試聴映像
- 1. シークレット・ドクトリン:最も驚異的なスタンザ
- 2. 指導者として転生に入るスターシード(7大天使)
- 3. マイトレーヤと7柱の建設者〜進化の秘密〜
- 4. スタンザに見る支配の思想
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概要
引き続き、『シークレット・ドクトリンを読む』の訳者東條真人氏の概要と、それに対応すると思われるスタンザを解説し、あらすじを見ていく。言葉の意味をきちんと理解した上で解読した時、初めて見えてくるシークレット・ドクトリンの真実とは。
映像編集者のオススメポイント
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シークレット・ドクトリン?スタンザって何? でも大丈夫。難しい事は考えなくていいみたい。今回はトラブルが起こった時の対処の仕方についての方が重要でした。
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神秘的で、もの凄い秘密が隠されているように見えるスタンザも、結局は狭い世界観の支配の思想。神智学に幻想を抱いている方には、目が醒めるような真実をもたらすと思います。
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解説がなければ自分では1つの単語の意味すらわからないスタンザというもの。まさか、それが意図的にわからないように書かれているなんて、、講義の最後に、そのカラクリが簡潔に語られています。
目次
1.Ⅳ-5 《オエアオホオ》は○(未知なるX)である。七名の戦士が来て八番目は残る。彼の息はバースカラ、つまり《光の創造者》である。 (00:00:00)
この部分の東條氏の解説は的を外している。その理由を示し、ブラヴァツキー夫人もジュアルクール覚者も全くスタンザの意味がわかっていないことについて言及する。太陽神を聖霊として読み解くと、このスタンザはハイアラーキーの構造を説明したもので、太陽系の創造のことは言っていないことがわかる。
2.Ⅴ-1 七つの息が火の竜巻を起こす / Ⅴ-5 四名の神聖な者たちは翼のついた車輪を正方形の各頂点に設ける (00:20:58)
Ⅴ-5の東條氏の解説も神話レベルの解説で、哲学としては間違いである。詳細な説明は後の講義でするが、ここでは、2人のキリストと1人の造物主にはそれぞれ七名の従者がついていること、四名の神聖な者たちとは造物主に付いている七名の記録者のうちの四名を指し、それ以下の存在界層の見張りをしていることを押さえる。
3.Ⅴ-6 記録者たちが超えるなという輪をつくり地球進化系がつくられるべき場所をかこむ / Ⅶ-1 進化の秘密 (00:40:50)
記録者が出て来て四つの存在界層を見張るようになった後、七つの七連鎖期を作るというのがⅤ-6である。Ⅶ-1は私(竹下氏)が理解する中で最も驚異的なスタンザである。ここでは進化の秘密を書いている最後の所だけ解説するので、各々が謎を解いてみてほしい。このスタンザ1つを見ても、ブラヴァツキー夫人が書けるものではないことがわかる。
4.Ⅶ-3 一者が二になるとき、三重なるものが現れる (00:53:27)
ここでは、1850万年前にサナット・クマーラが降臨し、マインドを刺激したためパーソナリティが形成され、人間王国が出現したことを書いている。ジュアルクール覚者は、「その(サナット・クマーラ)オーラの圏外に出ることはできない」と言っており、奴隷としての自覚を固める哲学であることがわかる。
5.Ⅶ-5 七つのマーヤー(幻影)界を旅する。誰が彼を形成するのか? 誰が彼を完成させるのか? そして誰が最後の身体を完成させるのか? (01:02:21)
七つのマーヤー(幻影)界とは七つの連鎖期のことで、進化の様子を示しており、ミトラと七大天使が人間を形成し、地球霊が完成させるという。さらに「最後の身体を完成させる者」とは、最終段階の身体を完成させる救世主のことを意味し、弥勒のことである。
6.Ⅶ-7 周期が満ちてアイオーンは終わる。休息期間を経た後、新たなアイオーンが始まる。 (01:10:36)
最後のスタンザには、下の界層を行ったり来たりしていた者たちが永遠の場所に吸収され、そしてまた次の周期が始まり地球に降下し人類を支配するということが書かれている。最後に神智学の哲学の特徴を総括する。果たして神智学の言うように、未来永劫その周期を繰り返さなければ解脱には至れないのか。
終わり(01:26:47)
※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。
