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- 時間
- 64分
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- 1.0 枚 500 円 ( 税込 550 円 )
概要
ダン・ブラウンは、イエスの足に香油をかけて髪で拭う聖婚の儀礼をしたベタニアのマリアと、イエスの復活を最初に目撃したマグダラのマリアを、同一人物として考えている。ところが、どう考えてもこれは別人である。イエスには二人の妻がいたのか?実を言うと、この二人が別人であって、「フィリポの福音書」に“主の連れはマグダラのマリアである”という文章があるから、誰も謎が解けないでいる。そのへんの全体像がつかめると明確にものが見えてくる。どう考えれば辻褄が合うのか、それを含めて後半は謎解きをしていく。
目次
1.ベタニアのマリアとマグダラのマリア (00:00:00)
ベンジャミン・クレームの著書「マイトレーヤの使命 第二巻」に、ベタニアのマリアとマグダラのマリアの進化段階と光線構造の情報が出ている。これは非常に正確な情報で、この通りである。ということは何を意味しているかと言うと、この二人は別人である。ところが、今まで話してきたダン・ブラウンの説は、ベタニアのマリアとマグダラのマリアが同一人物であるという仮説の上に成り立った説なのである。
2.イエスのエジプトでの修業 (00:04:43)
ベタニアのマリアとマグダラのマリアがもし違う人物だということになれば、全く違うストーリーが出てくる。その違うストーリーというのが「宝瓶宮福音書(ほうへいきゅうふくいんしょ)」で、これにはイエスの伝道活動や生まれてから30歳ぐらいまで何をしていたかが書いてあり、ここではイエスが若い頃にエジプトで修業をしていたところを見ていく。
3.テンプル騎士団の崇拝と儀式 (00:12:35)
次に、テンプル騎士団について書かれた文献をいくつか見ていく。テンプル騎士団が祈りを捧げた石の頭の彫刻“バフォメット”と、その儀式について。
4.マンダ教の思想 (00:22:00)
だんだん核心に迫ってきたが、「レンヌ=ル=シャトーの謎」という文献に、テンプル騎士団がマンダ教に感染していたのではないかと書かれていた。それで次に、マンダ教はどのような思想を持っていたのかを調べていく。
5.レオナルド・ダ・ヴィンチが絵に描いたメッセージ (00:26:53)
これで殆どのジグソーパズルのピースが揃ったので、ようやくレオナルド・ダ・ヴィンチの絵を読み解いていくことが出来る。
6.シオン修道会が守っているもの (00:37:37)
これで全てのジグソーパズルのピースが揃ったので、謎が全部解けるはずである。この一連の全ての知識を持ってすれば、あと謎を解くのは非常に容易である。シオン修道会が守っているのは何なのか?これを裏付ける為に、もう一度資料を戻って全部を逐次見ていく。そして、今世界で着々と進んでいるユダヤ教徒の思想に基づいた野望についての情報を、最後に一つだけ話して終わる。
終わり(01:04:09)
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参考文献
- 「ダ・ヴィンチ・コード (下)」ダン・ブラウン著、角川書店
- 「マイトレーヤの使命 第二巻」ベンジャミン・クレーム著、シェア・ジャパン出版
- 「マグダラとヨハネのミステリー」リン・ピクネット&クライブ・プリンス著、三交社
- 「宝瓶宮福音書」リバイ・ドーリング著、霞ケ関書房
- 「レンヌ=ル=シャトーの謎」マイケル・ベイジェント、リチャード・リー&ヘンリー・リンカーン著、柏書房
- 「週刊美術館レオナルド・ダ・ヴィンチ」小学館
- 「ダ・ヴィンチ・コードの「真実」」ダン・バースタイン編、竹書房
- 「あるヨギの自叙伝」パラマハンサ・ヨガナンダ著、森北出版
- 「ババジと18人のシッダ」マーシャル・ゴーヴィンダン著、ネオデルフィ
4件のコメント
いやー、今回もよかった。ところで、初級宗教シリーズで聖書についての解説の予定はありますか? ぜひ希望します。
Re:ユニティ・デザイン(村岡)より
キリスト教は大変重要なテーマなので、近い?将来の予定に組まれていると思います。
長い道のりになりますが、私たちの持っている宗教についてのあらゆる疑問が雲散霧消していくことになると思います。どうぞお楽しみに。
思わず驚愕の声を発し、最後には深いため息が出ました。
「ダ・ヴィンチ・コード」の内容のみならず、それが流布される背景まで貫く、このような講義を知りえたことに感謝です。
イエス、ベタニアのマリア、洗礼者ヨハネ、マグダラのマリアの関係がよくわかりました。
ダ・ヴィンチ・コード全4回を聴き終えたとたん、先生が夫婦関係が一番大切といっている意味が頭から心に落ちてきました。そして悪や闇は外側にあるのではく自分の中にあることが、はっきりと分かりました。自分の思いや行動が悪や闇と繋がらないよう心の浄化に励みます。ありがとうございました。