試聴映像
- 1. テーマ:マニ教の神話
- 2. マニ教神話:宇宙創造以前の謎の世界
- 3. ハイアラーキー的なマニ教の世界観
- 4. 宇宙創造の原因と他の宗教との類似点
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概要
前回はマニ教を読み解くに当たり、まずマニの生い立ちをもとに人間像について解説をした。今回はマニ教の神話そのものを見ていく。その神話の中にある神智学を理解するための重要なポイントについて解説する。
目次
1.マニ教の文献について (00:00:00)
マニ教に関しては、マニが最初に書いたものがきちんと特定されておらず、写本にしても内容の違うものがいくつか存在している。その解説にあたっては信頼に足る文献がほとんどないのが現状である。そのような状況の中で、ここでは宗教学者、青木健氏の文献を取り上げ講義をする。
2.マニ教の神話1.宇宙誕生以前の2つの世界と最初の人間の創造 (00:03:43)
普通の言葉の概念では捉え難い謎の部分が随所にあるため読み解き難いが、まず、宇宙が生まれる前の霊的な世界に光と闇の2つの世界があり、そこから最初の人間が創造されていく過程を見ていく。
3.マニ教の神話2 光と闇の戦いと敗北 (00:25:14)
最初に創造された人間オフルマズドが軍団を率いて出陣するも完敗し、悪魔たちに光の要素が食われて閉じ込められてしまったことが、宇宙の生まれる最初の原因となったという部分を見ていく。生殖ではなく「呼びだし」によって創造するという世界観について、また、神話の根幹である物質や質料を悪と考える思想の本質を掘り下げて解説する。そして神話や宗教によって、集合意識のレベルから人類が植えつけられてしまったある習慣的思考について、そのメカニズムを詳細に解説し警鐘を鳴らす。
4.マニ教の神話3.最初の人間の救出、そして宇宙の創造 (01:06:55)
オフルマズドと大天使たちの救出のため、偉大なる父はミフル神(ミトラ神)を呼び出し、生命の母と共に救出に向かわせ、そこで悪魔たちを幽閉するために宇宙を創る。この部分からマニ教はこの宇宙を悪魔視していたことがわかり、非常にグノーシス的だと言える。そして食われてしまった光の要素を抽出し、光の王国に帰還させるための装置として宇宙が生み出された部分を見ていく。
5.マニ教の神話4.生命の誕生 (01:23:05)
これまで見てきた神話では、偉大なる父の第1の呼びかけにより最初の人間が創造され、第2の呼びかけでミフル神を呼び出し宇宙が創造された。この部分は後に発展した科学的知見に合わせるために、ミトラ神話では改変された部分である。そして神話としてインパクトのある第3の呼びかけ以降の箇所は、人類の進化に大きな影響を与えた部分、またサナット・クマーラに関係する重要な部分として神智学の神話に受け継がれている。最後に、そうした神話を遥かに超える真実の一端を説く。
終わり(01:49:40)
※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。
参考文献
- 「マニ教」 青木 健著 講談社選書メチエ
11件のコメント
竹下家内で行なわれる世界情勢の解説の痛快さには舌を巻くばかりです!
面白さに吹き出してしまいましたが、笑いの質の高さに感服しました。
マニの神話の本質を解き明かしながら、その間違った価値観や考え方を客観的に指摘し、
メッセージとして伝えて下さっている1つ1つのことが、胸に突き刺さりました。
それにしても、、
映像配信を勉強していると、今朝のハルカニモエルヒカリノミヤヒメミコ 様 の言葉がほんとうにそのとおりだと思いました。。。。。。。。。。。。。歌声、、、、、
今回もわかりやすい解説ありがとうございました。
2025年・・・楽しみです!
