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これまで天界の統治の仕組みについて解説している。天界の改革以前は、役職は縁故で占められ、一族やその関係者により統治されていた。この天界の人治主義が写しとなって地上にも影響し、地球規模の混乱の原因となっている。天界の改革以降は適材適所で、相応しい神々がその役職に就き、法治主義で統治されている。地上も同じようにゆっくりとではあるが、相応しい者がその地位に選ばれ、変わっていくものと思われる。
天界の統治の仕組みはフトマニ図を基にしており、ハイアラーキーの統治構造もこれと同じである。そのため、フトマニ図を基にスタンザを解釈すると、スムーズに説明がつくということをこれまで解説してきた。今回は、天界がフトマニ図で統治されているということを補強するために、ハイアラーキーの情報を使い、別の視点からきちんと整合しているということを確かめる。
天界はフトマニ図に基づいて統治されている。このフトマニ図に関する知識を前提としてスタンザを読むと、実はハイアラーキーが、フトマニ図の構造で統治されていることが簡単に解明できる。スタンザは、ハイアラーキーたちが自分たちを権威付けするために、宇宙の創造論に重ね合わせて記述したものに過ぎないのである。
今回も、スタンザの全体の流れについて、前回の続きからざっと通して解説する。そして、全体の流れを理解した後、宇宙の創造をめぐる最も進んだ理論が表現されているリグ・ヴェーダの賛歌を取り上げ、これを解釈する。スタンザを理解した後であれば、非常に簡単に読み解くことができる。そして、宇宙創造における基本的な構造を理解する。
スタンザⅣについての講義に入る前に、もう一度復習を兼ね、今回と次回でこれまでのⅠ〜Ⅲのスタンザを、一通り見ることにする。そうすることで、スタンザの全体の流れについて理解を深めることができる。また、これまでの解釈が一貫していて、筋の通ったものになっていることも理解できるはずである。
今回は、スタンザⅢ-8から最後のⅢ-12までを説明する。するとスタンザⅢ全体の流れが、3.9次元から3.5次元の上位メンタル界までを、上の界層から順番に説明している様子を理解することができる。実は秘教の哲学では、まず渾然一体の中から神々が流出し、そして人間を生み出し、神々と人間が共同作業で宇宙を造り出していく様子が描かれている。この進化論とは逆の世界観を、宗教ではなく世界観のパラダイムシフトの機会と捉え、スタンザを学んでもらえればいいと思う。
今回から、これまで説明していないスタンザについて解説していく。スタンザには、どんどん下の界層(次元)に向かって宇宙が創生されていく様子が描写されている。ここでは、まだ完全に分化していない一つの塊の状態から、“トンネル効果”で宇宙が生まれ、そこから分化が進んでコーザル界が出現し、“宇宙の晴れ上がり”が起こるところまでを解説する。
今回から、途中になってた『シークレット・ドクトリン』の第Ⅲ節からもう一度始める。1年半ぐらい時間が空いたため、中断する前の講義で、だいたいどんなことを解説していたかというところから復習をし、神智学の世界観を確認しながら、続きを始めたい。
特殊相対性理論を今一度見返し、具体的な矛盾点を見てみる。そして最後に残された「なぜ実験結果と整合するのか」という疑問に答えて、一連の特殊相対性理論とデニソフ変換の講義を終える。
今回からの前後半2回で、特殊相対性理論とデニソフ変換の講義を終える。今回はまず、デニソフ変換の総括をし、特殊相対性理論と似た形の4次元時空におけるデニソフ変換の式を提示する。
シャンティ・フーラ 映像配信
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