Vol.32からの続きです。
窓サッシの搬入
ちょうどログが積み上がるタイミングで、3ヶ月前に発注していた窓サッシが出来上がっていました。
窓や玄関扉がつくと防犯面で安心のため、2週間後に現場へ搬入してもらうことにしました。
窓サッシは、工場から貨物輸送されたものを、窓サッシメーカーと提携されているガラス屋さんがログの中へ運んでくださいました。
近所の人から、道具や設備品の窃盗に気をつけるようにアドバイスをもらっていました。夜間は誰もいない現場にたくさんの建て具を置いておくのは心配で小さい窓サッシから順番に取り付けることにしました。
それによって屋根仕舞いが遅くなってしまったので、屋根ができてから窓サッシの納品をしてもらえばよかったです。
夫が「ぐっじょぶ!」だったのは、サッシの営業さんとの打ち合わせの時に、”ガラス後付け”の相談をしていたところ!
その結果 搬入時点では、小さい窓を除く 7割のサッシにガラスが入っていませんでした。
重たいガラスが入っていないことで、サッシの取り付け施工がずいぶん楽にできました。 (ガラスが入っていると小さい窓でも 施工が重たくて大変だった…!)
関係者の方々のご協力に感謝です。
窓サッシの取り付け
建具を取り付ける箇所のログ材には溝があります。この溝にセトリング対策用の木材を入れ、この木材に建具を取り付けます。
セトリングでログ壁が下がっても、建具がスライドする仕掛けになっています。
建具の上部にもセトリングスペースを設け、セトリングを吸収します。
セトリングスペースがなければ、ログ壁が下がって来たときに窓の開閉ができない不具合などが起こるそうです。
知り合いや近所の人が見にこられたとき「窓の上の隙間は、設計ミス?!」と聞かれたところでした。
サッシの取り付けは、水平になるように気をつけながら、内側と外側を釘やビスで止めていきます。
ほとんどのサッシは夫が一人でとりつけましたが、高所は夫と私が室内・室外に分かれ、一人が支え、一人が釘打ちをしました。
サッシ取り付け後、セトリングスペースには、床や天井の断熱材の余りを入れました。
セトリングスペースだけでなく、窓サッシの周りの隙間にもしっかりと断熱材を詰め込みました。
最後に、セトリングスペースを仕上げ材で隠します……が、まだほとんどの窓を仕上げないまま暮らしておりますっ!
サッシを取り付けたところで、ガラス屋さんへ連絡。ガラスの搬入と取り付けをお願いしました。さすがプロ!4人の職人さんが1時間ちょっとで取り付けされました。
ガラスが入った翌日に、例年より早い初雪!
「初雪前に建て具が入り、ホッとした」と日記に書いてありました。
◆ お願い ◆
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