宗教学講座 中級コース 第104回 アメリカ政権の変遷8(中編)

試聴映像

  • 1. ユーゴスラビア紛争でわかる欧米の策略パターン
  • 2. NATOによるコソボ空爆 〜 本当に裁かれるべき者は誰か
  • 3. ロシアの財政危機から債務不履行までの流れ
  • 4. 大儲けを狙う資本家達の裏をかいたロシア

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概要

前回、各国の実例を挙げながらアジア通貨危機を見てきた。今回はコソボ紛争とその紛争中に起きたラチャクの虐殺、そしてコソボ空爆までの大まかな流れと背景について解説する。またアジア通貨危機の余波を受けて経済破綻したロシアのデフォルト(債務不履行)についても話す。

映像編集者のオススメポイント

  • 無罪の人が捕まり、本当に裁かれないといけない人達が政権を握っている。大統領の背後でユーゴスラビアの空爆を操っていた面々にも驚嘆しました。このような理不尽なことは許されない。どうか正義が行われますように…。 (ミルキーユ)

  • いよいよコソボ紛争。詳しくは「アメリカ政権の変遷9」以降で扱う予定ですが、今回はコソボ紛争に深く影響するマフィア国家・アルバニアの実態も見どころです。ならず者国家と繋がるマフィアとヤクザが跋扈する世界…我々は賢く生き抜きましょう。 (るぱぱ)

目次

1.コソボ紛争の概説 (00:00:04)

ユーゴスラビア紛争でアメリカはその後の手口の雛形を作り上げた。そのユーゴスラビア紛争の過程の中で勃発したコソボ紛争について簡単に解説する。またコソボにおいて横行していたアルバニア人による犯罪行為や暴動についても見ていく。

2.アルバニアでのねずみ講とその破綻で起こった暴動 (00:23:09)

アルバニア政府は国家レベルで「ねずみ講」を行ない、武器密輸を黙認した結果、経済的混乱を招いた。そうした経緯や背景について解説する。またアルバニア・マフィアが関与した武器密輸に触れながら、世界を実質的に支配しているのはマフィアであることを話す。

3.ラチャクの虐殺からミロシェビッチの死まで (00:39:45)

ラチャクの虐殺からセルビアのミロシェビッチ大統領の死までの大まかな流れを掴む。西側諸国が提示した不平等極まる和平条約を拒否したセルビアは、コソボ空爆によって壊滅させられた。この空爆をクリントン大統領に指示した背後の存在についても触れる。

4.コソボ紛争中に起きたラチャクの虐殺 (00:51:39)

コソボ紛争中のラチャク村で起こった虐殺事件に対して、見解が全く異なる報告書が検討される中、メディアと米国政府は一方的に責任をセルビアに押し付け空爆する。こうした経緯と背景について解説する。また国際法を完全に無視したアメリカのジャイアニズムについても触れる。

5.ロシア国債のデフォルト (01:01:41)

アジア通貨危機の余波を受けて、ロシア経済は完全に破綻しデフォルトに追い込まれる。だが実のところ、経済破綻した国がデフォルトすることは通常は許されない。なぜロシアにそれが可能だったのか、その理由を日本のバブル不良債権問題の例を踏まえながら解説していく。またデフォルト寸前の国家が取る経済政策、経済破綻後の国家がさらに疲弊していくパターンについても話す。

終わり(01:20:57)

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