宗教学講座 初級コース 第236回 秘密伝承(仙道:房中術・体交法2)

【試聴映像の内容】
  • 1.テーマ:「小周天」以降の過程
  • 2.小周天と大周天の間の過程とその後
  • 3.クンダリニー上昇過程で現れる仙女・仙人
  • 4.男女の融合から現れる陽神

【本編の映像時間】

102分[500円+税]

【概要&目次】
前回は錬金術と比較しながら、房中術の体交法の小周天の所まで説明をした。今回はその続きであるが、仙道では修行の過程で起こる現象やその意味が正確に概念化されていないため随所に誤りがある。正しい見解を示しながら、体交法の最終段階まで解説をする。
1.房中術:体交法の修行段階(4)黒化まで (00:00:00)
  • 黒化、白化、赤化というのはクンダリニーが覚醒しそれぞれのチャクラが開いた状態の事を表現している。ここで使われている技法が基本的に小周天しかないため、前回の小周天の段階から黒化までの間の段階が飛んでいる。その部分の説明も含め黒化について解説する。
2.房中術:体交法の修行段階(5)白化、赤化 (00:25:07)
  • 白化のために行う「六、七回煮沸」とは実際にどういうことか。スワディシュターナチャクラの覚醒の過程を実体験を元に解説する。そして、単習法に比べて早く完成段階に到達できる房中術の実践方法を詳解する。これはどんな文献にも書かれていないものである。
3.房中術:体交法の修行段階(6)不老不死の薬の出現 (00:44:23)
  • 高藤氏は、陽光一現、陽光二現、陽光三現の描写と小薬、大薬といった採薬の部分、それと白化、赤化という現象を同一視しているが誤解だと思われる。仙道が混乱を生んでいるのはなぜなのか。間違っている部分を考察し、正しいメカニズムを説明する。
4.房中術:体交法の修行段階(7)陽神 (00:53:47)
  • 陽神(賢者の石)の段階ではいろいろな性質を示すとされる。アナーハタチャクラのレベルが覚醒した時の進化段階が1.6ぐらいと踏まえた上で、それぞれの性質をみていく。
5.房中術:体交法の修行段階(8)虚空より仙人・仙女が現れ仙道を伝授 (01:05:03)
  • アージュナーは第三の目と繋がっていることから、エネルギーがここまで上がってきてアージュナーチャクラが開いた頃、修行者に縁のある相応しい伝授者が現れる。実際に伝授者が現れるとはどういうことか。一般的に「夢」としてしか表現することができない伝授の時の状態について説明する。
6.房中術:体交法の修行段階(9)出神、還虚 (01:20:02)
  • ここに来てようやく仙人と言われる段階になるが、還虚で身体を消すことができ、最奥義の白日昇天ができても欲界のレベルに過ぎない。天界の改革後に高名な仙人たちが消滅してしまった事からも、仙道の不老不死とは気や肉体に特化した低いレベルであることがわかる。
終わり(01:41:51)

【参考文献】
  • 「仙道錬金術房中の法」高藤総一郎著、学研
【キーワード】
『抱朴子』、イリュージョンニスト、エクスタシー、エーテルダブル、サハスラーラ、シバ神、シャクティ女神、ジュナーナ・ヨーガ、テレポーテーション、トグロを巻いた蛇、ネクター、パタンジャリのヨーガ・スートラ、ビー玉、ホルムンスク、マニプーラチャクラ、ムーラーダーラチャクラ、ヴィシュダ、中脈、丹田、会陰、催眠術、原因体、収神、受験問題、哲学者の卵、天王星、夾脊、尾閭、幽対、心、意識、採薬、有伺三昧、有尋三昧、気功治療、水銀、汞、泥丸、消滅体験、準備段階、火車、無伺三昧、無尋三昧、無種子三昧、煉気化神、煉神、煉神還虚、煉精化気、生命再生、生命想像、発酵、白鳥、瞑想、瞬間移動、硫黄、礬水石、築基、膻中、蘇る肉体、賢者の石、趙避塵、還虚合道、金丹、銀、陰性、陽気、霊眼、養神、魔術師

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4件のコメント

  1. 参考になった(6)

    不老不死にこだわり、心を清めるのを軽んじた結果、消滅してしまったのは、皮肉だなと思いました。

  2. 参考になった(12)

    この講座は単なる宗教の講座ではなく、
    そして前回、今回の講座は単に”体交法”を文献的に説明しただけの講座ではありません。
    これまで、アーバン博士ですら書かれてない内容が含まれています。
    多くの方に視聴していただきたいと心から思いました。

  3. 参考になった(2)

    もともと老荘思想に興味があり、そこから仙人にも興味が広がっていましたが、こんなに体系的にまとめられた情報と、またその進化レベルの位置づけまで教えていただけました。これだけ情報が溢れている社会で私にとって価値のある情報得るのは難しいですが、竹下先生の講義はいつも大変貴重なものであると感じます。錬金術との対比も大変興味深い内容でした。

  4. 参考になった(3)

    彼のファンはとても多いと思います。現に私も思春期の頃、
    彼の著作の多くを読み、その世界観や幻想的な文章表現に
    魅了された一人です。そのため、私にとって、この講義は
    とても面白く、懐かしく感じました。仙道修行と男女の交
    わりが等価であることの意味が、その頃は彼女もおらず、
    判らなかったのですが、今回の講義でハッキリ判りました。
    なーんだ、そんな自然な営みの流れそのものが奥義だった
    とは。
    この今の世の中って、あまりにも性が抑圧され、混乱しす
    ぎているために、仙道や錬金術が性エネルギー昇華の秘法
    に見えてるだけであって、実際は真似できるものではなく、
    心の浄化が進んだ者同志が普通に愛情深い関係を続ける内
    に自然に到達する境地なのだろうと思いました。性の混乱
    と陰謀論はマッチポンプ的なセットなのかなと思いました。
    もっと若い頃にこの講義を受けたかったです。そうすれ
    ば、もっと自然に人間らしく生きれたと思います。