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前回は中国の思想を説明した。続けて説明をしたいのだが後に回し、今回はまず、理解しやすいと思われる近代の西洋の哲学のデカルト以降の思想を説明していく。
今回でナーガルジュナ・中論の解説は終わる。これまで、般若経の世界観の概略からナーガルジュナの議論の細部まで見てきたので、彼の主張や限界は明確に理解されたと思う。今回は、最後に総復習としてナーガルジュナの思想を全体を通して見ていく。
正しい倫理観がないと幸せに生きられないということを何度も講義で伝えている。グローバリズムに代表されるように、社会の9割は悪なので正しく生きるには倫理観をしっかりと自分のものにしていくことが大事である。その説明の為に、今回は中国の思想家たちの思想を通して勉強していく。歴史に名の残る思想家たちが紀元前から説いてきた事の本質とは一体何であったのか?人間の本性とは何で決まるのか?驚愕の真実を解説していく。
中論は、言葉の使い方が通常と大きく隔たっていて難解だが、今回は、特に理解し難いものの一つ「四句否定・テトラレンマ」を見ていく。四句否定は仏教・インド哲学の本質に関わるもので、これを理解すれば、言葉の問題の難しさがある程度明晰に理解できる。
前回から引き続き倫理を解説していく。倫理の教科書はそのままではバラバラで何を言っているのかがわからないが、内容を適切な順序で筋道を立てて説明していくことで理解が深まるだろうと思われる。古代から現代に至るまで、思想家や心理学者が主張してきた理論を正しい認識で理解する事で、人間とは何か、正しい価値観とは何かという物事の本質がくっきりと浮かび上がってくる。
今回は、中論上巻 第二章 「去ることと来ることとの考察」という有名な部分を見ていく。おそらく、この部分の最も見事な解説をしている定方氏の「空と無我」をテキストとし、ナーガルジュナの真意を汲み取っていくことで、逆に彼の論理の限界が見えてくる。そして、それを越えたところを私(以下竹下氏を指す)の立場から論じていく。
今回の講義で教育シリーズは一つの区切りとなる。最初に霊的世界と関わることの危険性について具体的に解説する。そして、最後に「教育プログラム」の締めくくりとして、至高の愛について解説する。至高の愛を実現することによって授けられる能力とは。そして到達する境地とは。今までの地球上の宗教ではあり得ない、壮大な宇宙スケールの内容である。
ナーガルジュナによる「本体・自性を認めると縁起が成り立たないこと」を示すための議論の中から、前回は「本体と現象」に関する部分を見た。続いて今回は、「原因と結果」に関する部分を見ていく。
今回から哲学・倫理を解説していく。夫婦の講座で哲学をやることには違和感があると思われるが、今まで学んだことを最後にまとめるという意味合いで解説をしていく。その最初としてプラトン(ソクラテス)を取り上げる。本物であるからこそ現代にまで生き残ってきた思想を紐解くことによって、正しい世界観をもって現代を生きてくことの大切さを理解していく。
前回に続き、ナーガルジュナの基本的な立場を見ていく。今回の講義により、これまでの「永遠の本体(自性・スワバーヴァ)=幽体」とする私(以下、竹下氏を指す)の解釈の正当性と、ナーガルジュナによる自性の定義の誤りを納得していただけると思う。
シャンティ・フーラ 映像配信
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