青く美しく輝く星になって待っていたいです。
自分の中にどれほどの悪が巣くっているのか。対面するのが実は怖いのです。
今まで先生のお言葉を聞いて、たくさんの涙を流してきました。救われた、と何度も感じました。でもそれは表面的なものにすぎなかったのかもしれません。
今出来ることは、本当の自分自身にむきあえるように、どうか真の勇気をお与えくださいと祈る事だけです・・。
これ以上誰も滅ぼされることがないよう祈ってきました(ガヤマンなしで)。心から反省すれば救済される可能性があるとの情報、本当に嬉しいです。
私なんかより遥かに愛のある神々が滅ぼすことでしか問題を解決できないはずがないと信じてきました。悪がはびこる中で真実が伝わらずに知らず知らずに悪に加担していた魂がたくさんあると思います。正しい情報がこれから伝わっていくことで多くの魂が善にシフトチェンジできると信じます。少し時間がかかるかもしれませんが、もう少しだけ我々人類の行く末を暖かくお見守りください。
誰も滅ぼされることがありませんように。
知恵の神、トト神がおそらくピラミッドを造ったのだろう、という竹下先生のお言葉に心が躍りました。
というのも、昔から私はエジプトの神々が好きで、中でも一番好きなのがトト神とアヌビス神だからです。
ピラミッドにも非常に興味があり、かなり昔に行ってみたいなとぼんやり思っていたのですが、そのお金がなくて幸いでした。
光が降りる前の神殿などは、かなり危険ということで、行かなくて本当によかったと思いました。
以前の映像配信で、ハイアラーキーの覚者の霊導によりピラミッドの表面を覆っていた石がはがされ、貴重な情報が奪われてしまったとお聞きし、非常に残念だとおもいました。
ピラミッドの霊的な守りがどうして破られてしまったのか、分かりません。
昔、お世話になった方で、ピラミッドや世界の遺跡を訪ねている人がいて話を聞いたのですが、世界の遺跡のいくつかには、爬虫類の神の痕跡があるそうです。
その方が、夜、寝てると何らかの存在からの危険を感じ、必死で説得して事なきを得たとおっしゃっていましたが、今からして思うと、危ない遺跡をまわることで、危険な存在に目をつけられてしまったのかなと思います。
エジプトの文字、ヒエログリフに興味があったので、自分の名前くらい書けるようになりたいと勉強したこともありましたが、語学が得意でない私はやめてしまいました。
のちにヒエログリフはトト神が発明したと伝えられていると知り、その真偽は分かりませんが少し嬉しく思いました。
映像配信で、オシリス神とイシス神を騙った闇の存在により、二柱の悪魔崇拝の奇妙な神話が生まれたとお聞きしてほっとしました。
かねてから、その神話の偽のオシリス神とイシス神の行動にショックを受けて自分の好きな神様がこんなことをすると認めたくない気持ちがあったからです。
自分の好きな神様を否定されるようなことを聞くと、認めたくない人の気持ちがよくわかりました。
201回から206回の講話の中で、本当にたくさんの気づきをいただきました。
ずっと一貫したことを竹下先生はおっしゃっているのに、角度を変えて話してもらえないと気づかないことがあると改めて感じました。
映像配信を拝見して「ドキッ」とすることをきっかけの1つとして、自分を知って、見つめたいと思います。
それぞれの映像配信に書かれているコメントを参考にさせていただき、とても助かっています。
(コメントに促されたおかげで、やっとタイムリーに拝見しました!)
夢想するクモ 様
竹下氏より回答をいただきました。
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>ピラミッドの霊的な守りがどうして破られてしまったのか、分かりません。
天界でクーデターがあったためです。このクーデターに関しては、宗教学講座ヒンドゥー教の44回・45回だったと思います。くわしく説明しています。
(竹下雅敏)
参考リンク(シャンティ・フーラより)
宗教学講座 初級コース 第44回 ヒンドゥー教
(バガヴァッド・ギーター:概略)
https://shanti-phula.net/ja/video/blog/?p=2147
宗教学講座 初級コース 第45回 ヒンドゥー教
(バガヴァッド・ギーター: ギーターの年代)
https://shanti-phula.net/ja/video/blog/?p=2194
竹下先生、ありがとうございます。
質問したつもりではなかったのですが、コメントさせていただいた時のことを思い返すと、何だか教えていただきたい、という期待を込めて書いていたと気が付きました。
率直ではなかったと思い、恥ずかしいと思いましたが、気持ちを酌んで答えていただいたようで、恐縮です。
宗教学講座はとびとびで観ているのですが、時間のあった時に、みっちり観ておくべきだったと思います。
