シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: 日誌(パータ)

[スタッフ日誌] 第307回 パータの庭便り45

こんにちは。
またまた大変ご無沙汰しておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ここしばらくは素晴らしい晴天が続き、外が気持ち良いので、敷地の管理、豆類の収穫などで忙しくしております。皆様が育てられている作物や花々の様子もいかがでしょうか?
私は、家の外で行う畑仕事や経筋体操のおかげで空を見上げる回数が多くなり、近視が改善してメガネを作り直しました。
空を見上げると飛んでいる鳥が…、10月になっても上空をツバメが飛んでいるのを何度も見ました。ある時は、20羽以上のツバメがうちの上空を飛び交い、その美しい飛行風景に見とれて20分くらい至福の時を過ごしました。背中が赤かったので、よく見かけるツバメではなく、コシアカツバメだっだようで、渡りの途中でうちの敷地の上空で食事に立ち寄ったようです。草の多いうちの敷地の上空には虫がたくさん居るのでしょうか。

さて、少し前(10月6日)のことですが、あまりにもすっきりと直線で切れた雲が出ていました。

やたら地震雲も見かけて(写真は10月21日撮影)、少し心配した10月でしたが、今のところ大きな出来事はなくほっとしています。しかし、燃料や食料はこれまで以上に備蓄しております。この生きにくい世を皆と共にうまく乗り越え、明るい日が来るようにと願っております。

【ムカゴ】

うちの北側の斜面にヤマノイモのツルが生えており、人生初めてそのムカゴを収穫して味噌汁に入れて食べたら、とても美味しかったです。

このムカゴを植えれば、ヤマノイモが育つらしい。私より何年も早く実行された方の面白い体験談はこちらです!

【美しい虫】

ガレージの地面にキラキラ光る甲虫が落ちていて、ひっくり返って足をばたつかせておりました。手を、いや指を差し伸べるとすぐに指につかまり手乗り虫になったので、夫にカメラを持ってきてもらって撮影。しかし元気がない。
これまでも何度も、地面に落ちて弱ったスズメバチにハチミツを与えて復活させたことがあるので、ものは試しと、水で薄めたハチミツをスプーンの先で虫の口元に持って行くと、少し舐めたかと思ったらススっとスプーンをよじ登り、あれよと言う間にブーンと飛んで行ってしまいました。人間と虫では寿命が50倍くらい違うだろうから、私の10秒がその虫にとっては8分位だったかも。それなら虫はちょっと休憩して飛び立ったということになるかと思います。

後で調べてみると、オオセンチコガネという甲虫でした。光って美しいのは、幼虫の時、動物のフンニョーラちゃんを食べているからかも知れません。

【サツマイモ】

5月に20本くらいのサツマイモのツルを畑に植えました。雑草の生える速度に草刈りが追いつかず、ススキやヨモギに埋もれていたサツマイモたち。10月に入ったら掘り上げた方がいいと聞いたので、勇気を振り起してその混沌状態の畑に立ち向かいました。鎌で草を刈りつつ、サツマイモのツルの根元を見つけてスコップを掘り入れると、1個だけ小さなサツマイモが出て来ました!

今年はサツマイモが不作らしく、うちもそうかなと一時諦めかけましたが、畑のあちこちを掘り起こすとサツマイモが出てきて、写真の3倍くらいは収穫できました。

「試しに植えてみんちゃい」と渡した2本のサツマイモのツルからたくさんサツマイモが収穫できたのを見ると、土地に栄養が無い方がサツマイモは良く育つのは本当のようで、食料危機の時に活躍する植物だとわかります。
サツマイモを見つけるのに畑全体を掘り起こしたので、ついでにススキの根っこは可能な限り抜いて整地しその後にイチゴの苗を植えたので、来年の春にどうなるかを楽しみにしています。

