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- 時間
- 60分
- 価格
- 1.0 枚 500 円 ( 税込 550 円 )
概要
今日はダ・ヴィンチ・コードの下巻にあたる、ダ・ヴィンチの絵の謎の最も本質的な部分に入っていく。しかし、この本に書かれている内容だけでは圧倒的にジグソーパズルのピースが足らないため、残りの部分を資料で補いながら解説し、全体を見ていく。
目次
1.イエスとマグダラのマリアの婚姻関係 (00:00:00)
「最後の晩餐」が、イエスとその横に描かれたマグダラのマリアとの婚姻関係を表した絵であるというのが、ダン・ブラウンの主張である。その仮説を支持するいくつかの資料を見ていく。
2.イエスの聖なる血脈 (00:16:08)
ダ・ヴィンチ・コードにおける、最も核心的部分「イエスの血脈が存在する」という主張は正しいのだろうか。本の中では、シオン修道会が、その血脈を守っていると書かれていた。これに関して、シオン修道会総長がある重要な発言をしている。
3.聖杯伝説 (00:21:30)
「聖杯伝説」とは、どのような話なのか。その急所を解説する。テンプル騎士団とカタリ派との間には密接な関係性があったと推察される点について。
4.ダビデ王家の血統 (00:28:55)
前回、テンプル騎士団が、バラ十字団、あるいは、フリーメーソンを作ったという私の仮説を説明したが、それに関する文書をいくつか紹介する。ダ・ヴィンチ・コードでは、イエスの血を引いた、ゴトフロワ・ド・ブイヨンが、テンプル騎士団を創設したと主張している。しかし、これには別の説があり、イエスの家系であるとするメロビング家の血筋について、シオン修道会は、ある大変重要な事実を明かしている。
5.モナリザに表される聖婚 (00:38:57)
前回、聖婚(ヒエロス・ガモス)が、ダ・ヴィンチの絵を読み解く鍵なのだと説明した。それを裏付ける資料と共に、モナ・リザに描かれた謎について復習する。
6.洗礼者ヨハネが伝えた秘儀 (00:47:29)
イエスに聖婚を伝えた人物、それが洗礼者ヨハネであった。また、ヨハネの発明とされている洗礼と酷似した儀式が、古代エジプトのイシス秘儀宗派に古くから見られる。洗礼の儀式とは、何を表しているのか。ローマ・カトリックによって黒魔術師として徹底的に非難されていたシモン・マゴスであるが、性魔術を行う人物として知られている。シモン・マゴスとはどのような人物で、洗礼者ヨハネとはどのような関係があったのか。
終わり(01:00:27)
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参考文献
- 「ダ・ヴィンチ・コード(上)」ダン・ブラウン著、角川書店
- 「ダ・ヴィンチ・コード(下)」ダン・ブラウン著、角川書店
- 「ダ・ヴィンチ・コードの真実」、ダン・バースタイン著、竹書房
- 「レンヌ=ル=シャトーの謎」、 マイケル・ベイジェント、リチャード・リー&ヘンリー・リンカーン著、柏書房
- 「マグダラとヨハネのミステリー」、リン・ピクネット&クライブ・プリンス著、三交社
- 「イルミナティ 悪魔の13血流」、フリッツ・スプリングマイヤー著、KKベストセラーズ
- 「週刊美術館レオナルド・ダ・ヴィンチ」小学館
- 「モナリザを解く」首藤尚丈著、三五館
- 「ダ・ヴィンチの暗号」田辺清著、宝島社
- 「錬金術と神秘主義」アレクサンダー・ローブ著、タッシェン・ジャパン
- 「岩窟の聖母」レオナルド・ダ・ヴィンチ、パリ、ルーヴル美術館蔵
- 「岩窟の聖母」レオナルド・ダ・ヴィンチ、ロンドン、ナショナルギャラリー蔵
- 「最後の晩餐」レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミラノ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院
2件のコメント
洗礼者ヨハネがイエスに授けた洗礼とは、聖婚のことだったのですね。
「神秘のヴェール」もめくってしまえば、いたってシンプルなものになりますね。
謎は多ければ多いほど、うやうやしく見えたりするものだから、宗教がわかりにくいわけだなぁと思いました。
ダ・ヴィンチの絵も、謎の上塗りでしたけど、わかってくると、その主張に、「くどいわー!」と、ツッコミを入れたくなりました。(^-^;でも、これで3分の1なんですね…。