先生は真実を語られていると、ひしひしと感じますが、それだけにリアルタイムでこの真実を知っていたら、あの時の私にとっては危険だった、と思われる真実があり、きっとベストなタイミングで様々な真実を知ることができているのかな、と、時間を無駄にしてしまったと後悔する自分を慰めてます。
先生がおっしゃられていましたが、全てを顕在意識で分かってらっしゃったら、天界の改革は成功しなかったでしょうと。
セネカ様も、正確な表現は忘れてしまいましたが、知らないということが危険から身を守ることがある、と著書で書かれていました。
お二人の状況と自分の状況を比較するのも、図々しい気がしますが、そういうことはあるということが実感として分かります。
お二人は愛する存在がいるから、試練がやってきても、強かったのだと思いますが、私の方はよく思い返すと、周りの人々や自分を愛していたかということに疑問を感じますので、あんなに弱かったのだと思います。
私が、今、生きていて幸せなのは、色んな方々が私を助け導いてくださったおかげだと思ってます。
ただ、ある種の真実を知らないことで危険を回避できたのは、以前のことで、現在は、全ての存在が自分自身と世界の真実を知ることが重要なのではないかと感じてます。
分離感や孤独感を感じつつ生きてきましたが、最近、皆様のコメントやヒメミコ様たちのお言葉を読んだり、祈りを通して、みんな全ての存在は、繋がっているんだとようやく実感しつつあります。
そのきっかけを与えてくださっている全ての存在に感謝します。
ずっと公にするのをためらっていたことがありました。それは実は私は男性恐怖症だということです。よっぽどひどい体験が過去世であったのか、たくさんの男性がいるような環境に置かれると、呼吸があさくなったり、意識が遠のいたりします。
現在はその影響を受けないようにする治療中なのです・・・。
人生とは不思議なもので、そういう恐怖を内側に抱えていると、同じような状況を引き寄せてしまうものです。特に避難後は、いろいろなストレスや寂しさなどがあると、本当に危ない状況に何度か置かれました。
その度になぜか、私の異変に気づいて助けてくれる人がいました。よっぽど勘がいいのだと思います。
ついこの2,3月もたくさん男性がいる職場で勤務してしまい、恐怖症が発症しては、むしろその弱さにつけこむ方々もたくさんいて、本当におかしくなりそうでした。それに気づいて助けてくれたというわけです。4月からは女性と子供しかいない職場なので、そういった意味では落ち着いて働いています。
助けてくれた人は、確かに「避難者への支援」だったと思います。私が知る限りでも男女問わず何人かの方に、何らかの支援をされているので、そうだと思います。ですがそのことが、なんだか世界を複雑にしてしまったようです。。。
カウンセリングでもそうですが、支援というのはやはり、女性は女性に、男性は男性にするのが無難なのかもしません。異性が「支援する」-「支援される」の関係だと、私自身そうですが、いろんな感情が入り乱れてしまい、大変ですよね。。。でも、そんなことは言っていられない状況だったのも確かです・・・。
ふ~~~~、ようやく世界を信頼して、書けるようになりました。
今回も、私には@@”(余談は特に)必見で、生きている今をありがとう∞と感じられる先生からの優しい~生命の煌めき講義でした。
マニ教の神話に対する先生のつつ込み満載の講義!素晴らしかったです。
私は”バイ・ズルヴァーン”は”バイバイ・キーン”。”ピド・イーウズルギーフ”は”ヒドーイ・ウル~~フ”とか、思ってしまいます。何だか名詞がとても面白さバッグンですね。
どうして?この様な世の中なのか?私なりの疑問の答があったりで、有り難かったです、☆”自分の中の愚かさ、たちの悪さ、精神的未成熟さ、を外にある何かを原因にして責任転嫁、やり玉にあげ、つきおとして、自分はまるで”善”で有るかのよう”に。。!この説明とても、スッキリです。大なり小なり見てきたしやっています。宗教は性的欲求不満もズバリのご説明!不倫と間違った夫婦関係も変わらない位置の様な意味~などなどの説明深く、”自分達のやっている事が公開できないのが悪”と分かり易くありがとう∞御座います。私は若い頃、性格的にか?異性と縁が無かったなぁ~幸か?不幸か?と、思ったりしました。
アーリマンのお話も絶品!の異空間的でした。前前の講義でも仰られていたとき、私も実験をしました、白砂糖、黒砂糖、キャラメル(大があつたので)でチャレンジ!(もちろんお外で)
確かに一番人気は”キャラメル”先生の仰る通りの贅沢嗜好でした。白黒はあまり変わらない集まり、しかし、超人気キャラメルに貼り付く感じの殺虫効果様でしたので、(取りあえず幸せの中でかな?)とても、驚きと共に冥福を祈りました。
☆心に響く、重要なお話でした、”悪のレッテルを貼り付ける”習慣思考は自分の心の中にある!事、内省し、抱きしめて、祈り、学びを生かす様にします。
性的な欲求不満から壮大な宗教的妄想が生まれるとのこと。竹下先生を知る前は、私はフロイト的思想に懐疑的でしたが、今はそうではありません。性を否定すると野心が育つのが実感としてわかったからです。