【今日の情報】

無事に2023シャンティ・フーラカレンダーを売り出すことが出来ました。大きく安堵したのはシャンティ・フーラスタッフの面々。
すでに、皆様のお手元に届いている頃と思います。お買い上げくださった皆様、本当にありがとうございます。

今年は、表紙の雰囲気で統一するように、各月の色合いを決めていきました。

今回も協力者さんと一緒に色選定をしましたが、私が作った色見本リストを使うと相当に時間短縮でき、下準備を十分にすることの大切さがよくわかりました。

また、今回1月の花がオオイヌノフグリに決まりまして喜んだ私。同じように感じて下さっている方も多いのではないかと思っています。
一つ一つの花については語りたいことがたくさんありますので、別のブログでご紹介するつもりです。皆様のお手元で、うちの花々の写真が愛でられていると思うと、大変嬉しく感謝しています。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第306回 パータの庭便り44

皆様、こんにちは。
10 月に入っても日中の気温が高く、部屋の中でピヨちゃんタンクトップのみで過ごすこともあります。しかし、朝夕が結構冷え込み、寒暖差で身体の調子が少しおかしくなりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
世を見渡してもあまりいい話題が無いのが残念です。世界の人々が無事にこの冬をやり過ごせるのか? 多めにオガライトを仕入れた私たちです。(トイレットペーパーもです。)

さて、太陽に当たれば元気になるかしらと外に出て、「四つ葉のクローバーないかな?」としゃがんで探し始めたら、すぐに、目の前に3つの四つ葉のクローバーがあるのを見つけました。
いいことがたくさんありますように!

【腕乗り蝶】

ログハウスの脇で経筋体操をしていたら、蝶にストーカーされました。耳元でバサバサ音がするので何かと見れば、蝶が私の周りを飛んでおり、腕にとまって熱心に私の肌を舐め始め、離れません。
夫にカメラを持って来てもらい撮影しても、舐められ続ける私。
数メートル場所を移動すると途中で蝶が離れたので、ほっとして経筋体操を再開。しかし、しばらくしてその蝶がひらひらと飛んで来て、また私の体に付着し離れず。

探しに来た?不思議なこともあるものだ!と嬉しい時間を過ごしました。しばらく一緒に居た後、速足で居場所を変えたら、山の方に飛んで行きました。その後もアブやらトンボやらにも寄られたパータでした。朝食べたハチミツの匂いがしたのかしら。

【花束】

昨年秋にダリアの球根を掘り上げ、新聞紙でくるんで段ボール箱に入れ 5°C以上で保管しました。
5月に段ボールを開けると半分は腐っていました。無事だった球根を、発芽点がよくわからないままおそるおそる分球して地面や植木鉢に植えました。すると、6 割くらいが育ち、きれいな花を咲かせてくれました。一緒に写っているのは、種から育てた小花タイプの百日草です。

【枝豆など】

我が家で採れた黒豆の枝豆が最高に美味しい。この世に幸せがあるとしたら、採りたての枝豆を食べること、ビールと一緒に!

昨年に引き続いて、今年も小豆、千石大豆、黒豆を育てています。豆をセルポットに蒔いてしっか り成長してから畑に移植したのと、地面に直接豆を蒔いて防鳥ネットで保護して育てたのと 2 通り あります。どちらも良い出来で虫食いも少ないです。
花の時期にいい感じで雨が降ったのも良かったのかも知れません。
今年は昨年の 3 倍の面積に植えており、作付面積が増えればそれだけ草刈り(草の根元で切って根 元に伏せる)の手間が増え、収穫後の脱穀もどれ程時間がかかるのか...と少し不安があります。こ の枝豆の美味しさを思い出しながらガンバルダするつもりです。

