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今回から「般若心経の空とは何か」(公認会計士 武田紀久雄著)を取り上げる。これはホームページの住所から取り寄せた本であり、前回見た「現代語訳 般若心経」と比較することで般若心経の多面性を示したい。今回は、仏陀の教えと説一切有部、ナーガルジュナの思想を簡潔に要約した武田氏の文章を用いて、これまでの復習をし、次回はこれを踏まえて般若心経を説明する。
前回は、説一切有部とナーガルジュナの思想を復習した。これを踏まえて、今回は武田紀久雄氏(以下T氏)のユニークな解釈による般若心経の全文訳を見ていく。そして前々回に見た玄侑宗久氏(以下G氏)の解釈と比較することで、同一の文章でも解釈次第で全く意味が変わってくることを示す。
これまで説明した3名の方の般若心経の解説は、私(以下竹下氏)から見て般若心経の正しい理解とはいえない。しかし私の考えは余りにもジャンプが大き過ぎ現段階での説明が難しいため、今回と次回は、間を埋めるレベルに相当する宮坂宥洪著「真釈 般若心経」という本の解釈を紹介する。
前回に続き、宮坂宥洪著「真釈 般若心経」の後半部を説明する。今回の一番大切な所は最後のマントラ(羯諦咒)の部分であり、宮坂氏の非常に優れた解説を紹介する。そして、やっと次回から私(以下竹下氏)の般若心経の読み方を説明できる。
これまで般若心経を説明してきたが、今回と次回の2回は私(以下竹下氏)の般若心経の解釈を説明する。前回に続き、宮坂宥洪著「真釈 般若心経」から好都合な文章を抜粋し、それに私が解説を加える形をとる。般若心経は、それまでの般若経典群をまとめたものだと一般に理解されているが、実際には全く次元の異なるものであり、私にとっては非常に簡単・明快な経典である。
今回で般若心経の解説は最後になる。前回に続き私(以下竹下氏)の解釈を説明していくが、今回は羯諦咒・マントラの部分になる。ここで、今まで伝えられていなかった、このマントラの正しい唱え方(抑揚)を私が実演する。
今回は唯識説の最終回になる。難解なマイトレーヤの詩頌に世親(ヴァスバンドゥ)の解釈を加えた経典「中辺分別論」を見ていき、唯識説の締め括りとしたい。また適時、大乗仏教の支離滅裂さや論理破綻を指摘し、最後に、有形象・無形象唯識両派をスッキリ説明できる、私(以下竹下氏)の立場による三性の再定義を提案する。
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