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前回は、哲学的な意味が大きく重要なカントの世界観を説明した。今回と次回は量子力学の世界観を見てみる。物理学者ですら多種多様な事を言っている。そういう部分を通して見ると、カントの言っている事の意味がよくわかるようになる。
般若心経は大乗仏教の最高峰の経典で、講義の要の部分である。様々な解釈があるが、本講座では3〜4通りの解釈を示し、最後に私(以下、竹下氏を指す)独自の解釈を示す。今回と次回は、学術的、仏教学的な解説をする前に、般若心経の実用的な理解の仕方を著した本から重要な部分を取り上げ解説をする。
前回は、カントのコペルニクス的転回という認識論について説明をした。今回は教科書のレベルを超えて、もっと深い認識論の重要な部分を解説する。ここを理解していると、あらゆる哲学や量子力学も非常に理解しやすくなる。
阿羅漢という聖者の境地を最終目標にしていた小乗仏教に対し、大乗仏教は仏を目指すべきであるとして菩薩行を加え、仏教諸派の理論を取り込み、一直線に仏を目指す修行体系を構築した。今回はこの修行階梯の全体像を見て「中観と空」を終わる。次回は般若心経、その後に唯識派の思想を取り上げる予定である。
今回と次回はカントの理論を見ていく。カントの理論は非常に重要な事を言っているにも関わらず、多くの人たちは正確に理解しているようには思えない。正しく理解した上で、現代の科学者たちがどういう風な事を考えているのかを説明する。
前回は仏教の4種類の認識論を解説した。今回は、大乗仏教を事実上大成したシャーンタラクシタの理論と、これに対立するラトナーカラの理論を認識論の立場から見ていく。ここを理解し、大乗仏教の全体像を把握することで、後に扱う唯識論を明晰に理解することができ、さらに仏教の誤りや認識論の限界も明確になる。
前回、実存主義ということで、パスカルとキルケゴールの思想について話した。今回は実存主義の中で非常に重要な人物であるハイデッガーの思想を見ていく。
後期中観派は大乗仏教思想を完成していくが、その詳細は次回以降に回す。今回は仏教諸派の四種類の認識論(世界の見方・認識の仕方)について、それぞれを象徴する写真を用いながら解説する。哲学的で難しい部分もあるが、ここまで続けて受講している方は恐らく理解できると思う。また、最後に私(以下、竹下氏を指す)自身の認識論を紹介する。
これからしばらく、サーンキヤ哲学を基にした意識の展開図を用いて、いろいろな哲学や宗教、価値観を分類し解説していく。今回は潜在意識、無意識レベルのことを説明している哲学者として、パスカルとキルケゴールの思想を紹介する。
前回で中論の解説を終えた。今回から、その後の中観派の発達・発展を見ていく。年代順では、中観派が出現したあと唯識派が現れるが、後期中観派により唯識派を含めた仏教諸派が統合され、大乗仏教が完成する。従って、先に中観派の流れで大乗の完成した姿を見た後に、唯識派の思想を見ていく方が分かり易くなる。
シャンティ・フーラ 映像配信
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