試聴映像
- 1. クリシュナムルティの思想と霊的体験
- 2. "プロセス"と呼ばれる肉体的苦痛とサヴィカルパサマディ
- 3. クリシュナムルティの思想:思考の終焉
- 4. クリシュナムルティの教えのエッセンス
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概要
インド生まれの宗教的哲人、教育者と言われ、世界的な知名度と人気を誇るクリシュナムルティとはどんな人物なのか。彼の思想、あるいは体験をあらゆる視点から検証する。そうすることで、珠玉のような教えが存在すると同時に、クリシュナムルティの虚像と実像がはっきりと浮かび上がってくる。
映像編集者のオススメポイント
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瞑想について、意識の領域の説明は必見です。思考と思考の間に広い隙間を作りたい~。
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私もクリシュナムルティを特別視していた時期がありますが、そういう方にとって、この講座は必須だと思います。クリシュナムルティへの幻想が剥がれ落ち、そのエッセンスのみを取り入れることが出来ると思います。
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多分みんな、宗教家って、修行を積んだ偉い人で、だからこそ神秘的なことができると思っている。実は人として当たり前の生き方を全うする方が尊く、進化できるなんて。それにしてもクリシュナムルティって!
目次
1.クリシュナムルティの著作とその生涯(概略) (00:00:00)
クリシュナムルティには非常に重要な本がある。彼の思想を理解するには、どの本を読めばよいのか。また、ウィキペディアから、クリシュナムルティとはどんな人物でどんな生涯を送ったのか、概略を見ていく。
2.クリシュナムルティの神秘的苦痛の真相 (00:07:30)
生涯続いたとされる神秘的苦痛は、肉体的な現象であって決して霊的なものではない。クリシュナムルティ自らの記述を元に検証していくと、クンダリニーの過程で起こる身体的苦痛だと考えられる。クンダリニーのメカニズムと共に、人類が未だ知らない驚異的な進化をもたらす重要ポイントと注意点を解説する。
3.クリシュナムルティの神秘体験「プロセス」と体験のレベル (00:29:45)
28歳の時に始まった神秘的苦痛の後の神秘体験とはどういうものか。クリシュナムルティが実際に見たもの、感じたことを元に分析する。また、その神秘的体験とはどういうレベルに相当するのか。コブラが提供している神智学の体系、ヨーガ・スートラの体系から検証する。
4.クリシュナムルティの哲学〜思考の終焉 (01:15:45)
古代文学の学者との質疑応答において、思考と思考の隙間の重要性を説き、また、思考を超越しようとしているものすら思考であると言う。純粋なクリシュナムルティの言葉そのものではないが、わかりやすいように解説をする。サマーディの過程を応用するやり方は、一見神秘的に見えるけれど、意識の科学であることがわかる。
5.クリシュナムルティの虚像と実像 (01:40:15)
クリシュナムルティの波動はスワーディシュターナ・チャクラである。財団によって秘匿されている赤裸々な実生活の様子を見ていくと、その理由は明らかである。一方で、珠玉のような教えも存在し、崇拝しないことが大事である。クリシュナムルティも成し得なかったパーソナリティを完全に統合する方法とは。
終わり(01:58:13)
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参考文献
- 「クリシュナムルティの神秘体験」J・クリシュナムルティ著、めるくまーる社
- 「生と覚醒(めざめ)のコメンタリ-」J・クリシュナムルティ著、春秋社
13件のコメント
最高に愉しいお話しありがとうございます。笑っていけないと思いつつ、最後の暴露話の時には声上げ笑い出しました。真剣に話されてるのに失礼と思いつつ… 今まさにこの地上で行われている○○学会の教祖さんや○○教の教えを垂れるどこかの坊さんたちを思い浮かべてしまってました。
兎も角、嘘をつかず誠実に生きるこれこそが大切と思い、心を引き締めたいと思います。
聖者という肩書きがあるだけで、
立派な人という先入観をもってしまいがちですが、
彼の実像はまさに「クルシイナムリシティ」ですね。
完全に崇拝することも、全否定することもなく、
素晴らしい教えはきちんと取り入れて
学ぶ必要があるということも大切だと思いました。
思考と思考の隙間の重要性。
なるほど~わかったと思いながら思考しています。う~ん・・
クリシュナムルティの二重人格の要因には、彼の背後でマイトレーヤによる霊導があり、クリシュナムルティの講話の際には常にマイトレーヤが臨在していたからなのかと思いました。
日常に戻ると彼の未熟なパーソナリティが出てくるのは、ちゃんと妻を娶ってしっかりと子育てをせずにいたハイアラーキーの影響が大きいのでしょう。
また、彼の霊的進化が遅かった理由は、正しい師がまわりにおらず、地球に存在する宗教には「心身の浄化」という概念がほとんどないからだと。
彼の思想のエッセンス、自分の思考に「十全に気づき」、自己の思考のメカニズムを理解することでマインドからの苦しみの終焉を説いた部分は、彼の内側から出てきた思想なのか、マイトレーヤの思想なのかが分からない。
ハイアラーキーに属すこと=不幸への道に突き進むことなのだと思いました。
地球にもたらされていたこれまでの宗教の虚偽が、次々に破壊され真実の光の時代へと移行していることを実感できました。
クリシュナムルティによると、「あるがままの私」も思考だが、思考の全過程を暴くことで、思考を超えることができるとのこと。心を見つめることが、意識に焦点を合わせることなのですね。
はっきり言ってmust seeの映像だと思います。パーソナリティーとは何なのか、思考に囚われないとはどういう事か、
瞑想の本来の目的は何かなど盛り沢山だと感じました。昨年以上に今年の激動の波を生き抜くためのエッセンスが詰まっていると感じました。これは竹下氏からの我々の新年に向けてのプレセント?
