宗教学講座 初級コース 第178回 グノーシス:三部の教え(経綸)

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  • 1. テーマ:"三部の教え"の人間観と救済観
  • 2. 三部の教え:グノーシスの人間観
  • 3. 三部の教え:グノーシスの救済観
  • 4. グノーシスは神智学の真髄へと繋がる

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90分
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概要

グノーシス三部の教えの3回目、最終回である。人間がいかにして造られ、どういう風に救済されるかという彼らの哲学を見ていく。そうしていく中で、その宇宙の創造のキーマンが誰であるかという部分が神智学と繫がる大事な部分になってくる。

目次

1.導入 (00:00:00)

グノーシスの基礎であるプトレマイオス派の教義では存在した女性原理が、三部の教えでは排除されている。この事から、正統派キリスト教に擦り寄って歪んでしまったことがわかる。しかし、かつて実在した霊的存在と繋がり、リアリティを生む結果ともなった。

2.三部の教えの基本(1)人間の創造に至るまで (00:07:27)

この世界は『上のプレーローマ』、『ロゴスのプレーローマ』、『経綸』という3つの層に分かれている。そこからまた新たな三層構造へと細分化していき、そして造物神が造られ、人間の創造へと繫がっていく過程を見ていく。

3.三部の教えの基本(2)人間の創造 (00:44:04)

人間が、まず天界で霊的存在として造られる過程と、いかにして物質的な肉体を持つ様になったかを読み解く。その中で、矛盾点や思想的に破綻している部分を補う意味で、今までの知識も合わせ解釈に繋げる。

4.三部の教えの基本(3)救済 (01:11:54)

上のものを模倣して下のものを創造するというグノーシスの基本的な哲学が、救済観にもあてはまっているのがわかる。救済に繫がるものが何であるか、その核心を見ていく。

終わり(01:30:55)

※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。

参考文献

  • 「ナグ・ハマディ文書Ⅱ 福音書」岩波書店
アストラル体、アフラ・マズダ、アートマ、エゴ、エロヒム、エーテル体、オリゲネス、サタン、ジーヴァ、チョハン、ディアニチョハン、ピトリ、フォトン、ブッディ、マナス、メンタル体、モナド、ヤーウェ、ヨーガ行者、三つ組み、三種類の木、五唯、五大、五根、仏教徒、個我、地、失楽園、楽園、水、火、空、精霊界、薄い肉体、蛇、転落した大天使、風
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6件のコメント

  1. 参考になった(0)

    肉体とエル体についてと、空気人形の人間が処刑されたという意味について、今までわからなくてモヤモヤしていたのですが、ちょうど今回の講座の中で詳しく説明されていたので、疑問が氷解してとてもすっきりしました。

    貴重な真理を教えてくださって、ありがとうございました。

  2. 参考になった(0)

    質問を2点させていただきます。

    ①空気人形になった人間は生霊を飛ばせる、と別の講座でおっしゃっていますが、
    この講座の中の、五大の空と風の薄い肉体の部分で生霊を飛ばすのでしょうか?

    ②私の周りでは、ここ数年間まったく夢(睡眠中見る夢)を見ていないという人もいれば、よく夢を見るという人もいます。夢はどの意識(肉体?)で見ているのでしょうか?魂を失うということと、夢を見ないということは関係がありますか?

  3. 参考になった(0)

    aimi 様

    いつもご愛顧をいただきまして、誠にありがとうございます。

    この度の2点のご質問につきましては、
    講義内容から逸脱しておりますため、回答を差し上げることができず
    申し訳ございません。

    今後共宜しくお願いを申し上げます。

    (シャンティ・フーラ)

  4. 参考になった(0)

    竹下先生の言う「地球に重なっている精霊界」とは何なのかがわかりました。