家族の絆 〜夫婦(69):ニーチェ(超人)〜

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前回に引き続いてニーチェです。
「ツァラトゥストラ」 ニーチェ 中公文庫
この本の中に彼の思想はほとんど全部はいっているので、この本をテキストに使って見ていきます。
彼は文才があって、詩人としての才能も豊かで、なかなか凄い文章を書いているんです。象徴的に書かれているんですけども批判や批評が的確です。
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国家は善と悪についてのあらゆることばを使って嘘をつく。国家が何を語ろうと、それは嘘だ。国家が何をもっていようと、それは盗んできたものだ。善と悪についてのことばの混乱。これこそ国家の目じるしである。まことに、死への意志をこの目じるしは示している。
p75-79
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この通りだと思います。わたしたちは、3月11日の大震災を経験するまではこの言葉が良く分からなかったかもしれません。ニーチェの国家に対するひねくれた見方だと。でも僕らは今良く分かっています。ニーチェの言っているとおりなのです。国家はあらゆる方法を使って嘘をつくんです。全部嘘で固めていると言っていい。人々を搾取するために。それが国家なんです。

(講演内容を元に編集:文責シャンティ・フーラ)

参考)宗教学講座 初級コース 第111回 大乗仏教(禅:臨済録)
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6件のコメント

  1. 参考になった(1)

    いつも本論ももちろんですが、現実的な寄り道話も大好きで今回も楽しく拝聴させていただきました。どうもありがとうございました。

    私たち一人一人が自分の責任でちゃんと物事を判断して行動していけばこんな社会にはなっていかないのではないかと思っています。
    ついつい頭のよい方や専門家の意見を鵜呑みにしてしまいがちですが、あくまで参考意見としてのみ取り入れ 自分でちゃんと考えていくことの大切さを痛感しております。
    国から何をしてもらえるか?ではなく自分が何ができるか・・・一人一人の微々たる力が何よりも大きな力になるのだと信じています。

  2. 参考になった(1)
    匿名の匿ちゃん on

    いつも興味深く拝聴せていただいています。
    今回の講演は秀逸でした。私の心にスマッシュヒットでした。

    特に日銀についてのコメントは、非常に勉強になりました。
    「銀行にお金を配るのではなく、必要なところにお金を配ればインフレは起こらない」についてもう少し勉強してみようと思います(三種体癖で頭がないメリベなのでイマイチ理解できていません。笑。何となく自分なりの答えはあるのですが。。。自信なし。)。銀行が利益を追求してはいけないことは分かります。

    真実を知って、良い社会にしていきたいですね。

  3. 参考になった(1)

    今の国家を良くしていくためには、身近な所でも金で動かされない者が増えないと絶対に変わらない・・・。当たり前だよなー。大丈夫かなー、無理そうだな・・・、うーん、自分だけでも努力してみよう!

  4. 参考になった(2)

    ニーチェの超人を、
    自己ー自性ー意識ー個我ーというように図を使って説明して下さるので、理解しやすかったです。そうでなければ、わからなくて読みながら通り過ぎてしまうところでした。

    ニーチェとスピノザがある方が似ていると言われているのを、りんざいの方が似ていると先生が言われました。
    それは、表現の仕方、性格の違い、気質の差であり西洋の人は禅を知らないから、ニーチェは超人とかという名詞を使ったのだと・・・

    世界的に天才で素晴らしい人は、意識が肉体だけではなく顕在意識・潜在意識にまで繋がっているということ。
    私もそういった意識にまで心が繋がっていたいと思いました。

    「あの虹を、あの超人への橋を、見たい」
    ツァラトゥストラが語ったように・・・

    一人でも多くの人々が、どう生きて行ったらいいのかを・・・気付かれて欲しい。
    そして、超人への橋へかかる綺麗な虹をたくさんの人々と一緒に見たいです。

  5. 参考になった(1)

    「欲を肯定、、、」
    が、聞こえて俄然面白くなってきました。今までの全てが肯定出来た瞬間でした。うれしくて聞いてるうちに、次の講義で、もっと肯定を確かなものに出来そうです。足元から確信が持ててホントに嬉しかったです。

  6. 参考になった(0)

    自立している人は国に何かをしてもらおうとは思っていなく、自分が国に何ができるかを考えているとのこと。 自立の観点からみて、初めてケネディの言葉の真意がわかりました。