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概要
野口晴哉の『背く子背かれる親』から文章を取り出してずっと説明をしている。前回、今回、そして次回の三回にわたり、一般的な育てられ方の標準的なモデルを紹介して、そこに潜むいろいろな問題点を考えてみたい。今回は、いかに自発の行動・自由が大事であるかということで、思春期から結婚するあたりまでのことを話す。
目次
1.自発的な行為 (00:00:00)
野口晴哉の考え方として、自発的な行為が非常に大事であり、全力で得たものは使いこなせるということである。それが、周りからの圧力によって”させられる”という感覚で多くの人は生きているので、これだと全力で得ることができない。
2.束縛された自由 (00:06:24)
親は「いい大学に行け」「勉強したの?」と、このようなことばかり言うが、なぜそうなるのか見ていく。
3.無自覚な行為 (00:24:06)
子供によかれと思ってしていることが本当は全然子供によくない、親の無自覚な行為の典型として、野口晴哉は次のような例を挙げている。
4.間違った価値観 (00:30:41)
いい大学を目指して、そしていい大学に行く。そのいい大学に何か価値があるかのように錯覚している者は、次のような考え方をする。
5.思春期の独立要求 (00:41:12)
子供が成長していくということは、自分の才能を開花させて、そして親から独立していくということである。思春期になっていくほど独立要求が強くなってくるので、独立の要求をもう一回確認していく。
6.教育と社会のあり方 (01:11:50)
本当なら15歳で独立しておかないといけないのに、やりたくもない勉強をして、いい大学・いい結婚を目指して努力して惨めな人生を生きている。そういう教育の仕方・在り方を野口晴哉は次のように言っている。
終わり(01:19:28)
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参考文献
- 「背く子 背かれる親」野口晴哉著、全生社
4件のコメント
親が勉強しろと子供にうるさく言うのは自分の老後のため。。。
目からうろこでした。
受験生の母です。
まさに先生のお話を親として実行できるか(子の自発的行動を待つ、勉強しろと言わないなどなど)
胸にささる内容でした。
また、安らげる家庭を作る。。。反省反省(-_-;)
自発的に生きている人は休む(遊ぶ)必要がないとのこと。皆が自発的に勉強や仕事ができるように、学校教育や社会のあり方を変えないといけませんね。
自分自身がオール3の通知表で「よし」としていたので、子供には期待なんてできようもなく。お陰様で好きな道に親子共々進んでます。大学出ても~という気持ちより、不安に飛び込んだ生き方を選んだ事が、今正解だったと感じます。常に間に合うような巡り合いに満たされている事を実感し子もまた、不安ではあるけれど好きな道に飛び込んでます。将来の事より、今使う、身、口、意に心を研ぎ澄ませる日々になってます。この講座は他人事ではなく、いつでも嵌りやすい道だと、心したいと思いました。