さて、畑のあちこちにこぼれ種から育った小豆が実をつけ始めました。小豆が育てやすいのがよく わかります。私が豆を植えた小豆より 2 週間くらい成長が早いようで、来年は早めに小豆を蒔くの がいいのかもと思っています。
さて、それらの自生した小豆は早くも収穫時期が来ているわけで、サヤがはじける前に、茶色くな ったサヤを見つけては収穫せねばなりません。今後、畑中を毎日のように見回ることになりそうで す。収穫に手間がかかるので、小豆が高価なのですね。
昨年収穫した小豆は 1.7 ㎏。無農薬の小豆は手に入りにくいので、育て甲斐はあります。食料危機 の備蓄用として残してあり、まだ食べていません。今年たくさん収穫できるよう、自分を奮い立た せております。

【今日のお勧め】

物価上昇の煽りをくって、シャンティ・フーラでも 10 月からアリサン商品が値上がりしました。
食料備蓄に役立てばと扱い始めたアリサン商品ですが、私はナッツ類の購入に重宝しています。でも、フラックスシード、玄米ビーフンは購入して食べたことがありませんでした。

フラックスシードについて色々調べてみるに、輸入食品安全基準の 10ppm を超えるシアン化合物が 含まれているため、日本ではスプラウト用としてのみ輸入・販売が認められているとのこと。しかし、海外ではスプラ ウト用ではなく食用として販売されているかなりのスーパーフードらしい。こちらにフラックスシードについて詳しく書いてありま す。

消化が悪いので、よく噛むか、すりつぶす必要があるとのこと。

スパイスミルに塩とフラックスシードを入れ、挽いたのを玄米ご飯にふりかけて食べてみました。
結構美味しい。
(注:「食品」として販売しているものではないため、自己責任で行っております

電動ミルで粉にする方法もあります。

この粉もご飯にかけて食べてみましたが、私には美味しく感じられました。しかし独特の匂いがあ り、苦手な方もおられるかも知れません。また、酸化を防ぐために小まめに粉にするのも、結構面倒に感じるかも知れません。
しかし、ヘンプシードと同じく、身体にはとても良いものだというのが我が家の意見。毎日スプーン 1 杯くらい食べ続けるつもりです。

さて、玄米ビーフンの方は、沸騰したお湯で 10 秒戻して、薄切り野菜とちょっと炒めて味付けすると、とても美味しかったです。春雨や細いスパゲッティより使い方が簡単、便利だと思います。 備蓄にも向いていますね。

皆様にとって、美味しいとか体にいいとかのメリット面を感じて、シャンティ・フーラの商品をご購入いただければいいなと思うのでした。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第305回 パータの庭便り43

皆様、こんにちは。
9月に入ってやっと気温が30℃を下回り、大層楽になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

英国のエリザベス女王の訃報や各国の指導者の入れ替わりなど、良い方に向かっていると思いたい。しかし、食料品やエネルギー価格の上昇、食料危機、日本のオミクロン株対応ワクチン推進政策などを見ていると、もうしばらく人々の目が醒めるまで厳しい事態が続くのか、今後どうなってしまうのだろう?と気が抜けない日々を送っています。ワクチンに騙され続けるのを見聞きするのも辛いです。

私、ガーシー暴露動画がきっかけで世の中に変革が起こるかもと少し期待したんです。それで、ガーシーさん近辺の色んなYouTube動画を観漁って、今人気のユーチューバーさんたちの発信内容がどんなものか?と少し時間をかけて社会勉強をしました。そうすると、すでにお金をたくさん稼いだ人が、“お金がたくさんあっても幸せになれない”とか、暴露動画に賛同の意を表すにあたって“嘘をつくのはいや”と言っていて、人には必ずいい面があるな、と嬉しく思ったのでした。でも、よくよく観察するに、知名度を上げたい、女の子にモテたいといった動機が大きいのを感じてしまい、社会的成功を追い、都会の生活、仕事の緊張感が好きな方に、自然豊かな環境でリラックスして過ごすのは幸せだよと伝えても伝わらないかもね…と思いながら、広い敷地の草刈りに励むのでした。

