になった(0)
    わらうりうまうみ on

    “まず先立つものは意識でしょう”
    ん~、「先立つもの=意識」に辞典を変更したいですね。

  3. 参考になった(0)

    人間として生まれてきた意味を自分の感覚を磨く事で意識できるようになると思いました。頭で考えるより、感覚を磨けば別の世界が見えてくる気がします。この地球が苦しまないように。自分が苦しまないように。

  4. 参考になった(2)
    ぴょんぴょん on

    これまでいかに、論理や言葉にだまされてきたのかがわかっておもしろかった。
    みんな親や学校に洗脳されてきたような気がします。
    理系ができる人ばかりが医者になった結果が今の医療現場です。
    医学と宗教・哲学は距離が近いものであったはずなのに。
    すべての物には心がある、私たちは神の一部である、みんなつながっていると知ってたら、誰も精神安定剤を必要としなかったでしょう。

  5. 参考になった(0)

    ちょっと気づいたんですけれど(今回の授業とは関係ありませんが)、サンキャ哲学などはあるんですけれど、初級にヴェーダとヴェーダーンタ(ウパニシャッド)がないですよ。余計なことかもしれませんが。ずーっとでてくる、アートマ、プルッシャ、ブッディ、アハンカーラ、マナスなどは、ウパニッシャッドを中心にマハルシ、サイババが展開してますよね。ウパニッシャドは文庫本が最近でました。けれどちょっとしかのっていない。図書館でウパニッシャト全書を読んだのですが、漢字が大正時代のままでかなりきついですが、アートマン、パラマートマン、パラブラフマンなどがかいてありました。このあたりが理解できれば、ずっとでてくる図が体感(知感)できるのではないでしょうか。マナスによって。先生も全体をきちんと考えていると思うので、今後わかるのかもしれませんが、サンキャ以来でてくる、あの図が気になって、わからなくてしょうがありません。よろしくおねがいします。

  6. 参考になった(0)

    匿名ka 様

    ご質問(ご要望)の件ですが、ウパニシャッドについての講義はこちらの2回となっております。

    宗教学講座 初級コース 第7回 意識の進化と界層(ウパニシャッドの哲理1)
    https://shanti-phula.net/ja/video/blog/?p=806

    宗教学講座 初級コース 第8回 意識の進化と界層(ウパニシャッドの哲理2)
    https://shanti-phula.net/ja/video/blog/?p=811

    今後とも宜しくお願いを申し上げます。

    (シャンティ・フーラ)

  7. 参考になった(0)

    シャンティフーラ様
    ご返答ありがとうございました。はじめのころに見たので忘れていました。
    竹下先生ご自身の、ブッディやアハンカーラなどの習得が、ヴェーダーンタからではなく、ヨーゲシヴァラナンダの魂の科学等ほかの著作からということなのかもしれません。
    ウパニッシャッドの講義は見返してないですが、かすかな記憶と、概要を読んだところ、あまり原理的なお話ではなく、カルマ等についてだと思いました。
    やはり、インドの聖者がアートマン等を実現するのに、ウパニッシャドとヴェーダを習得するだろうところを、先生は、魂の科学等と、瞑想などを主軸にされたのかな、と思いました。
    どうであるにしても、ブッディやアハンカーラ等の図こそが、宗教講座の一つの主軸になっており、以前からの疑問として、ブッディやアハンカーラの対応する階層はどこかで示されていたと思うのですが、ともに色界、つまりアストラル界の何番目かの亜層でったと思います。この亜層が、色界だったら神経叢のチャクラの覚醒と対応しているのかとも思ったのですが、よく出てくる欲界、色界、無色界のひとつ左側がコーザル界だと思うのですが、比較的最近の講義(7,8回前くらい)で、色界あたりのの黄色くなった上の方の亜層を指してコーザル界とおっしゃていたように思います。
    大乗仏教の講義はほとんどみていないので、どこかで説明されていたか、わからずに聴き逃していた、あるいは勉強不足だったらすみません。進化段階やアストラル体、メンタル体などのチャクラと、欲界、色界、無色界等の図が対応しているのかなどが疑問でした。ブラフマン、プルシャ、アートマンなどは、たしか色界だったから、進化段階4.0、5.0、6.0などが色界、つまりアストラル界にあるということなのかなどが疑問だったのと、ブッディやアハンカーラの階層ではなく、進化段階との対応はどうなのかなども疑問でした。
    先生の唯一出版なされた7つのチャクラの本で、進化段階1.0までの意識や世界の在り方はとても勉強になり、たまに思い当たることがあれば読み返しますが、1.0以上のアストラル体、メンタル体、それ以降の覚醒や、もし進化段階と対応しているのであれば、ブッディ、アハンカーラなどの覚醒などもわからないところです。あるいは、体表のチャクラと同じ特徴でアストラル体以降も相似形になっているのかもしれません。
    勉強不足や消化不足もあり、色界、欲界などの図や、ブッディ、アハンカーラなどの図、進化段階との対応が、まだまだ理解、習得ができません。
    ながく疑問点をかいてしまい申し訳ありませんが、「今後、中級でわかるよ」とかご迷惑でなければ、コメントをいただければ嬉しく思います。7つのチャクラのアストラル体やメンタル体ヴァージョンがもし存在すれば、ブッディ、アハンカーラなども絡めてすっと理解できるのかもしれません。もっとも、歴史上の偉人でメンタル体の下三つのチャクラ以降を覚醒させているひとがほとんどいないことが、マイトレーヤの使命で明らかになっているので、なかなか一般的に必要性がないのかもしれませんが。よろしくおねがい申し上げます。

  8. 参考になった(0)

    長い疑問点をだしてしまい、すみませんでした。
    それからいろいろ自問自答してみたのですけれど、おそらく、竹下先生は、神智学ベースであっただろうということ。マナスはきっとメンタル体のことだろうということ。ブッディとアハンカーラはなんだろう。アストラル界、メンタル界とはどんなところだろうか。超能力者でなければ意識的には入れないだろうから、寝ているときに意識がある人は入ることがあるだろう。だいたいこんな感じで、結論をだしました。アストラル体、メンタル体は、おおざっぱに、感情のコントロール、理性のコントロールということだろうということで、感情のコントロールの意味はわかりますが、理性、知性になると難しいですし、これができるということは、ものすごいことになるとおもいました。いずれにしても、中級をしっかり勉強します。

  9. 参考になった(0)

    もしプロティノスの言うように死後、動物魂以下が滅びて欲望から解放されるなら、地獄の存在意義はなくなると思います。

  10. 参考になった(1)

    コントロールし易い人間を創ることが、ある層の意図であり、それが今までなされてきた。現実を創るのは人間の意識であり、大衆にそのことを気付かれては困るのが、コントロールしている層。
    その意図に気付いて自立し、自己を確立し、内面を磨き、かつ意識を拡大させていく。抵抗力があればある程、逞しい人間になりますが、その抵抗力が闇の力であるのは何故なのか?その闇を創り出したのも我々の意識、心であるのか?

    後半部分のお話で、自分の弱さを見せつけられた気がしました。
    この無関心、無責任はどこから来るのか?
    そこをよく見つめ、今、そして明日、何をしなければならないのか。
    よくよく考えなければならないと感じました。