参考文献
- 「シークレット・ドクトリンを読む」H・P・ブラヴァッキー著、出帆新社
10件のコメント
「つまらないことを永遠にやって下さって」ありがたいです。若いころ、インドまで行き、結婚や夫婦というものをことごとく否定していたハイアラーキーに捕まり(私自身何とか結婚はしましたが)、内面を見つめる作業はづっとしてきたつもりでしたが、その後も心の奥の苦しみは続きました。特に神智学関連の講義は大変ありがたく、私自身の解放につながっているように思えます。本当にありがとうございます。
竹下先生 ありがとうございました。
神様(絶対神)は人間に、人として様々な経験をしながら、あるべき(本来の)生き方をしていたら
自然と解放(解脱)への道を歩んでいることになるんですよ、と示してくれているんですけど、
内と外が繋がっていないから分からないんですね。自分も含めてですけど・・・。
とても、ためになる講義でした。ありがとうございました。
竹下様がおっしゃるとおり、本来は夫婦・家族が仲良く笑いのある生活こそが大切なことで、その中で様々な経験を通し内省をおこない、心をきれいにしていくだけで自然と進化していくのだということを再度学ばせていただきました。
今回の講義でハイアラーキーの完全なるピラミッド構造、上位にある者が下位の者を支配するという構造がよくわかりました。シークレット・ドクトリンという非常に難解そうな教えもハイアラーキーの支配構造を絶対にわからないように難解な文章にしたのだなとの理解をしました。(そういえば密教の曼荼羅の構造もそうでした)
本当にわからないようにしておいて、それらを拝ませるとは・・ほんとに根性が悪い連中ですね。
勉強になります。ありがとうございました。
ニーチェの永劫回帰は、サナト・クマーラのオーラの圏外に出られないことを前提にした思想なのですね。
最後の5分だけでも視聴する価値がありました。
最近ちょっとトラブルがあって鬱々してましたが、そういう時こそ自分を見つめるチャンス!なのですね。
タイムリーな内容でした。
夢を追いかけると闇に引きずられるという言葉が
印象に残りました。
でも闇の方が神秘的で魅力的なんでしょうか。
嫌な事があったら自分を見つめるチャンスだと言われても、
ネガティブなことは考えないでワクワクして生きようとか、
夢を叶える何とかの法則とか、
そういうフレーズの方が強烈に惹かれてしまうように思います。
私も昔、ワクワクの言葉に惹かれたことがありますが、
嫌な事から目を背けていただけだったことを知り、
未熟だったなあと思っています。
闇は人間をいい気分にさせて、
勘違いの幸せの方向に引きずって
支配していくんですね。
中級講座に入ってからちんぷんかんぷんで全くわからないなぁと思いながら拝聴していましたが、この回の最後の数分で、何故このようなことを教えて下さっているのか竹下先生の真意がわかり、はっとしました。
講座を通じて何度も何度も伝えてくださってることであるとは思うのですが、どのようにこの人生を生きればよいのかをあらためて明確にまとめて下さっており、迷いの中で長く苦しんできた自分にとっては目からウロコの決定打となりそうな内容でした。
何度も聴いて心に深く刻みたいです。竹下先生本当にありがとうございます。
哲学には近づかないでおこうと思いました(笑)はなから相手にしてませんけど。。
シンプルが一番ですね
いかに間違いが、ばっこしているかを思い知らされます。竹下先生の憤りが伝わってくるような授業でした
かなり古いのですが。いくら説明しても、伝わらないことを養老先生は「バカの壁」と表現していたことを思い出しました。
次回も、楽しみにしてます♪
日常生活で、時折、今のは、なんだろ?と、感性に引っかかって、好奇心で、学びに行ったり、調べたりしていました。
内容を、わかったり、共感する部分と、問題は、難しくて、わからない部分で、混沌としていましたが、
今回のシークレットドクトリンは、難しくて、内容を、全部を、理解したのでも、ないのですが、
目から鱗でした!、難しくして、支配する目的が、あった!というのは、腑におちました。
素晴らしいメッセージありがとうございます。感謝申し上げます。
彼らにとっての哲学というのが、「いかに人類を支配するか」というのを聞いてなんと傲慢かと気持ち悪くなりました。
狭い宇宙観のなかで井の中の蛙のように自分たちの権力欲、野心を満たす目的のために人々を混乱と悲劇に導いてきた結果が今の社会構造を作り上げてしまったんですね。
改めて今生で竹下氏の教えに出会えたことは奇跡のように有難いことだと思いました。
もし、出会えてなかったら今も無知と闇のなかを迷子になってさまよっていたと思います。なにが本当で嘘かもわからず・・・。