【カボチャ】

うちの敷地の畑で勝手に生えたカボチャの花です。濃い黄色が美しいです。

この春は、まずは育てて体験!と、セルポットに多くの種を蒔いたら苗がたくさんできて、その後の管理に追われました。
なんやかんやと色んな種を小さな段ボール箱に集めています。その箱を探っていたら2020年、2021年と書かれた封筒があり、カボチャを食べた後、その種を採って保存していたのを思い出しました。 試しにそのカボチャの種をセルポットに1つずつ蒔いたら9割以上の種が発芽し、しっかりしたカボチャの苗が20個以上出来ました。それを畑のあちこちに植え、放任のまま時が経ち、ちゃんと育って実をつけた株は、植えた苗の3割くらいでした。自然農法で何かの実を採ろうと思えば、植える苗を多くするのがいいのだろうと学んだところです。

畑を見渡せば、あちこちのフェンスや植物に絡んでぶら下がれる高さ50センチくらいの所にカボチャの実がついているのです。動物に食べられないように高い所に実をつける習性があるのかもと思って、来年はフェンス沿いに苗を植え、キュウリのように上に伸ばしてカボチャを育てるつもりです。皆、考えることは同じのようです!

【アサガオ】

アサガオの苗もたくさん作ってしまって、あちこちに植えました。プランターに10個くらいの苗を植えたら、このように競って大きくなり、たくさんの花をつけました。

【9月の苗】

皆様、コメントしてくださり、ありがとうございます!また、自然農法で作物を作る同士の方がおられて、嬉しく思っています。直播きして成功しない理由の一つにアリさんの存在があることを知って、大いに納得したところです。アリさんに種を運ばせるために、エライオソームという物質を付ける植物まであるそうですね。種まき、苗の育成など、成長の初期段階は目をかけないといけないのだろうなと思います。植物相手も人の子育てと一緒ですね。

この秋、セルポットに種まきしたのは、右から、白菜、芽キャベツ、のらぼう菜です。いい具合に発芽してくれましたが、うまく育ちますように。

【今日の情報】

ガサガサ、ドタンと音がして、夫が窓の内側から外を写した風景です。近くにあったカメラを取って写真を撮るまで逃げず、写った近所の猫ちゃんです。スズメを狙って餌場に飛び上がって失敗して、ばつが悪そうに「見つかったか!」という感じがしますね。

さて、猫の背景は我が家の納屋です。内側を初公開!

以前は息子の寝室でもあった5.5畳ほどの小部屋です。内装はヒノキ材。乾燥が十分でなかったので苦労して大工さんが施工してくださり、その後木材が乾燥したので隙間がいっぱいで、山小屋風の仕上がりです。奥にあるのは、マッサージチェア。私たちの凝った身体を揉み解してくれます。
写真手前にも4.5畳ほどの部屋があり、そちらの内装は杉材。食糧や息子の紙飛行機などでいっぱいです。

そのひと隅に、アージュナー・チャートとカレンダーポストカードを飾ったテーブルを置いて仕事ができるようにしたものの、断熱材を入れていないので使える時期が限られ、いつも夫の居るログハウスで仕事しているパータです。

2005年頃、納屋作りを始め、近所の材木屋さんに材料を頼み、夫と一緒に骨組みと一部壁まで施行しました。

大きな基礎石を図面通りに配置し、垂直に柱を立てるのに、夫の数学の知識が役立ったのが楽しい思い出です。しかし、忙しくなって自力での建設を断念し、大工さんに仕上げをお願いして総額190万円で作りました。しっかり作り上げているので、手入れを怠なければ、100年もつと夫が申しております。家は自分で建てると安くつきます。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第304回 パータの庭便り42

