家族の絆 〜親子(14):背く子背かれる親(自発の力)〜

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概要

これまで子供の育て方ということで、独立要求と愛情要求の二つを大事にして育てるということを話してきたが、夫婦の問題を今回一回だけ取り上げる。次回は、なぜ「勉強しろ」と言うのか、なぜ有名大学に入れたいのか、その人はどんな人生観を持っているのか、そういうことを踏まえて今日の講話の続きを話していく。

目次

1.子供の愛情要求と独立要求 (00:00:00)

愛情要求と独立要求という二つの方向性がある。子供の時に、この基本的なニ大要求を十分に満たして育てると、子供は非常に落ち着いたいい子に育つ。また、世の中の母親が一番悩んでいる子供が勉強しないということについて、竹下氏の息子の勉強の話と共に、親の示すべき態度を話す。

2.自発的な力 (00:16:57)

子供は嫌な事を嫌々させられるので、自分の好きな事を全力でやって自分の世界観を生み出していくことが出来ない。そうやって育っていくので使いものにならない大人になっていく。そういうことを背景にして、野口晴哉の本を見ていく。

3.無意味な勉強 (00:26:47)

親がうるさく「勉強しろ」と言って勉強して大学に行ったような人は、どういう頭の構造をしているのか見ていく。

4.他人の意見 (00:32:46)

つまらない知識、使えない記憶で頭の中をいっぱいにしている人は、自分のものになっていない記憶が主観になっている。そういう人のことを野口晴哉は次のように言っている。

5.夫婦の問題 (00:50:38)

周りから子育ては女の役割だという暗黙の了解で、したくもない子育てをさせられている女性は不自由である。嫌な事を嫌々させられているので、子育てに手を抜く。こういう女性は常に不自由で、自由を求めている。そういう理解で次の文章を見ていく。

6.夫婦関係と子育て (01:09:01)

子育ての講話で夫婦関係の話をなぜするのかというと、ものすごくここが大事だからである。夫婦関係が親子関係よりも先にくる訳で、そっちが大事だということを理解してもらいたい。

終わり(01:17:44)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「背く子 背かれる親」野口晴哉著、全生社
ありのまま、うっ散要求、ものの考え方、セックス、セックス付の家政婦、タバコ、バラ、ブランドもの、三ツ星、不倫、不味い料理、乗り物、乳房の要求、五感を研ぎ澄ます、人生があと三年、価値観、偉大な業績、全力、全身の細胞、冷戦状態、妨げない、子育て、学歴、対等の人間、小説家、思想、性欲、恋、悟り、愛、愛される、愛情要求、抱きしめる、教育、散歩、敬意を払う、敬虔なクリスチャン、数学者、料理ガイドブック、更年期障害、無言の抵抗、独立した人格、独立要求、甘え、生き方、目標、瞑想、知恵、社会の暗黙の了解、繊細な感受性、美しい世界、自発的、自立、興味、花、認める、躾、遊び、集中要求、飛行機、高い知性、魅力、17歳
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5件のコメント

  1. 参考になった(1)

    一連の裁きを思い出すとでも光が来る日に近づくと必死になってマントラを唱えて、次の日からだらけるというのが続いてました。

    もう少し上手に修行や日常生活をやっていきたいです

  2. 参考になった(2)

    学問の諸分野は有機的に関連しているので、ある分野を本当に究めるなら、他分野(語学を含む)も勉強せざるを得ません。子供の興味のある分野をとことん追究させ、その分野を中心に、どの関連分野を勉強したらいいか適宜助言すれば(強制はダメ)、子供は自発的に多くのことを学べます。

  3. 参考になった(3)

    聴講中、ほんとうにこの回を聴けてよかった!と思い続けながら聴きました。
    「自発の力を養っていく」、このことに一生を懸けて取り組む人生にしなければならないと、無駄な時間ばかりを浪費し続けてきた私は思いました。

    いま、山本太郎氏の『ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-』を読んでいる最中ですが、文中の「今声を上げなければ、自分は人じゃなくなる」という言葉が目に飛び込んできました。
    彼の生き様と、この講義のテーマで培われた力の先とが重なりました。

    ありがとうございました。

  4. 参考になった(7)

    本物を知ることができてうれしい気持ちです。
    世の中って偽物だらけなんですね。まったく気づきませんでした。
    さっそく図書館に行って彼の本を詠みました。
    野口晴哉という本物の人が書いた文章は私のような素人にもズンズンくるパワーを感じました。
    本物を知らずして偽物はわからない。それが一番怖いところなのかなと、いわゆる無知の無知ですね。
    今まで宗教的なことに興味を持ち竹下先生の講和を視聴していたのですが
    私がまず最初に知るべきことはアートマンとか仏教のこととか悪魔崇拝とかのことよりもこちらのことだったようです。
    自分の中に宿る自然が求めていたのはコレだったのか
    自然を見放したのは僕らだったのですね。うーむ、深い。
    もう頑張るのやめよう。自分の中の自然と対話しながら物事を進めてゆこう。
    そのように私の心は申しております。

  5. 参考になった(2)

    親子の動画を観れば観るほど、自分が如何に酷い家庭環境で育ったのか、今の自分が人間として生命として、如何に重症なのかが、冷静に理解出来てきました。
    先生の講義のおかげで、少しずつですが、内側から発する力の存在を認識出来てきました。
    ガヤトリーマントラやカルマヨーガなどで練習を重ねて、自分らしい幸せな人生を生きたいと思います。