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前回に続いてヴェルナー氏の「円の支配者」を取り上げる。戦後日本経済は、日銀による不良債権の買い取り、そして統制された実体経済向けの信用創造によって急激に回復していったことを説明した。今回は戦後、高度経済成長期から1980年代に渡って、日銀が大蔵省の力を弱め、人々からその実態を隠すための「煙幕」を張ることで、日本の経済支配を確立していく流れを追う。
前回、福音書に書かれている塗油の儀式がエジプトのオシリス宗派の儀礼ではないかといことを説明した。今回全体を俯瞰するために、説明不足を補完する。その資料として、マグダラのマリアはイエスの妻で、性交渉の相手であったという視点で書かれている「マグダラとヨハネのミステリー」をもとに、イエスを取り巻く人々の婚姻関係を解説する。また、イエスが磔刑となった「罪の贖い」についてその意味を明らかにする。
今日からもう一度「円の支配者」に戻る。これまでのバランスシートの説明によって、ヴェルナー氏の主張が理解できるようになっているはずである。最近出版された非常に重要な本「戦後史の正体」も交えて、戦後日本の奇跡的な経済復興が達成された裏側と日銀の実態について解説する。今回からは比較的やさしい内容。
聖書の福音書の中にイエスの体に香油を塗るという印象的な場面があるが、この塗油行為に関して筋の通った見解を示している文献はあまりない。今回と次回の2回に渡り、塗油行為がどういうものなのか、これが聖書の記述の中でなぜ混乱しているかを紐解いていく。そうすると聖書に隠された意味が明解になってくる。
前回、政府紙幣の発行をバランスシートでどうなるかを丁寧に話した。今回は、丹羽教授が提唱する経済復興の妙案を解説し、最後に未来の金融システムのあるべき姿として「ポジティブ・マネー」を提案する。
前回、前々回と通貨発行益について話したが、十分に理解できている人はいないと思っていた。今回はこれまでの大まかな知識(アウトライン)を前提に、政府通貨に関して多くの方がつまづく部分を説明する。
日本経済をデフレから脱出させるには通貨供給量を増やさねばならない。国債の日銀直接引受が最も容易であるが、国債発行額が大きくなりすぎることが問題視される。それを避けるために政府紙幣を発行してはどうかということになるが、政府紙幣を発行するに当たってはいろいろな問題がある。今回の講義では政府紙幣に関わる諸問題について解説する。
前回話したマグダラのマリアに関連の強い「黒い聖母」のことを話す。黒い聖母のことを調べると、エッセネ派の信仰や宗教形態が分かる。そして最後に、「ダ・ヴィンチ・コード」の作者らが誤解している「秘密結社が守るキリストの子孫」について、また秘密結社の企てについて、その真相を明かす。
今回の講義では、まず2004年に出された大久保和正氏の論文をもとに、多くの経済学者が通貨発行益について同じ間違いを犯していることを説明する。そして、通貨発行益とは何なのか、そして日銀が日銀券を発行していることがどのような意味をもっているのかを明らかにする。
マグダラのマリアは娼婦というイメージで見られているが、福音書のどこにも書かれていない。一方、キリスト教の秘密を暴露したとされるダン・ブラウン著「ダ・ヴィンチ・コード」では、彼女は由緒正しい王家の女性という設定になっている。これは半分は正しい。今日は、まずマグダラのマリアが通説ではどのように言われているかを説明する。次に「ダ・ヴィンチ・コード」のネタ本とされる「マグダラとヨハネのミステリー」そして「死海文書」の研究をもとに、彼女の本当の姿を明らかにする。
シャンティ・フーラ 映像配信
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