皆様、こんにちは。
暑い暑いと過ごしていたら、もう9月。いかがお過ごしでしょうか?
暑さが少し和らいでホッとしたいところですが、犬HKのニュース報道を見ては、その内容おかしくないかい? と叫び、観なきゃいいがと思いつつ、どんな変なニュースを流しているか観ておかなくちゃ、と気持ちを奮い起こしているところ。
新しくオミクロン株対応ワクチンが出来たそうで、早ければ今月半ばから接種開始らしい。加藤大臣が勧めてるよ…世界で最も真面目にワクチン接種したこの国が最も感染者数が多いその理由を考えないのか? もうこれ以上辛い思いをする方が増えないようにと願うばかりの日々です。

そんな中、正しい医療を目指して頑張って下さる方々の存在がありがたいです。

東北有志医師の会のTwitterによると、↓の動画
を『仙台市広瀬通り電光掲示板』で流しているそうです。

時事ブログ・まのじ編集長さんの記事でも、東北有志医師の会さんがその危険性を詳しく伝える動画を取り上げておられますが、その動画の概要欄には、“武漢型コロナワクチン接種者(あるいは感染者)にオミクロン型対応ワクチンを追加接種すると、かえって感染拡大をもたらし、重症化や次の変異にも対応できなくなる危険性が強い”とあります。

新しいオミクロン型対応ワクチンは、武漢型とオミクロンBA1両方に対応した二価ワクチン。しかし、今、日本に流行しているオミクロンはBA5かBA4で、BA1は流行っておらず、そのワクチンが効くはずないし、どんな悪い影響が出るかよくわかってないけど、とりあえず日本人に買ってもらって試す!ということらしい。
人をここまで馬鹿にして、あの世に送り込みたいのか?!

2月頃より、真実に目覚めた多くの方々が繋がって色んな動きが始まり、それなりの効果があってワクチン接種の危険性がかなり伝わったと思いますが、未だに日本政府は愚かな行動をとり続け、簡単に騙される人もまだおられるわけで、なかなかに厳しい世の中です。

本当のことをちゃんと知って理解することが変革の大きな一歩と思って、東北有志医師の会さんの動画は長いですが、私もちゃんと最後まで観るつもりです。なかなかに、明るい情報がほとんどないのですが、外を見れば、花が咲き実をつけてくれる植物たちの存在が、私にとってのかなりの救いになっています。

【ブルーベリー】

ガラモン畑にある数本のブルーベリーの木がたくさんの実をつけ、収穫するのが大変です。無農薬で育ったブルーベリーを、どこかに出かけずとも収穫体験できる豊かな地にある我が家ですが、採るのはちょっと大変。私が実を摘み始めると、どこかで見ているのか、ヒヨドリが「自分のは残しておいてね」と鳴いているように聞こえるので、ヒヨドリのために少し残します。

お盆休みに息子が帰省して草刈りなどの土地の管理を手伝ってくれたのですが、その時、ほぼ1㎏のブルーベリーを一緒に収穫しました。

疲れた時に食べるブルーベリーは各段美味しく、素晴らしいエネルギー供給源!ああ、もう疲れた、もう止めようと思って2~3個ブルーベリーを口にした途端、不思議なことに、草刈りが30分追加で作業出来たのには驚きました。

【ミディトマト】

種から育てたミディトマトが大豊作です!

2年前、冷蔵庫の中で腐りかけたミディトマトを豆腐の容器に2,3個入れて家の外に放置していました。腐ってカビが生え、そのことを忘れた頃に乾燥して皮と種が残っていたので、紙封筒に入れて保存していました。
今年こそ!と、4月に種まき用のセルポットに蒔いてみたのです。外はまだ気温が低く、光を当てない方がいいと知り、室内で段ボールをかぶせていると数個の芽が出ました。しかしそれらはヒョロヒョロのもやし様の芽で、屋外に出したらすぐに倒れてしまい、ああ失敗…と落胆して、その後、テラスに放置。その存在を忘れた頃、ふと気づくと他の種がちゃんと発芽していたのです。「手をかけずとも芽が出るんだ!」とわかったところで、9センチポットに移植して十分大きく育てた後、畑に合計10株ほどの苗を移植しました。
暑くなったらぐんぐんとあちこちに枝が伸び、支柱に枝を止めていないし、地際にたくさんのトマトが生っているのを宝探しのように草の中をかき分け見つけては拾って、シャンティ・フーラのスタッフにも分けられるほどの量が採れています。結構美味しい!
トマトから種を取って蒔けば育って実が食べられるなんて、とっても楽しい。