例え方便でも嘘を日常的につかないようにすると、嘘をつく人を見抜く事が出来る。そしてそのような人が周りにいなくなる
とのご意見は、肝に命じたいと思いました。耳に痛い言葉だと感じました。
竹下先生 ありがとうございました。
今まで、思考と意識というものをごちゃ混ぜに考えていたところが
ありました。意識とは思考を超越したものだったのですね。
それと、添加物を気にしてこれがイカン、あれもダメと気を使って
いるつもりが、囚われとなり波動が重くなってしまう・・・。
これ、まったく自分のことです!
今回の講義は、耳の痛い厳しい(私にとって)側面もありましたが、
とても有意義なものでした。
私は、一時期はクリシュナムルティにはまり、「自我の終焉」を繰り返し読んでいました。彼は、真に目覚めたがため、世界教師の椅子を蹴って、自立の道を選んだ貴い存在だと思っていました。竹下先生の講話の結論は、クリシュナムルティは〇〇〇〇ということでしたので、以前なら相当ショックを受けたと思いますが、意外とすんなり受け取ることができました。こちらのブログや講座を見ているうちに、価値観が変わってきたためかと思います。
今後、覚者の分析をシリーズ化して、行っていただけますと勉強になります。五井昌久、高橋信次も解説いただけるとありがたいです。
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ヨッシー様
コメントの一部を削除して公開させていただきました。
今後共宜しくお願い申し上げます。(シャンティ・フーラ)
クリシュナのことはあまり知りませんが、「聖人」って何なんだろう、と思わされた内容でした。
「方便でも嘘はつかない」改めて肝に銘じます。
食品の添加物などを気にする話がありましたが、昔妹がマクロビを勧められたけど、勧めてる本人が
白髪交じりで髪パサパサ、顔色も悪くガリガリに痩せてて、これじゃとってもやる気にならないわと
言ってたのを思い出しました。
本年もよろしくお願いします。妻や子供たち、部下たちに対する気づきが大事とのお話。自分はいつも自分の事だけ、何もするにも、瞑想するにも、仕事をする、勉強する、手助けする事などすべて自分を満たす事から抜け出ていないような気が最近しています。今年は意識に従って、レベルを下げないよう気を外に向ける事に気を付けようかな?あっ、これも思考かも・・・。ヤマ・ニヤマ、ガヤトリーマントラ、除霊、浄化の祈り、愛のマントラで善性優位の状態を増やして、思考のスキマがたくさんできますように!
ちょうどクリシュナムルティの本を読んでいるところでしたので今回の講義でクリシュナムルティの哲学がよくわかりました。最後の暴露には驚きましたが、、、すごく竹下先生の目の神秘的な光りが気になりました。
思考と意識に関する竹下先生の解説が素晴らしかったです。
禅の悟りで言われるあるがままの自分とは何なのか?
クリシュナムルティの発言では分からないことも、この講座では分かりやすく説かれています。
意識の拡大とは何なのかを教えて頂きました。
とてもためになる講座でした。意識を意識することがわかりました。ありがとうございました。
「意識というのは完全に思考でも心でも体でもなくこれを越えている・・〜・・なのに自分で意識を思考とか心のレベルに落としてしまっている」
という言葉に確かにその通りで、勝手に思考や心に落としてネガティブになって悩み事を作り出し
波動を落としてしまっている!と気づきました。
その後の意識の力をもっと研ぎ澄ませて拡大していく〜からのお話もすごくわかりやすく、そのようにしていけばいいんだとわかりました。
「気にしない、不安を持たないで、心、思考にかまわない」で、その上で”気づき”をどんどん深めていく。
気づきをありのままに気づいていくこと。
その他、これはクリシュナムルティの言葉ですが、「己の投影物でいっぱいになるのは〜」の言葉についつい幻を追いかけてしまう自分に気づくのでした。
プラズマ体やサマディの世界の見え方の例え話がわかりやすく、イメージしやすかったです。