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これまで、ルドルフ・フォン・アーバン博士の『愛のヨガ』という本を説明してきた。今回は、アーバン博士が多くの人々にアドバイスをしてきた”愛の六ヵ条”という要約されたものを紹介する。
前回は「自己と世界―インド哲学の視点より」宮元啓一(ホームページ)をテキストとして、自己と世界に関する議論を見た。つまり西田幾多郎の哲学(唯識説)では意識を唯一実在としたため、自己が非実在になってしまった。では、通常我々が「私」と言っている自己をどう考えれば良いのかという結論の部分を今回は見ていく。
子育ての講話の中で話していることは、夫婦関係や上司と部下の関係、ペットとの関わり方、基本的な関わり方は全く同じである。ただ、人間関係の密度によって濃度が濃くなるか薄くなるかだけである。学校では、物の扱い方や筋道を立てて考えることは教えてくれるが、それを超えた次元にある人と人との関わり方という一番大事な部分は教えてくれない。今回は、『子どもが育つ魔法の言葉』という本の中から、そこの部分の話を見ていく。
これまでインド哲学から特にウパニシャッドの哲学的世界、そしてアートマン、解脱を中心に話してきたが、近く仏教について話す予定である。そこで、仏教が説く無我の論点を理解し、アートマンの存在を認めない仏陀(ゴータマ・シッダールタ)の真意を汲み取るための準備として、今回と次回の二回の講義で自己・アートマンについての理解を深める。
前回、ルドルフ・フォン・アーバン博士の『愛のヨガ』という本の中から、性交渉における非常に重要な部分として3つの例を取り上げた。今回は、非常に貴重な第4番目の例を見ていく。
今回は、これまでの内容を総括し、特に前回名称の紹介に留まったコーシャ(鞘)の詳しい説明もまとめて話す。
これまで『子どもが育つ魔法の言葉』という本を参考にして話をしている。現代の社会では、ほとんどの人々の価値基準が“何を持っているか”であり、それによって人の価値が決まると思われている。それは、社会的地位・財産・年収・才能などである。このような物質的な価値観の中では、どうしても競争や他人との比較というものが出てくる。本当に大切な価値観、大切なことは何なのか。揺らがない世界観を身に付けて頂きたい。
今回はまず、インドの哲学・宗教の概念「5つの鞘」、「3身体」、「霊的進化の段階」を概説する。次に、ウパニシャッド以来、進化段階4.0以上の者は「解放」に達した者と言われ、輪廻からの「解脱」者と混同されているが、「解放」の意味を、講師の実体験に基づき身体論の立場から見ることで、この誤解を解く。最後に重要度は低いが、仏教における4種類の「解脱」の概念を意識の界層図を用いて整理する。
ルドルフ・フォン・アーバン博士の『愛のヨガ』から、私(竹下氏)とほとんど同じ世界観が書かれている序説を前回紹介した。性交渉が夫婦関係の要になる最も重要なもので、夫婦関係の成否を決めてしまう。今回は、夫婦が性交渉を通じて至上の喜びを得るために、避けては通れない最も重要な部分について、3つの例を取り上げる。
前回に続き、ウパニシャッドの哲理を見ていく。今回は「カルマ(業)を無くさないと解脱できない」と「解脱者はカルマを超越している」という世界観の成立過程を見、これらの世界観に含まれる誤りを実例を挙げながら正していく。結論として、いかなる聖典であれ、その内容を盲信して崇拝する事の愚かさが分かる。
シャンティ・フーラ 映像配信
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