【百日草】

昨年に「百日草」の種を蒔いて育てたことをお伝えしました。
冬にその種を取り、今年5,6月に種をセルポットに蒔いて100個以上の苗を育て、大きくなったものから順にあちこちに植えました。

夏の暑い時期に花をつけてくれて、ちょっとした花畑があちこちに出現!
草を刈った所に多くの苗を植えるのは少し面倒でしたが、咲いた花を見れば、喜びいっぱい。

ちなみに、畑に直蒔きした百日草は全滅でした。セルポットに種まき培養土を入れて種まきした百日草は、8割以上の確率で芽を出します。私は間引いて捨てることをせず、全て育てております。どんなに生育が悪い苗も必ず花をつけ、がんばってくれるのが愛おしいです。

【パータの思うこと】

9月に入ったので、Earth, Wind & Fireの曲「セプテンバー(September)」 が好きなミーハーパータが、この曲の優れたカバー演奏2つをご紹介します。

コロナが流行り始めて、家に居て時間がある世界中の人々がYouTube動画を見漁り、出会った多くの方が高い評価をしているのが、このオーストラリアのコピーバンドの演奏です。
そして、もう一つが、私の大好きなバンド「Leonid & Friends」の演奏以前紹介したことがありましたね!

どちらも、音楽をこよなく愛しておられるプロの演奏であり、音楽好きの人々が国の違いを超えてその演奏を喜び、同じ曲を聴いたその喜びが繋がって世界の平和につながるといいなと願っています。
ただし、ワクチン接種が広まったことで、ミュージシャンの健康などがとても気になるところでもあり、動画の波動を調べていないことをご容赦ください。

それぞれの方々がいつまでも健康を保ち、良い演奏が続けられますようにと願っています。

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パータ こと 泰子

[スタッフ日誌] 第303回 パータの庭便り41

皆様、こんにちは。
今年は行動制限がないそうで、人の動きが活発なお盆休のようですね。私はいつもと同じく自宅で過ごすのですが、皆様が過ごされるこの時期が安寧であるようにと願っております。
それにしても、空がおかしい。

8月9日撮影

さて、今回は花ではなく農作物のお話です。

【観葉サニーレタス】

今年4月より色々な作物の種を畑に蒔いてみたのですが、ラディッシュが10個ほど収穫できた以外何も育たず、お先真っ暗の気分になっていました。畑でダメならと、苗を育てるセルポットに種まき培養土を入れてサラダミックスの種を蒔いてみたのですが、無事に育ったのがこのサニーレタス1株だけ。この貴重なサニーレタスを手に、どこに植えようかとあたりを見渡して何も育っていないこの鉢が目に入り、植えてみるとなかなか様になり、今、元気に大きくなっています。

【キュウリ】

6月30日撮影

5月に、ひょろひょろに徒長していた売れ残りで安くなったキュウリの苗(品種:夏すずみ)を2本買いました。これまでもキュウリの苗を植えて数本のキュウリを収穫できたことはあるのですが、うまく育った記憶がありません。少し弱った苗だしうまく育つかしらと思いながら、畑にキュウリの苗を植えました。
最初はウリハムシに食われて元気もなくどうなることかと思っていましたが、その後元気に育ち、1日1本くらいのペースでキュウリが取れます。残念だったのは、間違って1本の苗を根元から切ってしまったこと。

8月3日撮影

さて、キュウリの育て方については、「立ち作りでは5~6節までの子づるは摘除し、それから上の子づるは本葉2枚のすぐ上で摘芯します。親づるは自分の手が届く高さで止めます。地這い品種は親づるの本葉5~6枚のところで摘芯し、子づる4~5本を伸ばします」という感じで、摘芯して育てるようにと説明されることが多いです。摘芯は手がかかるし、キュウリを切るのは嫌だな、そういう育て方がベストなのか?とずっと思っていました。そうしたら、この動画のサムネイル画像に“摘心するからきゅうりは枯れる”と書いてあり、動画の10分以降では、長く収穫するための「つる下ろし栽培」の解説がありまして、これまで感じていた疑問が解決したのでした。
「つる下ろし栽培」は「マンションのベランダやお庭の限られたスペースを有効に使えるキュウリ栽培の方法」とのことなので、気軽にキュウリ栽培を試してみると面白いと思います。

摘芯されることなく、うちのキュウリさんが1本の茎で自分のペースで実をつけてくれ、それが大層美味しい。

【草刈り仲間】

数十坪の住まいの土地ですら草の管理が追いつかなくて、造園業者さんに家の四隅をコンクリートで固めてもらい、きれいに庭作りしていただいたのが2011年。その時の変遷の様子はこちらで見ることが出来るのですが、何度見ても感動します。あまりにも荒れ果て日本の風景に見えなかった我が家が一瞬混沌から解放されたのです!
しかし、あの時よりもっと緑の多い今の我が家の敷地。そして、私が管理する土地も数倍の広さになりました。でも何とかやっていられるのは、良き相棒がいるからです。

エンジン式の草刈り機は重いし、ガソリンを扱うのは怖いところなのですが、このマキタの充電式草刈り機は、3枚の樹脂刃で切るので安心感が高く、重さが2.8㎏で取り扱いやすく、エンジン式の草刈りの半分くらいの仕事率ですがザクザクと草を切ってくれ、大変役立っています。
もう1つ最近加わった相棒が、上の写真右下にある小さな充電式ヘッジトリマーです。これが大層優れモノ。ポールで伸ばせば、高い場所の枝(8mm以下)も切ることが出来ます。畑の際の雑草を刈るのに大変適しており、軽くて片手で扱えるので、大変重宝しています。
7種体癖の私は、パワーのある機械やら車が好きなようです。

【パータの思うこと】

うちは、佐賀の藤井農園さんから無農薬野菜を取り寄せています。とても立派な無農薬野菜が宅配で届きますので、実際のところ、農業をする必要はないのです。しかし、物流が止まるかもしれないし、自然農法をしたかったという夢もあったし、土地は広いし、自然農法の手ごたえを試したくて、今年色々やっています。
さて、藤井農園さんの様子を連載した過去の記事を見ていただくとわかるように、雑草と共存した農業が出来るのです。しかし、それには大変なパワーが要るし、経済活動としては効率的とは言えないだろうと思います。しかし!届く野菜は美味しいです。どうやったらそんなに立派なホウレンソウやニンジンに育つのだろうと、いつも感嘆しています! 私は全然育てられないのに!

さて、藤井さんは、広島大学 発酵工学科 微生物学科を卒業されておられ、お酒の発酵の研究をされていたとお聞きしましたので、実験して記録して再現して改良してといった作業はお手の物なんだろうなと想像しています。そうでないと、広い土地で多種類の農作物を、不耕起、無農薬で、あんなにたくさん作ることはできないだろうから。
記事の写真をご覧になっていただくと、放任して草だらけに見えるかも知れませんが、実際には、雑草の種類ごとに細かな計画を立てて一番良いタイミングで雑草刈りをされ、最大限に草を生かしておられるようです。農業こそ、根気強さ、緻密さ、計画性、膨大な知識を蓄える能力が必要とされる分野なのだろうと思います。

人に言われた通りにするのではなく、創意工夫、改善する能力が問われるのは、どんな場面でも同じかも知れません。私の場合は、記憶力、継続力、体力が…弱い…の…でもガンバルダ。

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パータ こと 泰子

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